2020年11月2日月曜日

ウィーンの近況 - コロナ禍2度目のロックダウン

今年のウィーンの秋はあまり寒くなく、最高気温が10度前後の日々が続いています。


クリスマスのイルミネーションの設置

クリスマスに向けての準備が始まっている中、オーストリアが11月3日火曜日から11月末まで2度目のコロナ禍ロックダウンに入ることが一昨日(10月31日)発表されました。感染者急増でこのトレンドが続くと医療体制が持たなくなるよいう予測のなか、そのリスクを回避するのが主目的であるようです。前回と異なり、今回は部分的封鎖で主な制限は:

  • コンサート、スポーツなどのイベントはキャンセル。
  • 20時から翌6時までの間、一部の例外を除いた外出制限の実施。
  • 飲食店は閉店(テイクアウトとデリバリーのみの営業はOK)。  
  • 宿泊施設の利用は出張など職業上の理由以外は不可。
  • 学校の上級学年や大学はオンラインに移行。幼稚園と義務教育はこれまでおりの運営を継続。
  • 一般商店・美容院等は店舗の営業できる。
  • テレワーキングを推奨。
  • プライベートで人と会うときは同時に最大2世帯まで可能。

飲食店・宿泊施設の保護のため、従業員を解雇しないとの条件で国が、昨年11月の売り上げの8割の金額を補助することも発表されました。

昨晩は、友人たちとオーストリアでは11月11日の聖人マルティンの日の前後にたべることからMartiniGansl と呼ばれる季節料理を食べてきました。オーブンで焼いた皮はパリパリで身はジューシなガチョウに紫(赤)キャベツの料理とポテトかパン粉でつくった団子(クネーデル)が添え物としてついてくるものです。 この会食、ひと月以上前から計画していたことですが、一組6人という現状のコロナ禍対策制限はあったけどぎりぎり食べることができたねと友人たちと話し合いました。気が沈む雰囲気ウィーンで束の間の楽しい時過ごせました。

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