2018年3月14日水曜日

JCAT/Intona USB Isolator を導入



先日書いた(こちら)、USBアイソレーター。色々と調べて、JCATのに決めました。一週間ほど前にポーランドから到着。早速取り付けて使っています。欧米のオーディオ・ネットマガジンや掲示板などで高く評価されたIntonaのIndustrial タイプUSBアイソレーター基盤のOEM供給を受けて、伝送確認のLEDを省き、アルミのケースにいれたもの。Intona基盤は既存のチップを使わず、独自にコーディングしたFPGAを使用。JCATはIntonaと値段はほぼ変わらず、ケースのシールド効果も期待できそうだったのでこちらに決定。JCATは、Windows用再生ソフトJPLAYの共同創始者が主宰する会社のようです。
使用されているIntonaのボード 「http://www.jplay.eu/ml_post_slider/jcat-usb-isolator/」 より引用

本来の業務がb-to-bの信号処理関連のエンジニアリング会社であるIntonaのサイトのUSBアイソレーターのページ(とくにFAQ)をご覧になると判ると思いますが、この基盤は測定結果などに基づいて技術的裏付けのある製品で、様々な技術的情報も公開されていることもこれに決めた理由のひとつでした。

使い始めてまだ日は浅いですがとても良い感じです。USB2.0High-Speed対応なので、24/192非圧縮ファイルでも全く問題はありません。取り付けてすぐでも音に荒さを感じず、クリアーでよい感じ。情報量が増えたのか、音場・音像感が向上し、ボーカルなどは今までより高めの位置に聴こえるのもレコーディングも出てきました。

音源ファイルを保存している外付けSSD(Samsung 500GB SSD + Ratoc RS-EC22-U3Rケース)と MacMiniの間に入れて使っています。USBケーブルはSUPRAのUSB2.0ケーブルです。このアイソレーターなしではもう聴けません。そのぐらいはっきりとした違いが聴けます。

JCAT/Intona以外には、iFIオーディオの「iGalvanic 3.0」(こちら)も検討しましたが、僕にはUSB3.0は不要であるし、発売されて日が浅い商品であったので見送りました。JSPCさんブログに書かれていたHuMANDATAのUSB-029H2-RP(こちら や こちら)は、外付け電源が入れられるので、とても興味があったのですが、ヨーロッパから購入できる先が見つからず諦めました。

JCAT・Intonaに関しては既にネット上に詳しい情報が多くあるので省きますが参考になったリンクを以下に添付しますので御参照ください。


JCAT EUのHP:https://jcat.eu/featured/usb-isolator/

日本語のサイト:

「ゴンザエモンのオーディオ道探求」HP: 
http://www.ne.jp/asahi/gonzaemon/audio/diary37-11.html

JCAT日本語デスク:日本:http://www.jplay.info/jcat-usb-isolator

Intona日本販売元:http://www.aedio.co.jp/Intona/


欧米のINTONA(JCAT) USBアイソレーターレビュー(英語):

http://www.6moons.com/audioreviews2/intona/1.html

https://www.audiostream.com/content/intona-technology-usb-20-high-speed-isolator

http://www.tnt-audio.com/accessories/intona_usb_isolator_e.html




2 件のコメント:

  1. Isaku 様

    初めてお邪魔いたします。
    この貴ブログ記事は、大変有難い情報でした。
    ●結論的には、昨日(9/30)、私もこのJCAT品を発注しました。
    (日本への送料込みで375€でしたが、PAYPAL払いは簡便でイイすね)

    ●宜しければ私のブログ(最新記事)をご覧ください。
    同じ基板で少々安いINTONA社の直販品(7054-X)を買うか、そのデモ機の試聴もして、さんざん迷いましたが、JCAT品はよりコンパクトで金属躯体であること(シールド性はより良好?、デザインも優れもの)ですから、JCAT品に期待したいです。
    私の愛用ソフト(JPLAY・FEMTO)と同じマーシン氏<ポーランド>が立ち上げた製品ブランドですから、そこにも親近感というか、期待感があります。

    ●JCAT品にした最大の理由は、その寸法(コンパクトさ)です。
    愛用のDAC(SOULNOTE「D-2」)では、USB入力のほかに、CDPから同軸(デジタル)も繋ぐのですが、同機背面の入力端子の並びは狭く、私の拘り(USBアイソレータは、USBケーブルを用いずDACに直付けしたい<拙ブログご参照>)からすると、INTONA7054-Xの幅は大き過ぎるのです。<JCAT品ならギリギリOKと判断できました>

    ●JCAT品をお使いになられて1.5年が経ったと存じますが、その後如何ですか?
    何か新たな問題とか、お気づきがあればご教示願いたく存じます。

    (PS)
    ウィーンにお住まいとは、本当に羨ましいです。
    私は大のクラシック音楽ファンですので、一度で良いから、楽友協会ホールでのオケ鑑賞、国立歌劇場でのオペラ鑑賞がしてみたいです。
    勿論、モーツァルトの住んでいたアパートも訪問したいし、シュテファン寺院(ウィーン少年合唱団の聖歌!)、王宮も素晴らしいでしょうね!

    返信削除
  2. Isaku 様

    この貴ブログ記事は大変参考になりました。
    ありがとうございます。
    INTONA品(7054-X)とJCAT品(基板は同一)、迷いましたが、JCAT品を注文しました。
    このあたりは、拙ブログをお読み下されば幸甚です。

    https://24267456.at.webry.info/201909/article_2.html

    ●INTONA社の「7054-X」を自宅試聴して好印象だったのですが、その躯体が結構大きいのです(ご覧のとおり「弁当箱」みたい)。
    なので、DAC背面にこれを「直付け」してしまうと、背面に2つある同軸系入力(アキュのCDPのデジタル出力と繋ぐ)が双方隠れてしまいます。
    ●ノイズ対策上、DACに「直付け」には拘りたいので、一回り以上躯体がコンパクトなJCAT品(7054-Xと同基板。愛用ソフトのJPLAYブランド)を注文した次第です。
    あれこれ採寸してみたら、JCAT品なら、DAC背面の同軸端子は1つだけは顔を出してくれそうです。

    (PS)
    ウィーンにお住まいとは!
    大のクラシック音楽ファンの私は羨ましい限りです。

    返信削除