前に、欧米で高い評価を得ているWindows用音楽再生ソフトJPLAYのハード部門として運営されているJCATのUSBアイソレーターを導入したことを書きました(こちら)。そこからきたニュース・レーターに掲題の記事があり、Windows環境に関する記述ですが、マックを使っている私もピントくるのがあり共感を覚えるところが多く、やる気させあれば誰でも簡単に試せることだけであったので抄訳(意訳)して紹介させて頂きます。
1.PC にインストールするアプリを最小限にとどめる。どんなに容量が多く・CPU性能が高くても、OS+音楽再生ソフト+DACのドライバー以外が起動しているのは音質に悪影響を及ぼす。
2.DACドライバーのコントロールでレイテンシー(latency)とバッファーサイズを最小値にする。
3.音楽再生ソフトのセッティングをKernel Streamingにセット。音量調整はソフトで行わない。ビット・パーフェクトであっても出力セッティングの違いで音は変わる。
4.音源のストーレッジ(HDD・SSD)はOSとアプリの入ったものとは別にする。音源は、外付けHDD・SSD, NASなど保存するのが音質的に望ましい。
5.OSの最適化をする。パワーセイバー、仮想メモリ、ログなどを出来るだけ使わないようにする。(原文には最適化ツールのリンクあり)
6.WiFiは使わず、Ethernetの有線接続にする。
7.PC/サーバーの電源ケーブルをアップグレードする。ビット・パーフェクトであっても、電源周りで音は左右される。
8.音楽再生中はディスプレーを消す。
9.一旦設定を終えたら、PCからディスプレー、キーボード、マウスなどを外して本体のみ(Headless)で音楽再生をする。
10.PCに振動対策を施す。インシュレーターを使ったり、オーディオ・ラックに入れることで、音質が向上する。とくにHDDの入ったハードには振動対策が必要。ビット・パーフェクトでありさえすれば、問題は無いというのはPCオーディオ最大の神話。
原文はこちらです:
一部、意見が分かれるだろうな?と思う箇所のありますが、試してみて音を聴いて判断されてはいかがでしょうか? Mac用のヒント集も近々執筆予定との事。楽しみです。
JPLAYの日本語サイトはこちらです:http://www.jplay.info/62main
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