2020年7月8日水曜日

Kondo / オーディオ・ノート KSL-LPz ラインケーブル





もうひと月(6月9日)ほど前に事ですが、ノベルトさん(こちら)とダビッドさん(こちら)を我が家にお招きして、色々と聴いていただきました。その際に、ダビッドさんが持ってきてくださったのがこのケーブル。欧米のオーディオファイルの憧れ、わが国のオーディオノート(海外ではKONDOのブランド)のKSL-LPz。 既に生産終了品ですが、現行品であった頃は同社のラインケーブルのフラッグシップ製品。かなり値の張るケーブルであるので、それだけの価値のある音質なのか?と僕はずっと懐疑感をもっていました。実際に見てくれも、細身で軽く、やわらかくてごく普通のケーブルです。

いやー、聴かなければよかった...。大袈裟かもしれませんが、オーディオのベクトルで音が良くなると言うよりも、オーディオ再生の枠を抜け出て、一歩、ライブやスタジオで実際に演じられているであろう音に近づいたと言う感じ。とくに人の声やアコースティック楽器の自然なリアルさは白眉です。解像度は高く、小音量でも聴きたいと思えば細部が聴こえるし、音楽の没頭したいと思えばオーディオのことを忘れて聴けるという感じです。

特に音源が良いとその傾向がより顕著にでました。




例えば、このM.a. Recordingsの Songs from Within-Sheila Jordan (ボーカル)+ Harvie Swartz (ベース) 。名録音で知られるTodd Garfinkle氏が松本ザ・ハーモニーホールでペアマイクで録音したCD(ライブ録音ではありません)。この録音から、こんなにふくよかで生々名ボーカルと質感豊かなウッドーベースの音が聞こえたのは我が家のシステムでは初めてのことでした。

 ダビッドさんがラインケーブルはKSL-LPz以外使いたくないといっていた事がやっと理解できました。僕が余りに感激していたので、もう一ペアもっているから、暫らく使ってみていいよと貸してくださりましたが、10日ほど後にケーブルを返した時はとても残念な気持ちでした。

オーディオノート社 HP: https://www.audionote.co.jp/jp/

2020年7月3日金曜日

Baden



バーデンのベートーベン・ハウス

今週のウィーンは30度近い日々が続き、もう真夏の暑さです。さて、先週の日曜日(6月28日) はオーディオ仲間のノベルトさんと奥様にお招きを頂き、妻と二人でバーデンへ行ってきました。 バーデンはウィーンの南、車でも電車でも30~40分でいける場所です。



昼食後、ベートーベンハウス(こちら)に案内してくださいました。温泉地であるバーデンに保養で訪る際の定宿だった場所です。第9は主にここで書かれたとの事。展示の一つに、3つ画像モニターで、一つが第9の演奏のビデオ、もう一つがその演奏にあわせて直筆譜面を追っていくディスプレー、そして演奏されている楽器ごとに色付けし音程の上下を示して進んでいくディスプレーがあり、時間があれば通して観て見たいと思いました。あと、耳が不自由になったベートーベンに色んな音がどう聞こえていたかのシミュレーションしてきける展示があって、いずれもハイテクで面白かった。


ベートーベンの寝室であった部屋

バーデンは、オーストリア皇帝の保養地だった場所でもあり、旧市街はまさに小ウィーンと言うとても素敵な町です。

国立劇場







2020年6月25日木曜日

RCA ライン・ケーブル 自作 (つづき)




前回(こちら)の続きです。KLE Absolute Harmonyを付けた、この自作ライン・ケーブルを使っていて、煩いという事ではないのですが高域のエネルギーの強さが気になっていました。最初はエージングすれば収まるかと思っていたのですが…。DAC⇔プリアンプ間です。で、Neotech DG-201 RCA(こちら)をもう1ペア注文して、交換してみました。何どう違うのか上手くかけないのですが、絶対Neotechの方が好みの音です。しいて言うなら、KLEより線が太めと言うことでしょうか。

これだけ違うとやはり、NeotechのUP-OCCバージョンがとても気になります。よし、と思ってボルドーに拠点を置くネットショップを見てみると品切れ中。イギリスのネット・ショップは、在庫があるもののなぜか値段が4割ほど高い。フランスのショップに入荷するまで待つことにしました。





2020年6月20日土曜日

コロナ・ロックダウン段階的解除 ウィーン・フィル コンサート




運良くチケットが取れたので、昨晩はコロナ・ロックダウン段階的解除後に再開された楽友協会のコンサートに行ってきました。チケットは一人2枚の制限があり、ロックダウンでイギリスから引き揚げてきた次女と二人。オーケストラはウィーン管弦楽団、指揮はFranz Welser-Möst(フランツ・ウェルザー=メスト)。会場は大ホール。プログラムは以下の通り:

Richard Strauss:Four symphonic interludes from the opera "Intermezzo", op. 72 (歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲)

Franz Schubert:Symphony No. 3 in D major, D 200

とても久しぶりのコンサート。ソーシャル・ディスタンシングで観客は100人限定(こちら)なので、会場はすかすか。その為、音はだいぶ違ったような印象を受けました  (硬めの音で、より響きが聞こえる感じ)。演奏はとても良かったです。2〜3箇所、「アレ?」と思った箇所もありましたが、盛り上がりが凄かった。シューベルトのシンフォニィーは18歳の時に作曲したというが信じ難い、完成度の高い曲だと思いました。

ウィーン・フィルの楽団員は、入場と退場の際に全員マスクを着用していました。

演目2曲目のシューベルトの交響曲3番では、追加の団員が入場しフルオーケストラで演奏されました。観客数とオーケストラの団員数が同じぐらい(?)というような感覚でした。


楽友協会でのソーシャル・ディスタンシング