2017年8月2日水曜日

Duelund DCA-16 awg 錫メッキ銅線のスピーカー・ケーブル




先週末あたりから35度前後の暑い日が続いています。

10ヶ月ほど前のことですが、カナダのパーツ・コネクションのサイトに広告が出ていたDuelund DCA-16 awg 錫メッキ銅線、大分人気があったようで、すぐに売り切れ。今年の初めごろに再入荷した際に購入したのですが、忙しくて、やっと二週末前にこの銅線を使ってスピーカー・ケーブルを作り (ただ、切って、ねじって、+側に赤い熱圧縮チューブをつけただけですが...) 試しています。

「伝説の」といわれている、ウェスタンエレクトリック WE 16GAをDuelund社流に作ったのがDCA-16 awgとのこと。僕はとくにヴィンテージ・オーディオ機器に興味があるわけではないのですが、同社のコンデンサーが一番好みにあっていること(こちらこちら)そして、このワイヤーを世に広めたJeff Dayというオーディオ評論家は、氏が書いた、たまたま僕もじっくりと聴いたことのある機器のレビュー記事に共感をもてたことがあったことから、このワイヤーにはとても興味がありました、$9.99/mというオーディオ・アクセサイーとしてはリーズナブルな価格も魅力でした。

スピーカー・ケーブルを替えてみたいと思い出したのは、去年後半辺りから、我が家のオーディオ・システムの音に気になるところがあったからです。ほんのちょっとですが寸詰まりでヌケがもう一歩という感じが否めなませんでした。色々といじってみて、なんとなくスピーカー・ケーブルではないか?という気がしていたのですが、今更高いケーブルを買う気もしないのでどうしようか悩んでいました。今まで使っていたBlack Rhodium Samba (ブラックロジウム社「サンバ」)スピーカー・ケーブル(こちら)は、好みに合っており、手元にあるどのケーブルよりも音はいいのですが、気になるところは拭えず解決策が無いかと思っていたところでDuelund DCA-16 awg のことを読んだのです。

導入してすぐは、中・高域は良かったものの、低域が貧弱でなんとなく全体的にまとまりがなく聴こえました。これは駄目かなと思ったのですが、ネット上には100時間ほどのエージングが必要とのレビューもあり、我慢して聴いてみることにしました。今週になって、音にまとまりが出てきて、低域もそれなりに出るようになりました。気になっていた寸詰まりのような感じはなくなり、音がより自然で以前より少しだけですが立体的な感じに聴こえるようになったのはとっても良かったと思っています。情報量も増えた感じがしてます。 暫くDuelund DCA-16 awg スピーカー・ケーブルで行ってみようと思っています。


Duelund DCA-16 awgレビュー記事:

http://positive-feedback.com/audio-discourse/duelund-coherent-audio-dca16ga-premium-tinned-copper-vintage-tone-cable/

http://theaudiobeatnik.com/index.php/2017/04/12/duelund-dca16ga-part-iii/

http://jeffsplace.me/wordpress/?p=9691



以下のネットショップから買えます:
Partsconnexion Duelund DCA-16 awg のページ:http://www.partsconnexion.com/duelund-81514.html

HifiCollective:https://www.hificollective.co.uk/wire/duelund-dca16ga-tinned-multistrand-copper-
wire-cotton-oil-insulated.html



0 件のコメント:

コメントを投稿