2018年8月29日水曜日

帰省中です



上司・同僚たちとの夏休みローテーションの関係で今年は8月末から9月はじめにかけて夏の休暇をとることになり、先日沖縄につきました。

上の写真は、実家の台所からみた裏庭。木になっているのは、琉球語でばんしるー、グァバです。熟れたのを木からとって食べた、ひさしぶりのばんしるーは、おいしくて懐かしい味です。両親のサポート・手伝いでバタバタしています。

2018年8月15日水曜日

Zell Am See

友人の別荘から望むあさの景色
ウィーンは暑い日が続いていましたが、昨日から一段落し、今日は最高27度、最低が16度の予報です。しかし、週末から暑さが戻ってくるとのことです。

週末の小旅行で、今年もZell Am Seeに行ってきました、去年(こちら)とは違って妻と二人。娘たちは二人とも今年の夏は大学のある街に残っています。ウィーンの友人のご厚意で彼らの別荘を使わせて頂きました。36度近くあったウィーンからいくと、正に避暑の旅で、何もせずに主に読書に耽りリフレッシュした週末でした。

湖の反対側の山から見た景色

2018年8月10日金曜日

出力管を曙光電子・Shuguang 300B-ZからEmission Labs 300B XLSに交換



先日、ネルソン・パスのAmp Camp Amp(こちら)を作ったことを書きました。その後色々と考え、思いついたのが パワーアンプ 「Audio Note Kits Kit One 300B シングル」の真空管を変えてみること。僕のシステムも機器内部のパーツやケーブルのアップグレードなど、少しずついろんなところを変えてきたので、もしかすると真空管との相性も異なってきているのかもしれないと思った次第。最初は、Elrogなる新進のドイツ製300Bを買いたいと熱い気持ちになったのですが、ちょっとクール・ダウンして、家にあるいろんな300Bを試してどのぐらい音が変わるか聴いてみようと思った次第。


で、まずは300B管。 暫く前に一番のお気に入りであったEmmission Labs 300B-XLSをクローゼットの奥のダンボール箱から出してきて、いままで一番気に入ったと思っていた曙光電子の300B-Z(こちら)と交換。 うーむ、断然 Emmission Labsの方が良いです。で、ついでに、6SN7管も300B-XLSと一番相性が良いと思っていたSylvania の6SN7 GTAも引っ張り出してきて交換。こちらも大正解。 もしかして、使っている300B-Zに問題が生じているのかもしれないと思い、念のためスペアの新品を挿入して音だしするも、結果は変わりませんでした。

何がどう変わったからこのような結果になったのか想像するも、まともな説明は思いつきませんが、現状ではEmmission Labs 300B-XLSとSylvania の6SN7 GTAの組み合わせが良く鳴ってくれているので、暫くはこのコンビ行こうかと思っています。

ちなみに、300Bは今年で発売80周年を迎えるそうです。これにあわせてか、新生Western Electric社製の米国製造復刻300B管の生産・発売が今年の秋から再開されるようです。こちら:http://www.audioxpress.com/news/western-electric-to-reintroduce-famous-300b-electron-tube 

一応、発売時にお知らせを受け取れるようにメールアドレスを登録しておきました。同社のサイトからできます、リンクはこちら:http://westernelectric.com/products/300b.html現時点で発表されている見込み価格はペアで$1500とのこと。Emission Labs 300BXLSの2.5倍なので、おそらくパスかな~。でも、投資価値はあるかも。

2018年8月5日日曜日

Kurt Prohaska Trio 'The Hank Jones 100th Birthday Gala' feat. Mads Vinding


ウィーンは、動く気配のない熱波で相変わらず暑い日々が続いています。

去る火曜日、7月31日の晩は、「Kurt Prohaska Trio 'The Hank Jones 100th Birthday Gala' feat. Mads Vinding」というコンサートに行ってきました。  会場はPorgy and Bess、妻はパスと言ったので僕一人。  Hank Jones と親しくしていたというオーストリアのジャズピアニストKurt Prohaskaが企画したこのコンサート、ゲストに著名なデンマークのベーシストのMads Vinding(マッズ・ヴィンディング)を迎え、オーストリアジャズドラマー、Klemens Marktlを加えたトリオでの演奏。一度ライブでMads Vindingを聴いてみたいとだいぶ前から思っていたのですが、やっと叶いました。

僕がVindingのプレイに魅せられたのは、Duke Jordanの「Flight to Denmark」、A面最初の「No Problem」のベースでした。ピアノの美しいメロディーもさることながら、Vindingのベースがとても印象に残った一曲でした。

Amazon.co.jpより引用(https://amzn.to/2n8FbEL

「Flight to Denmark」は、数多いDuke Jordanのアルバムの中でもとくに人気で彼一番の名盤との誉れの高い作品です。僕は、彼のピアノが大好きでCDやLPを集めましたが、その契機となったのがこのアルバムを聴いたことでした。一時期こればかりかけていたことがありました。今でも時々レコード棚から引っ張り出してきて聴いて、ああ~いいな~と悦に浸ります。Jazzファンならずともきっと気に入ると思うアルバムですので、聞いたことが無ければ一聴の価値ありの超お薦め盤です。

さて、今回のコンサート、良く知られたスタンダードばかりでしたが、選曲が粋で楽しめました。ちょっとHank Jonesのスタイルという枠にこだわりすぎ(?)ような気もして、もう少し即興的な要素を前にだしたほうがMads Vindingのプレイを満喫できたのではないか?と思えたところはちょっと残念でした。ドラムスのKlemens Marktlがずごくよかったので、今後のコンサートをチェックしておこうと思っています。

暑さでバテており、どうしようかと思っていたのですが、いってよかったです。



今回のコンサートにちなんだお薦めアルバム:

2018年8月2日木曜日

プライトロン メディカル アイソレーション トランス ・ Plitron Medical Isolation Transformer for Audio/Hifi use


ヨーロッパに熱波到来で暑い日が続いています。32~33度の気温で日本だと当たり前の夏の暑さですが、こちらはクーラーが無いところが多い(我が家も然り)なので、寝苦しさの睡眠不足と重なってバテバテです。

ノベルトさんのシステムを聴き触発され、暑さにもめげず、週末に懸案であったプライトロン メディカル アイソレーション トランスを240V仕様に配線替えして、クロック電源に導入しました。このトランスはアメリカ使っていたのですが、良く調べもせずに電圧が違うからと棚の奥にしまってあったもの。大阪から沖縄に移住した友人でオーディオの大先輩が、配線図を送ってくれて、やろう・やろうと思いつつ9ヶ月ほどたち、ようやく完了。 友人がクロックの使いこなしは電源が肝と教わってはいたのですが、実際に入れてみると、想像していた以上の効果だったと思います。音がより広がり、より自然な感じに聴こえます。 もっと早くやればよかったというのが正直な気持ちです。

このトランス、もう一個あったので、それも配線し直し音楽・動画再生用に使っているMacMiniに導入。クロックのときほどではありませんが、こちらの効き目有りです。