2015年3月20日金曜日

先週末 その2:Geschichten aus dem Wiener Wald (ウィーンの森の物語)@ Theater an der Wien



観客の拍手に答える HK Guber氏(中央)

3月14日土曜日の夜は、妻とオペラ。シーズン・チケット=プレミア(初日)シリーズの一環で  Geschichten aus dem Wiener Wald (ウィーンの森の物語) HK(Heinz Karl)Gruber (HKグルーバー)作曲の新作で氏自らの指揮。グルバー氏はウィーン生まれのマルチ・アーチストで作曲家のみならず歌手、俳優、ベースプレヤー、指揮者、舞台・映画監督としても活躍中。1931年に書かれベルリンで上演され成功を収めた、Ödön von Horváth(エデン・フォン・ホルヴァート)の同名戯曲をオペラ化したもの。ウィーンの庶民の生活を風刺したこの劇は、当地では否定的に受け止められたらしい。 

初演の作品なのでまったく予備知識も無かったのだが、HK Guber氏の作品はコンサートで何度か聴いたことがあったので、前衛的では無いであろうと思いつつも、現代の作曲家であるのでどこまでヘンテコになるかな?と覚悟はしていたが思ってよりもフツーな感じのオペラでした。出演者もかなり名が通った歌手が多く、歌も演技もすばらしかったので面白く楽しめました。

オーケストラと主なキャストは以下の通り:

指揮:HK Gruber
Marianne: Ilse Eerens
Alfred: Daniel Schmutzhard
Oskar: Jörg Schneider
Valerie: Angelika Kirchschlager
Zauberkönig: Albert Pesendorfer
母親:Anke Vondung
祖母:Anja Silja

HK Gruber に関して:http://tower.jp/artist/708500/HK-Gruber

エデン・フォン・ホルヴァートに関して:http://www.surugadai.ac.jp/sogo/media/bulletin/Bunjo07-01_MIWA.pdf

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