2017年8月22日火曜日

Qobuz Sublime + に加入! FLAC ハイレゾ・ストリーミングを聴いています


Tidal で聴いていたMQAハイレゾ音源の音が良かったので、意を決してQobuz をハイレゾ・ストリーミングが聴けるSublime + (こちら)に アップグレードしました。


Qobuzのサイトに行ってアカウントをアップグレード、そして Audirvana Plusの設定メニューでストリーミング品質を変更(上の写真)するとハイレゾ ストリーミングが聴けるようになります。




アルバムによってはビットレート・サンプリングレートの異なる複数のファイルがあり、聴き比べができて、オーディオ・マニアにとっては嬉しい限り。上の写真のように詳細が表示されます。アルバム名についているともっと便利だと思うのですが、いちいちアルバムをクリックして詳細画面を開けてみる必要があります。




演奏中は、上の写真のようにファイルとDACのビット・レート、サンプル・レートが表示されます。まだ多くは聴いていませんが、とても良い感じです。レコーディングの数も、24/192は少ないですが、24/96と24/44.1結構あって、このブログで紹介した多くのレコーディングも24ビットで聴くことができます。 我が家のシステムでは16ビットと24ビットでは殆どの場合はっきりと音の違いが聞き分けられますが、サンプルレートの違いはそれほど顕著ではない印象を受けることが多いです。 2~3のアルバムをTidal MQA(こちら)と 聞き比べてみましたが、なんとなくQobuzのほうが良い感じに聴こえました。

2017年8月12日土曜日

AudirvanaとTidalでMQAを聴く

先日、高品位ストリーミングサービス、TIDALを試している旨書きました (こちら)。これでどれがMQAハイレゾ盤か判らないとかきましたが、何のことは無い、MQAで検索すると、MQAのサンプルのプレイリストが出てきて、そのリストにあるアルバムを手繰ってMQAのハイレゾ盤を見つけ、聞き比べをしてみました。MQAに関しては、前にAudirvanaに関する記事(こちら)でも触れましたが、より高い圧縮率でより大きなデータファイルを圧縮・伸張でき、しかも既存のファイルフォーマットに付け足す形で利用できるオーディオ・ファイルのコーデックです。


MQAの表示
ホーム・オーディオのハイレゾ・デジタル音源の黎明期から、オーディオ・マニアの間で名を馳せていたノルウェーの2Lレーベルのプレーリストから演奏に好感がもてたMarianne Thorsenをサーチすると上記のアルバムがでてきました。その中から2Lサンプラーを聴くと以下の通り、FLACフォーマットで24/352.8との表示。(注:我が家のDACは192までですのでそのまんまは再生されませんが...)



もともとの録音・マスタリングが良いということもあるのでしょうが、とても良い音です。上の写真のThosenによるモーツアルト・バイオリン協奏曲のアルバムは音も演奏も素晴らしいです。前に書いたQobuzのハイレゾ・ストリーミング(こちら)もそうですが、これだけの音をストリーミングできけるようになると、これからのデジタル・オーディオ機器はストリーミングに対応することが必須となってくるかと思います。

ネットでサーチをしたら デジファイ誌に掲載された2LのMQA音源の記事がありました:

http://www.2l.no/anm/2L-DigiFi-JP_August-2016/2L-DigiFi-JP_August-2016.pdf


2Lのサイトにどうレーベルの各種レコーディングを異なるファイル・フォーマット、コーデック等で聞き比べられるようにサンプルをダウンロードできるページがあります。音源ファイルをダウンロードして比較できますので是非試してみて下さい。:

http://www.2l.no/hires/index.html?



2017年8月9日水曜日

Zell Am See


先週末は、家族でZell Am Seeに行ってきました。サルツブルグとインスブルックの間にある山間部の湖を囲む湖畔の街です (下の地図を御参照)。 土曜日は雲がおおかったのですが日中はおおむね晴れて良い天気。夜から雨が降り、日曜日は残念ながら殆ど雨。でも、自然に浸れ良い息抜きでした。仕事があるので、残念ながら僕だけ電車で月曜の朝にウィーンに戻ってきました。いつかゆっくりと訪れたい場所です。ちなみに家族は今週一杯いる予定。

興味深かったのは中近東から来た観光客がとても多くて、話によればコーランに出てくる楽園のイメージが具象化された地域として宣伝されているとのこと。街の中でもアラビア語の表記が目立ち、観光ガイド・パンフレットは独語・英語・アラビア語版のみ。小さな街で、しかも女性はみんなブルカなどのイスラム圏特有の服装なのでその数の多さがとくに目立ち、ちょっと不思議な光景でした。




2017年8月2日水曜日

Duelund DCA-16 awg 錫メッキ銅線のスピーカー・ケーブル




先週末あたりから35度前後の暑い日が続いています。

10ヶ月ほど前のことですが、カナダのパーツ・コネクションのサイトに広告が出ていたDuelund DCA-16 awg 錫メッキ銅線、大分人気があったようで、すぐに売り切れ。今年の初めごろに再入荷した際に購入したのですが、忙しくて、やっと二週末前にこの銅線を使ってスピーカー・ケーブルを作り (ただ、切って、ねじって、+側に赤い熱圧縮チューブをつけただけですが...) 試しています。

「伝説の」といわれている、ウェスタンエレクトリック WE 16GAをDuelund社流に作ったのがDCA-16 awgとのこと。僕はとくにヴィンテージ・オーディオ機器に興味があるわけではないのですが、同社のコンデンサーが一番好みにあっていること(こちらこちら)そして、このワイヤーを世に広めたJeff Dayというオーディオ評論家は、氏が書いた、たまたま僕もじっくりと聴いたことのある機器のレビュー記事に共感をもてたことがあったことから、このワイヤーにはとても興味がありました、$9.99/mというオーディオ・アクセサイーとしてはリーズナブルな価格も魅力でした。

スピーカー・ケーブルを替えてみたいと思い出したのは、去年後半辺りから、我が家のオーディオ・システムの音に気になるところがあったからです。ほんのちょっとですが寸詰まりでヌケがもう一歩という感じが否めなませんでした。色々といじってみて、なんとなくスピーカー・ケーブルではないか?という気がしていたのですが、今更高いケーブルを買う気もしないのでどうしようか悩んでいました。今まで使っていたBlack Rhodium Samba (ブラックロジウム社「サンバ」)スピーカー・ケーブル(こちら)は、好みに合っており、手元にあるどのケーブルよりも音はいいのですが、気になるところは拭えず解決策が無いかと思っていたところでDuelund DCA-16 awg のことを読んだのです。

導入してすぐは、中・高域は良かったものの、低域が貧弱でなんとなく全体的にまとまりがなく聴こえました。これは駄目かなと思ったのですが、ネット上には100時間ほどのエージングが必要とのレビューもあり、我慢して聴いてみることにしました。今週になって、音にまとまりが出てきて、低域もそれなりに出るようになりました。気になっていた寸詰まりのような感じはなくなり、音がより自然で以前より少しだけですが立体的な感じに聴こえるようになったのはとっても良かったと思っています。情報量も増えた感じがしてます。 暫くDuelund DCA-16 awg スピーカー・ケーブルで行ってみようと思っています。


Duelund DCA-16 awgレビュー記事:

http://positive-feedback.com/audio-discourse/duelund-coherent-audio-dca16ga-premium-tinned-copper-vintage-tone-cable/

http://theaudiobeatnik.com/index.php/2017/04/12/duelund-dca16ga-part-iii/

http://jeffsplace.me/wordpress/?p=9691



以下のネットショップから買えます:
Partsconnexion Duelund DCA-16 awg のページ:http://www.partsconnexion.com/duelund-81514.html

HifiCollective:https://www.hificollective.co.uk/wire/duelund-dca16ga-tinned-multistrand-copper-
wire-cotton-oil-insulated.html