2020年7月8日水曜日

Kondo / オーディオ・ノート KSL-LPz ラインケーブル





もうひと月(6月9日)ほど前に事ですが、ノベルトさん(こちら)とダビッドさん(こちら)を我が家にお招きして、色々と聴いていただきました。その際に、ダビッドさんが持ってきてくださったのがこのケーブル。欧米のオーディオファイルの憧れ、わが国のオーディオノート(海外ではKONDOのブランド)のKSL-LPz。 既に生産終了品ですが、現行品であった頃は同社のラインケーブルのフラッグシップ製品。かなり値の張るケーブルであるので、それだけの価値のある音質なのか?と僕はずっと懐疑感をもっていました。実際に見てくれも、細身で軽く、やわらかくてごく普通のケーブルです。

いやー、聴かなければよかった...。大袈裟かもしれませんが、オーディオのベクトルで音が良くなると言うよりも、オーディオ再生の枠を抜け出て、一歩、ライブやスタジオで実際に演じられているであろう音に近づいたと言う感じ。とくに人の声やアコースティック楽器の自然なリアルさは白眉です。解像度は高く、小音量でも聴きたいと思えば細部が聴こえるし、音楽の没頭したいと思えばオーディオのことを忘れて聴けるという感じです。

特に音源が良いとその傾向がより顕著にでました。




例えば、このM.a. Recordingsの Songs from Within-Sheila Jordan (ボーカル)+ Harvie Swartz (ベース) 。名録音で知られるTodd Garfinkle氏が松本ザ・ハーモニーホールでペアマイクで録音したCD(ライブ録音ではありません)。この録音から、こんなにふくよかで生々名ボーカルと質感豊かなウッドーベースの音が聞こえたのは我が家のシステムでは初めてのことでした。

 ダビッドさんがラインケーブルはKSL-LPz以外使いたくないといっていた事がやっと理解できました。僕が余りに感激していたので、もう一ペアもっているから、暫らく使ってみていいよと貸してくださりましたが、10日ほど後にケーブルを返した時はとても残念な気持ちでした。

オーディオノート社 HP: https://www.audionote.co.jp/jp/

2020年7月3日金曜日

Baden



バーデンのベートーベン・ハウス

今週のウィーンは30度近い日々が続き、もう真夏の暑さです。さて、先週の日曜日(6月28日) はオーディオ仲間のノベルトさんと奥様にお招きを頂き、妻と二人でバーデンへ行ってきました。 バーデンはウィーンの南、車でも電車でも30~40分でいける場所です。



昼食後、ベートーベンハウス(こちら)に案内してくださいました。温泉地であるバーデンに保養で訪る際の定宿だった場所です。第9は主にここで書かれたとの事。展示の一つに、3つ画像モニターで、一つが第9の演奏のビデオ、もう一つがその演奏にあわせて直筆譜面を追っていくディスプレー、そして演奏されている楽器ごとに色付けし音程の上下を示して進んでいくディスプレーがあり、時間があれば通して観て見たいと思いました。あと、耳が不自由になったベートーベンに色んな音がどう聞こえていたかのシミュレーションしてきける展示があって、いずれもハイテクで面白かった。


ベートーベンの寝室であった部屋

バーデンは、オーストリア皇帝の保養地だった場所でもあり、旧市街はまさに小ウィーンと言うとても素敵な町です。

国立劇場







2020年6月25日木曜日

RCA ライン・ケーブル 自作 (つづき)




前回(こちら)の続きです。KLE Absolute Harmonyを付けた、この自作ライン・ケーブルを使っていて、煩いという事ではないのですが高域のエネルギーの強さが気になっていました。最初はエージングすれば収まるかと思っていたのですが…。DAC⇔プリアンプ間です。で、Neotech DG-201 RCA(こちら)をもう1ペア注文して、交換してみました。何どう違うのか上手くかけないのですが、絶対Neotechの方が好みの音です。しいて言うなら、KLEより線が太めと言うことでしょうか。

これだけ違うとやはり、NeotechのUP-OCCバージョンがとても気になります。よし、と思ってボルドーに拠点を置くネットショップを見てみると品切れ中。イギリスのネット・ショップは、在庫があるもののなぜか値段が4割ほど高い。フランスのショップに入荷するまで待つことにしました。





2020年6月20日土曜日

コロナ・ロックダウン段階的解除 ウィーン・フィル コンサート




運良くチケットが取れたので、昨晩はコロナ・ロックダウン段階的解除後に再開された楽友協会のコンサートに行ってきました。チケットは一人2枚の制限があり、ロックダウンでイギリスから引き揚げてきた次女と二人。オーケストラはウィーン管弦楽団、指揮はFranz Welser-Möst(フランツ・ウェルザー=メスト)。会場は大ホール。プログラムは以下の通り:

Richard Strauss:Four symphonic interludes from the opera "Intermezzo", op. 72 (歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲)

Franz Schubert:Symphony No. 3 in D major, D 200

とても久しぶりのコンサート。ソーシャル・ディスタンシングで観客は100人限定(こちら)なので、会場はすかすか。その為、音はだいぶ違ったような印象を受けました  (硬めの音で、より響きが聞こえる感じ)。演奏はとても良かったです。2〜3箇所、「アレ?」と思った箇所もありましたが、盛り上がりが凄かった。シューベルトのシンフォニィーは18歳の時に作曲したというが信じ難い、完成度の高い曲だと思いました。

ウィーン・フィルの楽団員は、入場と退場の際に全員マスクを着用していました。

演目2曲目のシューベルトの交響曲3番では、追加の団員が入場しフルオーケストラで演奏されました。観客数とオーケストラの団員数が同じぐらい(?)というような感覚でした。


楽友協会でのソーシャル・ディスタンシング

2020年6月19日金曜日

ジョージ・フロイド氏殺害と人種差別抗議行動

By Lorie Shaull - https://www.flickr.com/photos/number7cloud/49959004213/, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=90963059

ミネソタ州で黒人のジョージ・フロイド氏が警察官に過度な拘束手段により死亡した事件(その後、当該警察官は殺人罪で起訴、こちら)に端を発し、世界中に広がった反人種差別の抗議行動と暴動。



この事件でまず頭に浮かんだのは、アメリカ在住の時に見た二つの映画。スパイク・リー監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』(原題: Do the right thing、1989、予告編上)と第78回アカデミー賞作品賞受賞作品 『クラッシュ』(原題:Crash、2004、予告編下)、そして、1991年のロドニー・キング事件と事件の判決に対する抗議行動と暴動(こちら)。そして思ったのは、結局、何も変わっていないじゃないかという失望感。

アフリカで捕らえられ、奴隷商人の商品としてアメリカの(主に)農場主に売るために連れてこられた人々の子孫。奴隷解放問題が主な引き金となりアメリカを2分し75万人の死者を出したとされる南北戦争、リンカーン大統領による奴隷解放宣言と彼が押し通した奴隷禁止を定める米国憲法第13修正、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が率いた公民権運動の結果1964年に制定された人種差別を禁ずる公民権法など、アメリカではその歴史上人種差別を無くすために、時としては多くの犠牲を伴う、多大な努力がなされ、法制度が整えられてきました。

しかし、法制度改革はあくまでも建前であって、アメリカでの黒人に対する差別は無くならず、彼らの生活も良くならなかった。世代を重ねても生活レベルは向上するどころか低下し、最近ではグローバリゼーション、インターネットなどによる産業構造の変革により、もともとアメリカの中流階級を支えた、いわゆるブルカラーの仕事は大幅に現象したと、直近ではコロナによる大量解雇でさらに大多数の黒人が失業。絶望と不安と不満が満ち溢れて今までに無いぐらいに大きく膨らんできたとき、ジョージ・フロイド氏殺害が起爆剤となり史上もっとも大きく広範囲な抗議行動と暴動につながった。人種差別は3世紀以上、何世代にもわたって黒人の人たちを苦しめてきた、根深い問題。それに昨今の大幅な所得・資産格差の問題、若者たちの高い失業率などの問題が抗議行動を大きく広げた要因だと思う。

ここで紹介した2本の映画以外にも、『カラーパープル(1985)』、『大統領の執事の涙(原題: The Butler(2013)』、『グローリー/明日への行進(原題: Selma、2014)』、『13th -憲法修正第13条-(2016)』、『グリーンブック (2018) 』とアメリカの黒人に対する人種差別が描かれている映画は数に暇がありません。それらがすべて現実を反映していると言うことはとてもかなしことだと思います。

今回の一連の事件が、人種差別問題の真の解決につながる大きな契機となっていくことを望む限りです。




2020年6月13日土曜日

最近購入したお勧めアルバム

ロックダウン期間の在宅勤務では、仕事をしながらSONOSで色んな音楽をBGMとして流して聴いていました。そのなかで、何か引っかかったレコーディングは、メインのシステムでストリーミングで聴いて、特に良くてアルバムを購入したのが以下の3枚:



まずは、ファビオ・ビオンディによる、パガニーニのバイオリンとギターのソナタ。ギターはGiangiocomo Pinardi。演奏も音質も最高です。スペインのGlossaMusicというインディペンデント・レーベルから出されたアルバム。このレーベルは要注目です。





2枚目が、アリソン・クラウスの「Hundred Miles Or More: A Collection CD」、クラウスが主にソロで他のアーティストとのコラボレーションや映画のために歌った曲に5曲の未発表曲を加えたアルバム。単なるベストアルバムとは言い切れない完成度が高くまとまりのあるアルバム。オーディオマニアも大満足の最高の音質です。妻も娘も気に入った一枚。




最後がイタリア出身の女性ジャズ・ヴォーカリスト=ロバータ・ガンバリーニ。
「エラ、サラ、カーメンの系譜を継ぐ 」と賞賛されるだけのことはあって、奇をてらわず、王道を行くジャズ・ボーカルアルバムです。こちらも、とても良い音質です。




2020年6月9日火曜日

オーストリア COVID-19ロックダウン段階的解除―楽友協会のコンサート再開



日本でもニュースで報じられたようなのでご存知かと思いますが、6月8日から楽友協会でコンサートが再開されました! ただしソーシャル・ディスタンシングで観客は100人までとオーストリアのCOVID-19ロックダウンの段階的解除に係わる規制で限定されており、立客席1700と300人まで立ち見エリアで2000人の観客が入れる、大ホールでは上の座席表の濃い赤の席のみがチケット販売の対象となっています

2020年6月4日木曜日

最近読んで面白かった本

オーストリアは、今週からホテルとジムの営業が許可されました。段階的な職場復帰も始まり、通勤時の人出もかなり増えてきました。EU諸国外への渡・来航規制は続いているので、観光客がいない分、ウィーンの街は落ち着いた感じです。

さて、COVID-19 外出規制中に呼んで面白かった本の紹介。相変わらずミステリー物、すべてキンドル版です。

まずは、パリ警視庁迷宮捜査班  ソフィー エナフ著(フランス)



パリ警視庁の訳あり(元)エリート警視正アンヌ・カペスタンが厄介者・曲者ばかり集めて新結成された捜査班の班長として、未解決殺人事件解決に挑む物語。


もう一つは、特捜部Qシリーズ(全7巻)ユッシ・エーズラ・オールスン著(デンマーク)


シリーズ第一弾


コペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークが未解決の重大事件を専門に扱う新設の「特捜部Q」部署の統率を命じられ、ちょっと外れた(ような)部下が徐々に加わって事件を解決していく物語。

2つとも、いわゆる『アンダー・ドッグ』とされた主人公たちが、誰も解決出来なかった事件を解決していくと行く似たような設定でかかれた物です。特に前者は、アマゾンに「フランスの『特捜部Q』」と評される...と書かれていました。設定こそ似通っていますが、取り組んでいく事件、話の展開、登場人物と彼かに関するサブ・プロットなどは大きく異なり、それぞれ強い個性を持った作品だと思います。 両方ともランダムに散らばっているようにも読める細かい多くのポイント全てが最後に束ねられテイクと言う完成度の高い、読み応えのあるミステリ・サスペンスです。

「特捜部Q」シリーズは一気に7巻読み通してしまいました。それぞれの巻ごとのつながり、一貫性、登場人物たちの関係の進展など良く書かれており面白かったです。両方とも続編が待ち遠しいです。













2020年5月29日金曜日

RCA ラインケーブルの自作



しばらく前にオーディオ仲間のノベルトさん(こちら)宅に伺った際に、使ってわれていた自作のRCA ラインケーブルと同等の物を作って、ついでに、今使っていない手持ちのプラグも付け替えて試してみました。このケーブルはJupiter Condenser 社の絹巻き高純度銀線(https://jupitercondenser.com/product/silk-insulated-solid-silver-wire/)に KLE Absolute Harmony(詳細は後記)をつけ、撚りもしないとてもシンプルな物。彼はそれをリスニングポジション近くのプリアンプとスピーカーの横のパワーアンプの間、2メートル半ほどの長さで使われていましたが、ノイズの問題も無く、システムはとても良い音で鳴っていたのです。 僕も作ろうと材料はそろえてあったのですが、今まで手付かずでした。

KLE Absolute Harmony以外に試したプラグは以下の通り。前に書いたNeotechのプラグ(こちら)は、使用中の物しかなく、ゆくゆく試してみようと思っています。

いままで使用していたケーブルは、VH Audioの綿巻高純度単結晶銀線(UCOCC)とWBT-0102 Agを使った自作ケーブル(こちら と こちら)です。今回試したのはDACとプリアンプ間です。

WBT社 WBT-0102 Ag ご存知、ハイエンドご調達RCAプラグ、両接点が純銀製のバージョン。
WBT-0102 ag Nextgen Silver RCA
www.vhaudio.comより引用
ETI Research社 Silver Bullet 現在は流通在庫のみとなったミニマリスト・デザインのプラグ。発売当初、欧米では一世を風靡しました。両接点が純銀製のバージョン。
Eichmann Silver Bullet Plug
www.vhaudio.comより引用

KLE Innovation 社 Copper Harmony とAbsolute Harmony。上述のETI社を創立したKeith Louis EichmannがETIを売却後、新らたに興したKLE(氏の頭文字)Innovation 社のRCA プラグ。オリジナル(上)を改良したデザインで接点素材の違いで4製品発売されています。

Soundlabs Group KLEI Copper Harmony RCA Plug
https://kleinnovations.com より引用
  • Cooper Harmony : センターとコールド接点が共に銀メッキ銅合金製。エントリーモデル
  • Silver Harmony:センター・ピンが銀メッキ銅合金製で、 コールド接点が純銀製。
  • Pure Harmony: センター及びコールド接点が共に純銀製。
  • Absolute Harmony:センター及びコールド接点が共に銀合金(詳細未発表)。フラッグシップモデル。 
まずは、KLE Cooper Harmony。このKLECooper Harmonyはレコード・プレイヤー→昇圧トランス→フォノイコ→プリアンプ間のケーブルを自作した際に、予算の関係もあって、まず最初に使ったプラグ(こちら)。その後、フォノイコ→プリアンプ間はWBTそしてNeotech DG-201(こちら)に替えました。

この時点ではあまり音の変化を期待していなかったのですが、ハッキリとわかる違いにビックリ。抜けの良い、見晴らしの良い、クリアーな音。それでいて、煩さは無く、音色もとても自然な感じで、低域もずっしりとでます。とても好みの音。これに比べると、今まで使っていたケーブルは鮮度・解像度・情報量が劣り、味付けがされているように聴こえます。

その後、ETI Silver Bullet、WBT-0102 Ag、KLE Absolute Harmonyととプラグを替え行きました。結論から言うと、我が家のシステムで自分の好みに合ったのは良かったほうから以下の順です。


  1.  KLE Absolute Harmony
  2.  ETI Silver Bullet
  3.  KLE Cooper Harmony
  4.     WBT-0102 Ag 


3位から1位までは同傾向の音で、前述のCooper Harmonyと際と同方向に音の良さが増して行きました。WTBは他と比べると音に丸みと温かみが加わるような気がするものの、解像度と情報量がハッキリと落ちる感じは否めませんでした。 

この結果はちょっと意外で、以前今まで使っていたケーブルのプラグを決めた際には、WBT-0102 Agのほうが断然よかったのです。それはもう10年以上前のことで、その間に僕もシステムも色々と変化(進化?)していったので、相性などの向き不向きも変わっていったのかもしれません。

KLEのプラグはこのような構造 https://www.audiophonics.fr より引用

KLEのプラグはティグロン社が日本の輸入代理店であるようです:http://www.tiglon.jp/

僕は、以下のいずれのネットショップからプラグを買っています:

Audiophonics (フランス):https://www.audiophonics.fr/

Hifi Collective* (イギリス):https://www.hificollective.co.uk/

Parts Connexion* (カナダ):https://www.partsconnexion.com/

VH Audio (アメリカ): https://www.vhaudio.com/

*Jupiter Condenser 社の絹巻き高純度銀線の扱い有り。




2020年5月26日火曜日

COVID-19 ウィーンの近況 (5月26日)ー 久々のレコード漁り・


ウィーンは、去る週末から天候が変わり、15度前後で雨模様に日々が続いています。 先週の水曜日(5月20日)に半日休暇を頂いて、本当に久しぶりに、これまた特に暫くご無沙汰していた、知り合いのレコード屋に行ってきました。クラシックの部屋はダンボール箱がうずたかく積まれており『…気をつけて入ってくれるんだったら良いよ…』なんていわれたのだけど、断念。コロナでロックダウンになる前に大量に仕入れたのだそうです。で、主にジャズをチェックした収穫が上の写真。僕にとっては割りと当たりでした。お店にはひっきりなしにお客さんが訪れており活気がありました。子育ての為にITの仕事を脱サラしてレコード屋になったと言う好青年のオーナー、ニックの人柄によるところも多いのでしょう。しかし、奥さんが勤めているから生活には困らないけど、お店の勘定はとても苦しいとの事。ローカル・ビジネスのサポートするぞと、僕としては結構買った方だったので、とても喜んでくれてだいぶまけてもらいました。

ソーシャル・ディスタンシングでエレベーターは4人まで!

先週の月曜日(5月18日)から段階的な職場復帰が始まり、第一陣が全体の2割の職員がオフィスで仕事。僕もその一陣の一人。職場の大きなコンプレックスはガラガラ。ソーシャル・ディスタンシング制限で、会議は参加者全員がオフィスにいてもオンライン・ビデオ...。何のためにオフィスに出てきたのか? これだと、通勤時間が省けるだけ、在宅勤務がより効率的ですよね~。上の写真のように、エレベーターは4人までしか乗れず、原則みんな角を向いていないといけない! 後ろに立ってしまうと何階に居るのかわからない!(日本のエレベータと違って、ここのは到着階をアナウンスしてれませんから…)僕は階段を使うことにしました。ロックダウン中の運動不足の解消に少しでも役に立てばと、10階のオフィスまで毎朝上がっています。ちなみに、ジムはまだ開いていません。

Stadt Park
上の写真は先々週末(5月17日)に撮ったもの。レコードのジャケットにもよく写真が載っている、黄金のヨハン・ストラウスの像がある、シュタッド・パーク。久しぶりに大勢のの人で賑わっていました。 

レストランも開いたので街には調理のにおいがうっすらと流れています。街はこんなに色んなにおいに溢れていたのかとしみじみと感じ入りました。我が家もなじみのお店に顔を出すようにしています。




2020年5月15日金曜日

COVID-19 ウィーンの近況 (5月15日)- ロックダウン段階的緩和第3フェーズ


今日のウィーンは雨、気温は10度前後です。 今日からオーストリアはロックダウン段階的緩和の第3フェーズに入りました。Social distancing の条件付きで レストランの営業再開が認められ、美術館・博物館も開きます。

コンサート・劇場などの具体的な再開予定は発表されておらず、政治的に圧力をかけられていた文化相が今朝辞任を発表したというハプニングも起きています。

上の写真は、昨日の18時少し前に撮影したもの。ウィーン旧市街中心のシュテファン大聖堂前の広場です。いつも夕方には、通勤者、買い物客、観光客でごった返し、スリが最も多い場所でもありましたが、今はこのように閑散としています。

渡来制限もあり、ホテルなどの宿泊施設の営業再開はまだ先なので、観光客が戻ってくるのもだいぶ先のことになるでしょう。

2020年5月12日火曜日

CD プレーヤー 復活 Bryston BCD-1


ウィーンは、先週後半から快晴で24〜6度と初夏の様な日々が続いていましたが、今日は15度! COVID-19 Lockdown で営業停止されていた大型店舗や美容室・理髪店などの営業も先週から再開され、15日からは飲食店もsocial distancing 対応という条件付きで営業の再開が許可される様です。2月以来初めて散髪してきてスッキリしました。 職場も出勤者数制限下ながら15日から開きます。コンサートなどのイベントの再開は早くても8月以降になるとの事、残念ですが仕方ないですね。

ロックダウン中に色々とオーディオもいじりました。フォノイコの次はCDプレーヤーの復活・再登場です。以前に書いた(こちら)カナダのBryston社のBCD−1。我が家にやってきて、しばらく使った後、事情があってしまってあったもの。押入れから引っ張り出してきて再設置。アナログ再生を彷彿させる自然で線が太めの音ながら十分な情報量。とてもミュージカルで変な言い方ですがCDを聴くのがオーディオマニア的に苦にならず、楽しく音楽に浸れます。1年半ほど前に導入したK&K Audio社のプリアンプ 「Mir Line Stage Preamplifier」 (こちら)にはバランス入力があるので、とりあえず安い音響プロ用のバランスケーブルを使っていますが、上々に鳴ってくれています。
























で、注文してあったオーディオ用ヒューズ「HiFi Tuning Supreme3 Fuse」(こちら)が先週、届いたので、早速取り付け。エージング中ですが、音が洗練され、さらに情報量が上がった感んじです。


フィリップス製のCDメカ。ネットで見ると結構お安く手に入る様です。ちなみにDACはCrystal CS4398。

Bryston社は、欧米では根強い人気をもつオーディオ・メーカー。最近では自社ブランドでターンテーブルからスピーカーまで出しているフルラインのオーディオ機器メーカーになりましたが、特にプロ用・家庭用のオーディオアンプのメーカーとしてその地位が確立された会社です。 

1962年に医療検査機器メーカーとしてスタート。 1968年に NASAのエンジニアであった John Russell, Sr.が同社を購入。 Russell氏の息子でオーディオ・ファイルでもあったChris氏(現CEO)が1973年に多角化としてプロ用のオーディオアンプを設計・製造し、成功を納めて以来オーディオ機器メーカーとして特化。同社のアンプは、欧米では放送局や録音スタジオに多く納入実績があります。また同社のパワー・アンプ4Bは欧米オーディオ史上の名機の一つと評価されているアンプです。

アメリカにいた頃、僕の知り合いにBrystonファンのオーディオマニアがいて、その音は派手でなく、どちらかと言うと地味でオーディオマニアにとってはちょっと物足りない感じが否めないものの、実直に自然で音楽性を失なわない、音よりも音楽を楽しめる再生であったと記憶しています。1970年代から続くアンプなどのアナログ機器の20年保証で製品の堅牢さと高品質には定評があります。

BCD−1は、同社初のCDプレーヤーながら、CDが斜陽期に入った2009年に満を期して発売された製品。当時は最後に買うCDプレーヤーの候補の一つとして欧米のオーディオ雑誌で高い評価を受けていました。



今では高評価のSound Streamerなども開発・製造・販売している、Bryston社ですが、驚いたことにBCD−1の後継機であるBCD-3と言うCD専用プレイヤーを2017年に発売しました。BCD-1より音は良いとの評判ですがまだ聴いていません。ま、そのうちに…。

Bryston社HP:https://bryston.com/


2020年5月1日金曜日

面白かったNetflixの番組

COVID-19 外出規制中なので、晩になると夕食後、色々とビデオを観ています。

特に面白かった・後に残った(良い意味で)Netflixの番組の紹介です:


The Valhalla Murders | Netflix – offizielle Webseite


ヴァルハラ連続殺人事件 : アイスランドのサスペンス・ミステリー ドラマ。




「アンオーソドックス」:ニューヨークの超正統派ユダヤ教の一グループから逃げ抜けて、ベルリンで自らを見つけ自由を手にしていく女性の物語。実話に基づいたドラマ。今のところ、Lockdown中に見たドラマで一番、心に残りました。「制作の舞台裏」という動画もあるので、ドラマを見終わったらこれもおすすめ。


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「ラ・モント」:連続殺人事件を服役中の連続殺人犯の手助けの元解決していくという フランスのサスペンス・ミステリー。 

寝不足注意です :)



2020年4月27日月曜日

フォノイコ完成!




先日、作成中と書いた(こちら)フォノイコが完成しました! 実は作業そのものは10日ほど前に終えていたのですが、かなりはっきり聞こえるハムに悩まされ、ハム退治にさらに時間がかかりました。最終的にはアースの取り方の問題でした。後から考えると当然のことなのですがとても悩みました…。

まだエージング中ですが、音は期待していたよりだいぶ良くて、我が家のアナログ再生環境が2段階ほと上がった感じです。この次はプレーヤー? カートリッジ? いずれにせよコロナ騒ぎが治ってからの話ですね。


今では入手困難なものを含め、少しづづ集めてきたプレミアムパーツを全て投入!


2020年4月23日木曜日

COVID-19 ウィーンの近況 (4月23日)




オーストリアのコロナ対策外出規制は今週で6週目。外出規制は少なくとも来週いっぱいは続く様です。先週半ばから段階的緩和として小規模店舗とホーム/ガーデン・センターの営業再開が認めらめました。それでも街は閑散としています。

店舗と公共交通機関ではマスクの着用・入店人数の制限・レジの列は1m以上の間隔を取る事などが義務付けられています。もちろん、閉めたままの店舗も多くあります。





時間があるので、当地の感染状況の統計をグラフにしてみました。どうしても綺麗にBloggerに貼り付けられないので悪しからず (うまくできる方法をご存知の方、教えて下さい)。

こう見ると、この国の政府は実によいタイミングでLockdownをしたんだなぁと感心させられました。無論、検査数と発症確認数の相関関係はあると思いますが、ロックダウン後、確定症例が急増しました。この国は人工が9千万人弱の小さな国ですが、急速に検査体制を整えたのも見習うものがあるとおもいます。次女がイギリスから避難してきて直ぐに発熱し、検査を受けたのですが(結果は幸いに陰性でした)、コロナ・ホットラインに電話すると、チェック・リストの問診があり、検査が必要と判断されると、医療従事者の方が自宅まできてくれてサンプルを採取、結果は(おそらく陰性だったからでしょうか)およそ1週間後に電話で伝えられました。疑わしい症状を持つ人が外に出なくて済むシステムは感染を制限するのに役立っていると思います。



今年のウィーンの春は特に暖かく、今週も20度を超える日々が続き、例年の5〜6月の気候です。連日快晴で街の公園では春の花が咲き乱れ、コロナ禍さえなければ素晴らしい春となっていた事でしょう。


2020年4月1日水曜日

COVID-19対策の外出制限規制のため工作に励んでいます



COVID-19対策でオーストリアは外出制限規制が始まって3週目。春とはいえ、このところ
いわゆる三寒四温の日々が続いており、先週末は20度近くまで上がりましたが、月曜日から最高が4〜6度で最低が氷点下まで下がる寒さ、明日あたりからまた暖かくなる様です。

さて、夏に始めてしばらく中断していたフォノイコ・キット作成を再開。本件に関する前回の投稿(こちら)を読むと夏お終わりには完成…と書いてあるので当初の計画より大分遅れてます。あったはずの部品がどっかいって見つからず探すのに時間がかかったりと無駄も多いですが、時間はたっぷりとあるので…

このフォノイコ・キットはAudio Note Kitsの製品で、電源部など、前使っていたプリアンプと共通の部分も多く、そのプリアンプに施してきたアップグレード(こちら)を最初から導入し作っています。もともと意図されたキットのデザインにはないものなので、それらを取り付けるのには工夫が必要で、実際に手を動かしている時間より、考えている時間の方が長いです。そんな訳で思っていたより遅遅とした進捗ですが、この様なプロセスだと尚更、他の事を忘れ工作に没頭できるので、今の様な状況だと特に格好のストレス解消になる為、あえて、ゆっくりと時間をかけて少しづつ進めています。

2020年3月20日金曜日

オーストリアのCOVID-19状況 - 3月20日

旧市街の中心にあるHerrengasse

オーストリアは、3月16日月曜日からより厳しいCOVID-19 対策を講じており、食料品店・薬局・銀行などの生活に不可欠と指定されている一部の除く店舗の営業停止、外出制限、出入国制限、イベントなどの中止の処置を当初の4月3日までから十日間延長し13日までにすることが先ほど発表されました。

ウィーン一の目ぬき通り、Kärntner Straße(写真上)とGraben (写真下)も人が疎ら
僕は水曜日まで出勤していましたが、オフィスでしか出来ない当面必要な業務もほぼ片付けたので昨日から在宅勤務。このページの写真は出勤・帰宅時に撮影したものです。

いつもなら人で埋まっているGrabenのカフェ

この数日は、快晴。気温も20度近くまで上がり、ウィーンの桜は満開です。




2020年3月16日月曜日

Rustでの週末


3月6日(金)から3月8日(日)の間、妻の友人に誘われて二人でRustに行ってきました。世界遺産に登録されたノイジートラー湖畔の街で、その歴史はローマ時代に遡りコウノトリの繁殖地としても知られるています。ウィーンから車で一時間弱でいける場所です。



なんと、8年近くぶり。(そのときのブログはこちら


オーストリアの多くの町には、このような第一次世界大戦で戦死した兵士のための慰霊碑があります。


旧市街のいたるところに日時計があります。



今シーズン、最初に飛来したコウノトリのペア。巣作りに励んでいました。



良い天気に恵まれもう春の気配が感じられました。