2014年10月29日水曜日

Steiermark(シュタイヤーマルク)州のStraden(シュテゥラデン)での週末

去る月曜日が休日だったので家族3人でウィーンの南、シュタイヤーマルク州のStraden(シュテゥラデン)という町で週末(10月)を過ごしてきました。その町にはNeumeisterという名が知れているワイナリーがあり、そこが営むSaziani Stub'nという友人お薦めの美味しい評判のレストランと小さなホテルを訪ねてきました。

行く途中にあったリーガースブルク城(Burg Riegersburg) トルコの侵入を防ぐための防塁として
17世紀に造られとのこと。3百年以上も前にこのような絶壁のうえに大きなお城を築いたということは
すごいとしか言いようがありません。
Neumeisterのブドウ畑
気温はそんなに低くなかったものの曇り気味の空に底冷えのする寒さでしたが。美味しい料理(でもちょっと塩味がつよかった)とワインに大満足。

Neumeisterのワイン倉
刻のStraden。小高い丘の上にある教会を中心に町がありました。
 ワイナリーのHP: http://www.neumeister.cc





2014年10月27日月曜日

Charlie P's Transformer Acoustic Sessions - シンガー・ソングライター・コンテスト



ウィーンは、先週はじめまで連日、日中最高気温が20度近くまで上る季節はずれな温暖な日々が続いていましたが、急に冷え込んで今日の最高気温は10度! もう暖房とコートが必要な気候です。

さて、ウィーンのアパートは所謂雑居ビルになっているところが多く、我々のアパートもその一つ。お医者さん、税理士、弁護士、コンサルタントのオフィスが個人住居用のアパートと隣同士にあります。家のアパートの一階にはデリカテッセンとアイリッシュ・パブがあるのですが、そこでシンガー・ソングライター コンテストをやっていたの観に行ってきました。先週の水曜日(10月22日)の事です。みんな良かった。写真は優勝したAnja Chiaraさん。

2014年10月19日日曜日

シェーンプルン宮殿教会でのベネフィットコンサート(Benefizkonzert at Scholosskappelle Schönbrunn) と グルックのオペラ 「オウリティーとタウリスのイフゲニア」(Iphigénie en Aulide et Tauride)

Scholosskappelle Schönbrunn
先週の水曜日と木曜日は妻と二人でコンサートとオペラ。10月15日水曜日はシェーンブルグ宮殿内の教会で行われたチャリティーコンサート。知り合いのピアニストの方のご招待です。今は亡きある音楽後援者の遺志を継いで開かれたコンサート。彼女に所縁のある音楽家が多く参加して近代から現代作曲家の曲を主体に素晴らしい選曲と演奏でまさに心が洗われたようなコンサートでした。とくに印象に残ったのがDavid Popper (1843-1913)による3台のチェロとピアノのためのレグイエム(Op.66)。


翌日の10月16日木曜日はTheater An Der Wienでオペラ。クリストフ・ヴィリバルト・グルックの「オウリティーのイフゲニア」と「タウリスのイフゲニア」を 前半・後半と一つにまとめたもの。上演時間の関係で其れ其れをオリジナルより短く編纂されています。このブログでなんどか紹介した知り合いのテノール歌手Rainer Torst (ライナー・トロスト)さんもピラード役で出演。オーケストラはウィーン交響楽団 (Wiener Symphoniker)実力派ぞろいのソリストで素晴らしい公演でした。前半でダイアナ役、後半でイフゲニア役を演じたソプラノのヴェロニク・ジャンス(Véronique Gens)が特に印象的でした。

Theater an der Wienのイフゲニアのページ:http://www.theater-wien.at/index.php/en/programme/production/158664




2014年10月14日火曜日

映画 Sound City - Real to Reel





ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』、ニール・ヤングの『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』、フリートウッド・マックの『フリートウッド・マック』やトム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの『ダム・ザ・トーピードーズ』などの録音が行われたことで知られる今は無き伝説のレコーディングスタジオ、「サウンド・シティ」に関するドキュメンタリー映画。フー・ファイターズのフロント・マンでニルヴァーナのドラマーだった、デイヴ・グロールの映画初監督作品。

去年公開の映画で大分前から見たかったのですが先週末にiTunes Storeでレンタルしてやっと見ることが出来ました。一般受けする映画ではないと思いますが、音楽ファンでオーディオ好きの僕にとってはたまらなく面白い映画でした。一緒にみた次女も面白かったようですのでロック・ミュージックをやっている人たちにも受けるかも知れません。iTunes Storeのレンタルながら音も(特にドラムスの音)がすごく良かったです。ロックが好きなオーディオファイルは必見だと思います。


映画 Sound City - Real to Reel公式HP(日本語):http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/Soundcity/





2014年10月11日土曜日

バーニー・グランドマン(Bernie Grundman) インタビュー記事

もう既に読まれた方も多いかと思いますが、世界的にトップグラスの評価を得ているマスタリング・エンジニアのバーニー・グランドマン(Bernie Grundman)氏のインタービュー記事をGaudio-PCオーディオのサイトで読みました。ハイレゾだから必ずしも音が良いとは限らないなどといったことをその分野の第一人者の談話として読むことで、自分が普段感じていたことがあながち独りよがりではなかったのだと確認することが出来た様な気がします。まだ読んでないのであれば是非お読みになることをお薦めします。

記事へのリンクはこちら:http://www.pc-audio-fan.com/review/music-soft-review/20140903_64093/




2014年10月8日水曜日

First Aid Kit at Waves Vienna Festival /ウェーブス・ウィーン・フェスティバルでのファースト・エイド・キットのコンサート 


Canon S95で撮影
去る土曜日(10月4日)は、次女とFirst Aid Kit(ファースト・エイド・キット)のコンサートを観てきました。このコンサートはThe Waves Vienna – Music Festival & Conference  というアルタナティブとインディロック・ポップを中心としたミュージックフェスティバルを締めくくるメイン・イベント。First Aid Kitは以前このブログで紹介した(こちらです)スウェーデンのクララとジョアンナ・ソダーバーグ(Johanna  and Klara Söderberg ) 姉妹からなるフォーク・ポップ・デュオ。見かけはなんとなくサイモンとガーファンクルを思い出させますがサウンドはオリジナル。

会場はドナウ川沿いに流れる運河岸壁にあるFlexというクラブ。ウィーンにあるクラブのなかでは特に人気がある場所です。ただし、こちらではクラブといってもただのがらんどうの空間でお洒落という形容詞は全く当てはまりません。どちらかと言うと怪しく・危ない感じの場所が多くFlexも例外ではありません。

First Aid Kitの出演は10時からで、その前にAtlanter というノルウェーのバンドとJulia Marcellというポーランドのシンガー・ギタリストが演奏。どちらも初めて聴いたのですが良い感じでした。特にJulia Marcellはドラマーとのデュオで、ディレイも殆ど使っていないのにこんなに厚いサウンドをよく創れるものだと感心させられました。もちろん曲も良かった。

トリのFirst Aid Kit、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートが早々と売り切れたという、いまヨーロッパで人気は急上昇中。さすがに洗練されたサウンドと演奏でした。始めの数曲はちょっと出来すぎて観客との距離を感じなんとなく入りこめませんでした。確か4曲目か5曲目に『次の曲は完全にアンプラグドでやるから...静かにしてね...』といって、マイク無し、ギターもアンプ無しで演奏。クラシックのコンサートのように静まり返った会場に生の声とギターのアコースティックな音が染み渡るように流れました(上の写真)。歌が終わった後は観客の大喝采。これが、このコンサートを全く違うものに変えました。Jack Whiteのカバーやハードなロック調の曲も入ってフィナーレまでノリに乗ったライブでした。若い(20代前半)彼女らの音楽性はまだ発展途上にあるようでこれからも楽しみです。

一緒にいった娘はFirst Aid Kitの大ファンで、コンサート終了後に楽屋出口で待って、持っていたCDにサインをもらってとても嬉しそうでした。

ファースト・エイド・キットの大ヒット曲「Emmylou(エミー・ルー)」のオフィシャルビデオ:


Julia Marcellのオフィシャルビデオ:



First Aid Kit のアルバム。どれか一枚というとLion's Roarがお薦めです:



2014年10月3日金曜日

Black Rhodium Samba Speaker Cable (ブラックロジウム社「サンバ」スピーカーケーブル)


最近、オーディオ・システムの音でなんか気に入らないところが耳につくようになに色々と考え悩んでいました。ちょこちょことオーディオ機器の部品をアップグレートしており、良くなったところのほうが多いのですが、どっかが良くなると今まであまり目立たなかった欠点が目立ってくるということがあるようです。

で、ふと思いついたのがスピーカーケーブル。今まではVHAudioの発泡テフロン皮膜のOCC銅線を使って作った自作品を使っていましたが、Parts Connexionのサイトで切り売りのKimber Kable 8VSを見つけてなんとなく良さそうだなと思ったのがきっかけ。ご存知だと思いますが、OCCとは「Ohno Continious Casting」の略で、大野篤美氏(千葉工業大学名誉教授、トロント大学客員教授)によって発明された、連続鋳造法。欧米のオーディオファイルの間では結構人気です。

しばらくまた悩んで、調べたら家から徒歩5分ほどのところにあるオーディオショップで取り扱っていることが判りました。ちょっと早目に職場を出て行ってみたら試聴用に貸し出しはしないけどそんなに遠くなければ店員さんが来てデモをしてくれるとの事。キンバー以外にも持ってからねと言われ、あまり高いの持ってきても買えないから駄目だからねと言って日にちと時間を決めて帰ってきました。

数日後、約束の時間やってきた店員さんが持参したのが:
Kimber Kable 8VS、
WireWorld Solistice 7、そして
Black Rhodium Samba。

一時間ほど試聴。我が家のシステムでは、Kimber8VSは中音域が分厚く聴き易いものの帯域レンジが伸びず、情報量も大分減った感じ。 Solistice 7は音がごちゃごちゃしてバランスも悪く相性がよくありませんでした。一番良かったのがBlack Rhodium のSamba。もちろん値段も一番(といってもオーディオケーブルの中ではリーズナブルなほうですが...)だた、低音と中高音のバランスがちょっとちぐはぐな感じで中域がちょっと細身に聴こえたので、その旨店員さんに伝えると、お客さんさすがにお目が高い、これは自分も一番お気に入りのケーブルですよ、なんてかんじで、これは新品でエージングされていないから、ま置いてくから2,3日聴いてみてくださいと言って帰っていきました。実際に聴いていくとエージングの効果がよくわかります。2日目には、これに決まり!と気持ちが固まってしまいました。これが生活の糧の店員さんは一枚上手です。

導入してから2週間ほど経ってますが、とても気に入っています。もっと早くSAMBAに巡り会えていれば良かったな〜と言う気持ちです。低域が特によくなって、ウッドベースの自然でふくよな感じやバスドラのドンドンと響く感じがより生々しくなったと思います。ボーカル、バイオリン、チェロなどの音に厚みがでて温もりが感じられ音色が豊かになったとおもいます。高域も伸びシンバルの音がリアルでホール・エコーや空間感がよりよく聞こえますが高音が強調される感じはしません。情報量は確実に上り、同じギターでも個々の楽器の音の違いがよりはっきりと聞き取れます。もちろん煩くなく聴き疲れることもありません。今まで聴いたことのあるスピーカー・ケーブルで記憶にある音の印象が一番近いのはCardas のHexlink 5Cです。発売当初はCardasのトップ・オブ・ザ・ラインで試聴してとても気に入ったものの高くて買えませんでした。いまのCardasのラインアップはもっと高いケーブルがたくさん出ているので現行品の中でHexlinkに一番近いとされるCross(クロス)スピーカーケーブルは真ん中ぐらいのグレードのようです。それでもCrossはSambaの4倍ほどの値段なのでBlack Rhodium Sambaのコスト・パフォーマンスは高いかと思います。

ケーブルは好みがはっきりと分かれることが多く、システムとの相性、オーディオに対する考え方でその良し悪しの判断が大きく左右されますと思います。自分はどっちかと言うと音楽好きとというこだわりのほうが大きく、コンサートにもよく行っていらしゃるというオーディオファイルの方にはこのケーブルを試聴される事をお薦めします。

Black Rohdiumサイト:http://www.blackrhodium.co.uk/

日本代理店:http://www.moonlight-corp.jp/