さる月曜日(6月4日)は妻とジュリアーノ・カルミニョーラのコンサートに行ってきました。会場はコンツエルトハウス モーツアルト・ザール。
共演は、Marco Testori (Violoncello)、Jadran Duncumb(lute)、Riccardo Doni (harpsichord)。 プログラムは以下の通り:
Nicola Porpora:Sonata in G major op. 12/2 for violin and basso continuo (1754)
Pietro Locatelli:Sonata in D minor op. 6/12 for violin and basso continuo (1746)
Giuseppe Tartini:Sonata in G minor for Violin and Piano "Teufelstriller Sonata" (1713-1740)
Arcangelo Corelli:Sonata in F major op. 5/4 (1700)
Francesco Maria Veracini:Sonata accademiche in E minor op. 2/8
Antonio Vivaldi:Sonata in D major RV 10 for violin and basso continuo
アンコールは:
Tomaso Albinoni:Sonata da chiesa op. 4/1 in D minor for violin and basso continuo (1st movement: Adagio)
Antonio Vivaldi:Sonata in F major RV 18 for violin and basso continuo (4th movement: Allegro) (1716)
Arcangelo Corelli:Sonata in D major for violin and basso continuo (4th movement: Allegro)
初めて聴くか、聴いたことがあってもあまり憶えていない曲が殆どのプログラムでしたが、有名曲 タルティーニの「悪魔のトリル」では、聴き慣れたものとは全く異なる雰囲気を醸し出す演奏でカルミニューラ独自の世界が繰り広げられていることが良くわかりました。
古楽器を使うソリスト(バイオリン、フォルテピアノなど)のリサイタルはこのホールで聴いたことがありますが、小編成の古楽器アンサンブルを聴いたのは今回が初めて。レコーディングで聴く音とも一味も二味を違いとても興味深い経験をしました。
90年代にカルミニョーラがアンドレーア・マルコンと組んでだした数々のヴィヴァルディーのCDはとても新鮮で驚きを憶えその頃から持っていた「いつかコンサートで聴けたら良いな」という思いが叶いとても嬉しかったです。
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