2019年12月8日日曜日

Alison Jackson "Fake Truth"/アリソン・ジャクソン写真展「Fake Truth」

「Private 2016: Royal Cover」(Amazon.co.jp よりアフィリエイト・リンク


先日、修理から戻ってきたカメラを取りにLeica Shopに行った際、併設されている写真ギャラリーのWestlichtでイギリスの写真家、アリソン・ジャクソンの「Fake Truth」という写真展を見てきました。

考えありうるけれどもあり得ない、極めて超現実的な設定で撮られた実在の著名人の作品で構成された写真展。「Private 2016: Royal Cover」という写真集の表紙のも展示されていた作品の一つですが、全体のトーンとしては強烈な風刺、イギリス独特のユーモア。一部、スキャンダラスでショッキングなイメージも含まれていました。具体的にはジャクソン氏のHPをご参照 こちらです。(人前では見られない写真も多いのでご注意あれ) 

タネあかしをすると、特にイギリスでは多い、そっくりさん芸人をモデルにして撮った写真。メッセージは、しかも、インターネットで情報が氾濫している今の時代では何が真実がわからない、ということ。簡単に加工できるデジタルではなく、殆どが銀塩フィルムで撮影たれた写真という周到さ。こんな写真展を見てしまうと、フェイク・ニュースが蔓延し、事実を受け取り手 自らが見たい・読みたい・聞きたい・信じたいように表した情報を選び消費できるようになっている現在、何が最も客観的に事実を表しているかを判断しそれを見極めるスキルは必要でとても大切なものであるということを再認識。

でも、ここまで徹底すると、面白いですね。

2019年12月4日水曜日

Neotech DG-201 RCA プラグ




今週からウィーンもめっきり冷え込み朝夕は零度前後の気温。

久しぶりのオーディオ関係の投稿。 9月に帰省した際に大阪から沖縄に移住されたオーディオの大先輩でもある友人から強く薦められたNeotech DG-201 RCA プラグを購入。早速、フォノイコ⇔プリアンプ間のケーブルに使っていたWBT102Cu と交換。ちなみにこのケーブルにはVH AudioのV-Twist™ Cu24 (こちら)を使用。


届いた箱がRCAプラグ4本にしては大きくて重かったので「?」と思いながら開けると、立派な缶のパッケージング、それぞれのプラグはがっしりとして大きく重量もありますが、オーディオパーツにありがちな無骨さはなく洗練された作りとデザイン。これだけでも価格以上のクオリティーを感じさせます。2本のネジでケーブルを固定する構造も安心感があります(WBTは一本)。

まずは、WBTのプラグ付で聴いて、プラグを取り替えたのち、再試聴。 「うーん」、初っ端からNeoTechのほうが好みであると断言できる明らかな音の違い。値段はWTBの1/3以下なのに…やれやれです。たまたま妻が帰省して不在であることもあって、深夜までレコード鑑賞。

我が家のシステムでは、アナログ盤をかけてもちょっと線が細く若干ドライな音で、どうせLPかけるならもっと暖かくおおらかな音が良いなと思っていました。僕は、その原因が導体であるV-Twist™ Cu24と思っていたのですが、実はプラグのほうだったのですね。NeoTechは、WTBと比べると若干温かみを増した自然な感じの音。それいて、空間の広がりがより聞き取れて、情報量も勝るとも劣らぬ感じ。エージングでかなり良くなりそうな予感! この違いを聴くと、同社の上位商品のUP-OCC製のプラグを試してみたくなりましたが、そちらはDG-201のおよそ4倍の値段! ま、いずれ…。

僕はフランスはボルドーに拠点を置くネットショップから購入しました:https://www.audiophonics.fr/en/rca-plugs/neotech-dg-201-rca-plug-central-pin-ofc-o106mm-set-x4-p-11928.html


その他:以下のネットショップでも買えます(いずれも僕が時々使っているところです):

https://www.hificollective.co.uk/phono_plugs/neotech-gold-plated-rca-dg-201.html

https://www.partsconnexion.com/NEOTECH-76105.html

http://wp.neotechcable.com/rca-plug/  より引用

2019年11月30日土曜日

コンサート: イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団 +アンドラーシュ・シフ


今週の火曜日(11月26日)は、イヴァン・フィッシャー(Iván Fischer)指揮ブダペスト祝祭管弦楽団(Budapest Festival Orchestra)のコンサートに行ってきました。会場は楽友協会大ホール、ピアノのソリストは、サー・アンドラーシュ・シフ(Sir András Schiff)。 妻が急に一時帰国することになり、音楽好きの同僚にチケットを引き取ってもらい一緒にいってきました。プログラムは以下の通り:

Antonín Dvořák:
legend, op. 59/5
Lullaby. Chorlied, op. 29/2 (オーケストラのメンバーによる合唱)
Slavonic Dance for Orchestra A flat major, op. 72/8

Ludwig van Beethoven: Concerto for Piano and Orchestra No 5 E flat major, op. 73

Antonín Dvořák: Symphony No. 8 in G major, op. 88

ピアノのアンコールは Ludwig van Beethoven:Sonata for Piano F major, op. 10/2(No.6) - 1st movement

去年の同じ頃にあったコンサート(こちら)の延長線にあるプログラムでしたが、今回はベートーベンのピアノ協奏曲5番とドボルザークの交響曲8番という有名曲。前回に勝るとも劣らぬ演奏でした。

とくにピアノが主役で前に出てくる協奏曲5番でのシフは最高。それ以上に僕は後半のドボルザークの8番にとても感激。これ以上の演奏はできるのか?と思うぐらい凄かったです。

最近はよく、シフのレコーディングを聞いているのですが、特にベートーベンやシューベルトの新しいECMのレコーディングが大好きです。今、一番好きなピアニストかもしれません。

ちなみに、僕は 以下のラファエル・クーベリックとベルリン・フィルのCDを9番が目当てで買っ他のですが、8番の方に魅力を感じ、この盤ではそっちの方がばかり聴いていました。



2019年11月26日火曜日

Rickie Lee Jones (リッキー・リー・ジョーンズ)コンサート




アムステルダムから戻った翌日の11月19日 火曜日は、妻と Porgy and Bessリッキー・リー・ジョーンズのコンサートを観てきました。バックのメンバーは以下の通り:

Rob Mangano: guitars, keyboards, vocals

Cliff Hines: guitars, vocals

Mike Dillon: percussion, drums



僕がJonesを良く聴いていたのは80年代半ばから90年代前半の間。このコンサートの告示を観たときには、まだツアーをしているのかと思い、イメージが壊れるのがいやで、チケットを買うのをちょっと躊躇もしましたが、杞憂でした。 独特のボーカル・スタイルも超えの音域も健在、プログラムの過去のアルバムからの有名曲が7~8割程度、残りが最近のアルバムから。昔良く聴いた好きなアルバムの収録曲が即興性を加えながらも曲の多くがオリジナルのイメージを崩さずにライブで聴けたのは嬉しかったです。

Jonesを含むメンバーすべてが、マルチ・イントラメンタリストでサウンド、アンサンブルもバッチリでした。 行けて良かったです。