2013年9月30日月曜日

オーストリア国民議会総選挙 <訂正あり-10月1日>

反自由党のデモ(2013年9月27日撮影、ウィーン グラーベン通り、Canon S95)

昨日は5年ごとに行われるオーストリア国民議会(下院)の総選挙の日。オーストリアの国会は国民議会(下院、議席数183)と連邦議会(上院、現在の議席数62、国勢調査結果により変動する)に分かれている。連邦議会は議員がそれぞれの州議会で選ばれるのに対し、国民議会は直接選挙で議員が選ばれる。選挙の結果は、連立与党である2大政党の社会民主党(SPO)と国民党(OVP)が辛勝。ただし、憂慮すべきは右翼自由党(FPO)の躍進である。FPOは、国粋主義を基調とし反ユーロ、移民制限を掲げ、極右がその主な支持ベースとも言われている政党。ヨーロッパで極右というと一般的にネオナチなども含まれる。そのため、FPOへは反対の立場を取る人たちも多くその集会が行われると上の写真の様に反対派も対抗してデモを行い、衝突を防ぐべく物々しい警備体制がひかれる。

今回の選挙ではそのFPOが年金制度の拡充といった大衆受けを狙った政策を訴えたことと、恒常化している連立政党に対する批判票を集めたことで21.4%の得票率を得たとの事。これは第2政党となった国民党(OVP)の23.8%に僅差で有力な第3政党となったことを意味するのである。

ちなみに、国民議会の選挙は比例代表制で政党に投票。オーストリアでは16歳から選挙権が、18歳から被選挙権がある。しかし投票率は低いようで今朝のラジオでは今回の選挙の投票率は30%台だと言っていた。==> ラジオのニュースを聞き違えたようで実際の投票率は74.2%、これは前回の78.8%から下回ったとのことです。

2013年9月29日日曜日

XLDのリッパーモード



XLDのRipping Modeの比較をCDParanoiaとXLD Secure Ripperでやってみました。しばらく前に大阪の友人がブログでリッピングはCDParanoia が良いと書いてあって試してみようと思いつつなかなか手が回らず今になってしまいました。結果は悩ましいことに CDParanoiaがよかった。なぜ悩ましいかというとすでにCD400枚以上XLD Secure Ripperモードでリッピングしたからです...トホホ。 一部レファレンスとして使っている音源を除き、再度リッピングすることは暫くはないと思いますが、新しくリッピングするCDに関してはCDParanoiaに設定してやっていこうと思っています。我が家のシステムではCDParanoiaでリップしたファイルのほうが若干鮮度が高く、情報量も上がったように聴こえました。

XLDのサイト、OSX用のリッパーはこれが一番の音質です。(フリーウェアですがこのように素晴らしいソフトがずっと継続されるよう寄付することをお忘れなく!): http://tmkk.undo.jp/xld/index.html

我が家のPCオーディオ環境の説明です:
http://www.higas.net/isaku-s-hobby/我が家のpc-audio-環境/


2013年9月26日木曜日

Audiravana またまた アップデート!



ついこの間、1.5.7にアップデートされたかと思ったら、2週間ちょっとで1.5.8そしてすぐまた1.5.9になってしまいました。1.5.8をインストールしたあと、なにか動作が安定していないような気がしたのですがやはりバグがあったようでその修正。でもリリースノートをみると音質改善もされたようです。ちょっと面倒になってきたので厳密な聴き比べはしていませんが、ここ2日ほど聴いた感じはとても好ましいものがあり、先日のパワーアンプのパーツアップグレードも相まってかうちのシステムで聴くデジタル音源はとてもいい感じで鳴っています。


2013年9月24日火曜日

Kinesis modular belt-pouch system -M330

HPのURLが変更され今はwww.kgear.comとなっているので注意!

先日紹介した Foggのb-sharpの次に良く使っているのがKinesis Photo GearのE330というパウチ。10年ほど前に購入。大きさは17cm x 19.5cm x 9cm で220g(ストラップ含まず)。

Leica M8, Summilux ASPH 35mm, Voigtländer Super Wide Heliar 15mm 4.5 Aspherical II VM

買った頃は、ライカMやコンタックスG2のレンズつきボディと交換レンズ1本とストロボ、予備のフィルム等をいれてちょっとした外出にちょうど良い大きさであったので重宝していた。


いまは、Olympus OM-DにLumix G Vario 14-140mm F3.5-5.6(フードつき) とM.Zuiko 12mm F2.0(フードつき)とストロボ、予備のバッテリー等を入れちょっとした散歩・外出によく持ち歩いている。

このパウチには手提げ、同社ベルトへの取り付け金具、通常のベルト通し、肩掛けストラップ用の吊り具などがついており、様々な使用に対応できるようになっている。特筆すべきは同社ベルトへの取り付け金具とその仕組み。金具をとめている帯が切れない限り落ちることはなく、特に重い機材用に別途安全用にとめつける面ファスナー(マジック・テープ、ベルクロVelcro)のバンドが付属している。

Kinesis Photo Gearは、1995年代にアメリカ南西部のコロラド州でコマーシャル写真家で山岳愛好家でもあったRichard Stum氏が設立。自らのニーズを満たすため、取り外し、組み換え可能なモジュラー方式の写真用ベルト・パウチ・システムを考案・製作したのが始まり。当時はこの様なシステムは無かったらしい。

無骨なまでの頑丈さと機能・プロテクションを重視しつつも重量を抑え、動き易く・操作性に優れた同社のベルトシステムには米国を中心して特にアウトドア・フォトグラファーの根強い支持を得て堅実に業務を拡張し、2000年にユタ州に拠点を移し今に至っている。ネット・ベースのダイレクト・セールが中心で残念ならが取り扱いショップはごく僅か。僕は現物を見ないで買ったけど満足している。メールでの質問にも親切に手早く対応してくれる。

同社のベルトおよび複数のパウチを持っているがその中で最も良く使うのがこのM330パウチである。今も現行品のロングセラー。

Kinesis Photo Gear のHP: http://www.kgear.com/

2013年9月21日土曜日

Nikon 1 AW1


世界初の防水・対衝撃レンズ交換式デジカメ! ニコンもやりますね! 僕はスキューバをするわけではありませんが思わず 『欲しい!』と思ってしまいました。 ニコノスIVが出てきたときに感じた気持ちと同じです。

ニコンのプレスリリース:
http://www.nikon.co.jp/news/2013/0919_aw1_01.htm


Digital Photo Review のファーストインプレッション:
http://www.dpreview.com/previews/nikon-1-aw1


この様なレビューを読むと、欧米でのNikon 1 シリーズへの評価は割りと高いのかなと思っています:
http://www.stevehuffphoto.com/2011/11/14/the-nikon-v1-camera-review-the-camera-i-expected-to-hate/

35mm F1.2 (35mm判換算86mm)とか VR6.7-13mm F3.5-5.6 (35mm判換算18mm-35mm)といった個性的なレンズも出てきて先行きが楽しみなシリーズですね。



2013年9月20日金曜日

パワーアンプのパーツ・アップグレード

ウィーンも大分涼しくなり久しぶりに半田ごてを使って見たくなりました。パワーアンプの抵抗を2箇所アップグレード。


一箇所は300B出力管に音楽信号を送る場所の抵抗、左右チャンネル各一個。これをAudio Note UK 社のタンタル抵抗から進工業のタンタル抵抗に変更。Audio Note UK 社は同社製品に進工業のタンタル抵抗をつかっていましたがそれが製造中止になったので自らのブランド名でタンタル抵抗を発売(おそらくどこかがOEM生産)。同じタンタル抵抗でもAudio Note UK 社のものは耐圧が高い代わりに非磁性ではないとのこと。でも音質への影響は取るに足るものではないと宣伝していました。それが最近、Audio Note UK社は非磁性タンタル抵抗を発売して、磁性の有る無しで音が変わるからこっちが音が良いと宣伝して値段は約倍近く。だったら最初から非磁性にすればよかったのにと思い、ご都合で言い分が変わった商業主義にちょっと嫌気がさしたので、ちょうどパーツコネクションに必要な値の物の在庫があった進工業のタンタル抵抗をセールで購入した次第。こんなので変わるかな?と期待していなかったのですが、よい意味での期待はずれで好ましい方向に音が変わったのでちょっと驚いた。


上述のアップグレードの数日後、もともとはインテグレーテッドアンプであったAudio Note Kits : Kit Oneのボリュームと差し替えた固定抵抗を4個、これもAudio Note UK 社のタンタル抵抗から今度はVISHAYのVAR-Series Z-FOIL RESISTOR へ変更。この抵抗はすでにプリアンプに使ってその効力をたしかめてあったので、予想通りの変化、まだエージング途中ですが見通しがよくなり、情報量は増え、ホールトーンやエコーがよりよく聞こえます。ちょっとやりすぎのような気もしていますがエージングの結果を待ってみたいと思います。キットや自作は機器を換えなくてもちょっとしたパーツの変更で音を変えられるのが楽しいところです。


2013年9月18日水曜日

ビートルズカバーの館


ちょっと暇ができたのでネットをサーフしていたら久しぶりにすごいと思ったサイトを見つけました。

サイトの名前は『ビートルズカバーの館-Great Covers Selected』、 リンクはこちら: http://members3.jcom.home.ne.jp/beatlescover/index.html 。

ビートルズ公式全213曲それぞれの選りすぐったカバーが寸評と共に掲載されています。アルバム毎・曲ごとにみれるのでとてもフレンドリーなインターフェイスのサイトです。ボーカルもののスタジオ録音カバーに限定したようですが調べるだけでも大変なのに曲を聴いて寸評まで書くとは...まさに偉業に値するものだと思います(マジです)。しかも、現在進行形のサイトのようです。

これが英文サイトであったのであればおそらく7桁アクセスは到達しているであろうと思われるコンテンツの質と内容です。

ビートルズがロックの原体験で大ファンの僕にとっては飽きることなく読み続けていられるサイトですが、全部読むのには最低数時間かかりそうなので、これから少しずつ読んで楽しんでいこうと思います。

ちょっと読んだだけでも色々と聴いてみたくなりました。こういうときにスポティファイが威力を発揮します。

2013年9月16日月曜日

少年ナイフ


(Canon S95で撮影)

今年のコンサートシーズン最初のコンサートは少年ナイフでした、といってもクラシックでないからシーズンは関係ないんですけどね。

僕が少年ナイフを聴いたのは1990年代初め、アメリカに住んでいた頃「712」というアルバムを買ったのが初めてでした。ちょうど欧米でブレークしメジャーデビューを果したころです。1983年にデビューしたこのグループがまだ活発にライブやレコーディングを行っていると知ったのはウィーンにきてから。2年前に見た彼女らのライブの広告を見たときです。ただその広告は1週間前のものでとても残念な気持ちだったことを憶えています。

昨晩(9月15日、日曜日)の少年ナイフ2年ぶりのウィーンでのライブにはめでたく行くことができました。娘達にも話をしたら面白そうだから行きたいといったのですが、妻はあまり興味がないようでお留守番、ロックとジャズが好きな画家の友人にも声をかけて計4人。場所はChelseaというパブ兼ライブハウス。この場所は初めてだったし、案内には21時と書いてあったので早めに20時ごろにいったら、なんと開場21時で開演が22時とのこと。ビールを飲みながら歓談し待つこと2時間弱、でも早く行ったお陰でよい場所が取れました。で、いよいよ演奏開始!

とても楽しくて行ってよかったライブでした!ポップ・パンクなどと称されるだけあって、明るく楽しい曲が、スピード感溢れるリズムに乗って次から次へと演奏されます。完璧なまでのまとまりで一丸となったバンドのノリに乗ったプレーに演奏に観客も大喝采。レコーディンで聴くのとはまた違ったハードな面も垣間見ることもできました。PAの音も良かったですが、もう少しボーカルがはっきり聴こえたらより楽しかったと思います。少年ナイフは歌詞もとっても面白いですからね。残念だったのは演奏時間が1時間ちょっとと短かったこと。娘達も短かったね~といいならが、でもヨーロッパツアー12日間連続ライブだから仕方ないかもねと話しながら帰途に。連夜ステージに立っているとは思えないほどのエネルギッシュなパフォーマンスでした。機会があれば是非ライブを見にいってください、お薦めです。

午前様でうちについたのですが、娘達は元気よく早起きし昨晩買ってサインをしてもらった少年ナイフのTシャツを着て学校に出かけていきました。 


このビデオは、少年ナイフが主題歌「Osaka Rock City」を提供した映画「ソウル・フラワー・トレイン」の予告編。この曲のミュージック・ビデオみたいです。映画も面白そう。




少年ナイフのHP: http://www.shonenknife.net/index.html

ライブハウス・パブChelseaのHP:http://chelsea.co.at/

僕が持っている少年ナイフのCD「712」と最新アルバム「PopTunes」




2013年9月15日日曜日

Fogg Camera Bag - 一生モノのカメラバッグ



写真を趣味として嗜んでいると自然と増えてくるのがカメラバッグ。家人には揶揄されるが、そのつどの使用機材、撮影目的などで適当な鞄というこが決まってくるのでいくつも必要であるというのが僕の言い分。当然ながら新しい機材を買ったりすると大体新しい鞄が増える。ところが、この夏Olympus OM-Dシステムを導入した際は例外であった。いままでライカM用に使っていた鞄類がぴったりあうのである。OM-D用に特に出番が多いのがこのFoggのb-sharp。8年ほど前に主にライカM用に購入、出張などのお供も含めてあちらこちらへ持っていったバッグ。文字通り地球を何周かしている。

大きさは26cm x 15cm x 31cm、 990g。この鞄にOlympus OM-D,Lumix G Vario 14-140mm F3.5-5.6M.Zuiko 12mm F2.0M.Zuiko 75-150mm F4.8-6.7 II、M.Zuiko 45mm F1.8、ストロボ、予備のバッテリー、偏光フィルターなどがすべて収まるところは、マイクロフォーサーズの強みである。




Fogg社は1987年にNigel Fogg とbee berman夫妻がロンドンに設立。理想の旅行用カメラバッグを求めて自ら鞄を作り始めたというのが事の起こりらしい。最初の商品がロンドン・デザイン・センターのselection awardを受賞。のちにフランスに拠点を移すが、高品質天然素材を使った手作りにこだわり、創業以来一貫して家内制手工業の形態で作り出されている鞄。それゆえ生産量も少なく、それなりの値段なのでメジャーなブランドには成りえていないが世界中に根強いファンをもつ。


個々の鞄にはこのように手書きで商品名とシリアル番号が記されている。常に改良に励んでいるため、同じモデルでも細部のデザインバリエーションが多いことでも有名。


僕のb-sharpは初期のモデルで裏ポケットにはファスナーがついているが、最近のモデルはタブレットが入れられるように、オープンでとめ具のついた仕様になっている。この鞄、仕立てのよいツイードのジャケットのように見かけによらず頑丈で、かなりヘービ・ローテーションで使っているがくたびれたように見えないところもいい。別売りのアクセサリー用のパウチを取り付けられる拡張性もある。一生モノと呼ぶに値するものだと思う。

僕は12年前にニューヨークで初めてFoggのForteというカメラバッグを買った。その後e-flat, b-minor等も使ってみたが、今も手元にあって現役なのはそのForteとこのb-sharp そしてCelia III というバッグである。

Fogg Specialist Bags HP: http://www.foggspecialistbags.com/

日本代理店:http://www.clique2002.com/foog-20.html

2013年9月12日木曜日

Olympus OM-D E-M1の詳細なレビューの紹介

Ming Thein氏のHPに詳細なレビューとサンプル画像が掲載されています。

Thein氏はコマーシャル・フォトグラファーですが、英国オックスフォード大学で物理学を専攻、M&Aやプライベート・エクイティーに関わった後、2012年から趣味であった写真を仕事にしたという面白い経歴の持ち主でマレーシア在住。氏が書いた様々なカメラレビューにはその経歴が反映されており、より客観的な観点から詳細で的を得たもので、読み物としても面白くてかつ参考になるものです。

原文は英語ですがグーグル・クロームを使うと日本語に翻訳できます。クロームの日本語への翻訳の質はあまり良いとは言えませんが重要なポイントは分かると思います。

Ming Thein氏のHP/ブログはこちら:http://blog.mingthein.com/


2013年9月11日水曜日

睡蓮

Olympus OM-D + M. Zuiko Digital ED 12-50mm (macro mode)
Kutschkermarkt (クッチカー市場)の花屋さんで買ってきた睡蓮のつぼみが綺麗に咲きました。



このような古風な洗面器に入れて売っていました。秋の始まりなので、まだ緑のいががついた栗の枝もありました。

2013年9月10日火曜日

Olympus OM-D E-M1

Olympus USA HP (http://www.getolympus.com/e-m1.html) より引用

正式発表されましたね~。ほぼ、ネットにリークされていた通りですね。

つい3ヶ月前にOM-D EM-5を買ったばかりなので同じデザインで24Mセンサーがついていたり、あるいは基本機能に特化した廉価版ものだったらショックかもと思っていたけどそうでなくでよかった。新しいEVFには興味がありますが、僕が惹かれたEM-5の良さとはちょっと違うコンセプトのカメラのようなので現時点では欲しいとは思いませんでした。でも、dpeview.comに早速掲載されたレビュー(英文ですがサンプル画像が多くあります)を読むとフォーサーズの名レンズを持っている人には買いのカメラのようですね。このように旧システムのユーザーをサポートするオリンパスの姿勢はとても好ましく思えます。

EM-5のほうもできれば現行品としてもう少し続けて欲しいですね。あまりにもプロダクト・ライフが短いのも寂しいですから。

EM-1グローバルスペシャルサイト:http://cameras.olympus.com/ja-jp/omd


アマゾンをみたらもうEM-5が大分安くなっています。安くなってくるとEM-5をもう一台サブに?などとの誘惑もありますが、こう頻繁に新製品がでてくるならサブは安いPenMiniにしておいた賢明かもしれませんね:

2013年9月9日月曜日

九月のウィーンは催し物が沢山

先週は晴れの日が続き日中最高気温が23~26度と快適な毎日でしたが、今日(9月9日月曜日)は雨で最高気温は18度とのこと。落ち葉も目に付くようになってもう秋の感じです。夏休みのシーズンも終わった9月のウィーンはその年最後の温暖な季節を惜しむかのように色々なイベントが目白押し。 一昨日の土曜日に買い物の帰りに街を散策していたら、人々が並んでいるのが見えてその先にはこれ:

Judenplatz,(Olympus OM-D, M.Zuiko 12mm F2.0)

消防署のオープンデーで広場に各種消防自動車など様々な展示があり家族連れでにぎわっていました。この写真はこの日の目玉の一つではしご車のかごに乗せてもらえるもの。高所恐怖症の僕は見ているだけでお尻がもぞもぞしてきました。


(Olympus OM-D, M.Zuiko 12mm F2.0)

日曜日はウィーンから車で15分ほど北にあるKlosterneuburg (クロースターノイブルグ)の修道院(Stift Klosterneuburg)のワイン・デーに行って来ました。1114年からワインを造り続け、ワイン醸造技術の教育などオーストリアワインの担い手でもあったこの修道院のワインには今でも定評があります。セラーなど見学し、テイスティングのあと9本ワインを買ってきました。1本8ユーロ程度の美味しい白ワイン三種です。ちなみにオーストリアでは血中アルコール度が0.5%内であれば飲酒・酒気帯び運転とみなされないのでテイスティング程度だど問題ありません。

クロースターノイブルグ修道院のHP: http://www.stift-klosterneuburg.at/

2013年9月7日土曜日

Audirvana Plus 1.5.4, 1.5.5. そして 1.5.6 いや 1.5.7だ~



ここ数週間の間に1.5.4 から1.5.5そして1.5.6と凄い勢いでのアップグレード。短期間内にでてくるアップグレードの度になんでこんなに!と思うほど音が変わるのはオーディオファイルとしては悩ましいところでもあります。セットアップを詰めていく上での基準とする音が変わってくるからです。1.5.4の音はあまり僕の好みではなかったので主に1.5.2と新バージョンとの聴き比べをしています。1.5.6は、1.5.5のバグの修正が主なリリースのようで両者の間の音の違いは殆ど無いように感じたのでおもに1.5.6との比較です。僕の耳には1.5.4と1.5.6の間にはハッキリとした音の違いがあるように聴こえますので試す価値ありと判断しました。

1.5.5には新たにAudirvana Plusの実行優先順位 「Priority」 を設定できる機能がSysOptimizerに追加されています。

Audirvana Plus の実行優先順位の選択が追加された

僕はいつも iTunes  integrated modeで使っていますが1.5.5では「Priority」 を「Extreme」に設定すると再生が止まってしまうことがよく起きました。1.5.6では今のところそれがありません。優先順位を上げると音がより研ぎ澄まされる方向に行く様に感じます。今のところ我が家のシステムでは最も好ましく聴こえる「Extreme」に設定して聴いています。この「Priority」設定で結構ハッキリと音が違うことがありますので色々とためしてどれが好みか決めると良いと思います。

1.5.2と比較すると、音質の変化の傾向としては、さらに情報量が増え、音がより拡がり音場感が向上、低域が若干力強くなった感じられました、高域も多少伸びたような気がします。音源によってはよりドンシャリ感が強まったり、今まで気にならなかったシンバルの音が耳についたりするのもありますが総合的には僕の好みの方向でよくなっっていると思います。

と、ここまで書いたらなんと1.5.7のアップデートのお知らせ!!! 一応、インストールしました。主にバグの修正のようですが音は変わっていないような気もするし、変わったような、まだアルバム一枚しか聴いていないのでなんともいえません...。 こんなに頻繁にアップデートがでると音楽を聴くというより、リリースごとに音の聴き比べばかりしているというような気がしてきますね...。でも、聴き比べをやめられないのがオーディオファイルの悲しい性です(笑)

2013年9月4日水曜日

銀塩白黒写真の復活!?

写真がデジタルに取って代わられる前、白黒写真感材メーカーの大手だった英国のイルフォード社。ぼくも銀塩時代には白黒というとイルフォードのフィルムと印画紙を使っていました。そのイルフォードは会社としての紆余曲折を経て小規模ながら今でも銀塩白黒写真感材を作り続けているようです。そのイルフォードがアメリカにアマチュア向けの白黒写真専用ラボをオープンしたとのニュースを読みました。メール・オーダーでの受付が主で、プリントは白黒銀塩印画紙を使用とのこと。詳細はこちらです:http://www.ilfordphoto.com/pressroom/article.asp?n=171 

本国のイギリスでは15年ほど前から同様なサービスを提供しているとのこと。欧米ではLPレコードが静かなブームですが、白黒銀塩写真も同じようですね。

2013年9月3日火曜日

Wiener StaatsOper Open Day

Olympus OM-D EM-5, M.Zuiko Digital 12mm F2.0

昨日(9月1日)、Wiener StaatsOper (ウィーン国立歌劇場)のオープン・デーに行って来ました。毎年一度、シーズンはじめに劇場が一般公開され、バックステージ、楽屋、リハーサル光景を見学することが出来ます。入場は無料ですが先着順に配られた整理券が必要となります。とても興味深く、おもしろくて楽しい午後のひと時を過ごせました。整理券を確保してくださいました友人のYさんに感謝です!

劇場と同じくらい広いバックステージ、様々な仕掛けがあり、
床下は4~5階建ての建物が入りそうな大きな空間でした。出演者も命がけ?
(Olympus OM-D EM-5, M.Zuiko Digital 12mm F2.0)

バックステージで色々な特殊効果のデモンストレーションが行われました。
(Olympus OM-D EM-5, M.Zuiko Digital 12mm F2.0)


(Olympus OM-D EM-5, M.Zuiko Digital 45mm F1.8)


稽古場でのリハーサル風景。
(Olympus OM-D EM-5, M.Zuiko Digital 45mm F1.8)
上の写真の稽古場には小型のパイプオルガンのほか、テクニックスのSB-AFP100が設置されていました。1980年代の終わりごろにウィーン国立歌劇場納入と大きく宣伝されていた当時でペア500万円、一台 2.2mX2.2mX0.9m、350kgのすごいスピーカーです。まだ現役のようですが聴くことは出来ませんでした。 リハーサルもさることながらスピーカーも聴きたかったです(笑)。
裏方さんたちへ感謝の言葉が贈られます。(Olympus OM-D EM-5, M.Zuiko Digital 45mm F1.8)

オープンデーの最後は裏方さんたちが主役のステージでのデモでした。
(Olympus OM-D EM-5, M.Zuiko Digital 45mm F1.8)