2016年9月27日火曜日

ウィーンのレコード市 ー Internationale Vinyl und CD-Börse

先週の土曜日(9月24日)は、早起きしてイギリスの大学に進学する次女を空港に見送りにいってきました。イングランドの大学は新学年が10月から始まります。これで妻と僕は、エンプティー・ネスター。こうなってみると、なんかあっけない感じですね。まだ実感はわきませんけど…。

当日は素晴らしい秋晴れの天気だったので見送った後、妻は友人たちとテニスに行くと出かけ、じゃ、僕はレコード市があるからそれにいってくるね、とそれぞれ家を出ました。あまりにも気持ちのいい良い天気だったので、『こんな日にレコードのエサ箱を漁るのは…』と気が引けなかった訳でもないのですが、やはりマニアの性に勝てず会場へ。

この日に購入したレコードの一部。この写真のクラシックは一枚3か4ユーロ。このぐらいの値段だとついつい色々を買ってしまい、いつも妻には『…こんなにレコード増してどうするの…』と言われてしまいます。
特にこれはという掘り出し物には巡り合えませんでしたが、なぜか以下の日本盤のレコードを見つけて、大した値段ではなかったので購入。後の3枚はどう見ても日本からやってきたとしか思えなく、YMO以外は欧米のレコード店・市見るのは初めて(そんなにいろいろと回った訳ではないですけど…)なので、どういう経緯でウィーンにやってきたのか? 盤のコンディションは悪くなかったのですが、ジャケットはだいぶ年季が入ってました。


週末に早速、4枚、聴いてみました。サディック・ミカ・バンドの「黒船」はCDで初めて聴いたアルバムで、その時はあまりピンとこなかったのですが、LPで聴いてその名盤たる所以に納得。YMOはさすがにちょっと色褪せたかな? 近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」は、初めて聴きましたが、歌謡曲を、今でいうパワーホップ的にアレンジした小気味良いサウンドに脱帽、大学時代に良く聴いていた思い出多き山下達郎の「For You」、CDもLPも持っているのだけどついつい買ってしまった。しばらくぶりに聴くと、プレスの違いなのか、なんとなく持っているLPと違った印象。早速、聴き比べると、こちらの方が若干鮮度が高いような...。今までだとこういう時にはご意見番の次女に聴いてもらっていたのですけどね、冬休みに帰省してくれる時の楽しみにしましょう。「For You」はアナログ盤のほうがだんぜん良いですね。20年ほど前にCDを買ってワクワクしながらかけて出てきた音にがっくりきたことを思い出しました。 

0 件のコメント:

コメントを投稿