(Canon S95 で撮影) |
さて、まだ時差ぼけも抜けていないのですが、11月29日金曜日の夜は、Julia Fischer (ユリア・フィッシャー)のコンサートに妻と二人でいってきました。場所は楽友協会大ホール、伴奏はMilana Chernyavska。
プログラムは:
Giuseppe Tartini: Sonate für Violine g-Moll, „Teufelstriller“ (タルティーニ:悪魔のトリル)
Felix Mendelssohn Bartholdy:Sonate für Violine und Klavier F-Dur (メンデルスゾーン:バイオリンソナタヘ長調)
Pablo de Sarasate: Malagueña y Habañera, op. 21、Romanza Andaluza y Jota Navarra, op. 22、
Playera y Zapateado, op. 23、Caprice Basque, op. 24 (サラサーテ:スペイン舞曲集より、マラゲーニャ、ハバネラ、アンダルシアのロマンス、ホタナバーラ、祈り、サパテアード、バスク奇想曲)
Maurice Ravel:Tzigane. Rhapsodie für Violine und Klavier (ラベル:ツィガーヌ)
時差ぼけをも打ち負かす素晴らしいコンサートでした(訳:眠くなら無かった ^O^)
なによりも超絶技巧作品ともいわれるサラサーテをごく普通の曲のように危なげなく弾きこなし安心して聴いていられる完璧なテクニック。とても綺麗な演奏でもう少し泥臭さとドラマチックな感情移入があっても良かったか? という気がしないこともなかったのですが、これも彼女のスタイルで個性がでていた訳でこれはこれでとても良かったと思います。メンデルスゾーンは最高で、この曲を再発見したような気になりました。
ユリア・フィッシャーは、これらの作品が収められたCDを来年早々に発売するそうです。
ユリア・フィッシャー公式HP:http://www.juliafischer.com/index.php/en/
0 件のコメント:
コメントを投稿