(Canon S95) |
12月2日月曜日は妻と二人でAndris Nelsons (アンドリス・ネルソンス) 指揮 ウィーンフィルのコンサートに行って来ました。場所は楽友協会大ホール。プログラムは:
Joseph Haydn: Symphonie C-Dur, Hob. I:90 (ハイドン:交響曲90番)
Felix Mendelssohn Bartholdy: Konzert für Violine und Orchester e-Moll, op. 64 (メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲)
Richard Strauss: Also sprach Zarathustra. Tondichtung frei nach Friedrich Nietzsche für großes Orchester, op. 30 (リヒャルト・シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき)
バイオリン協奏曲のソリストはウィーン・フィル コンサートマスターのVolkhard Steude (フォルクハルト・シュトイデ)氏。
もう、文句なしの素晴らしいコンサートでした。ウィーン・フィルの楽友協会でのコンサートは定期公演で主でその購読は16年待ちとも20年待ちともいわれており、なかなか観れる機会がなかったのですが今回は運良く切符を入手することが出来ました。ネルソンスの指揮はウィーン・フィルのホームグラウンドでのよさを完全に取り出し、それぞれの曲の良さをハイライトしたようなとても魅力的なものでした。特に『ツァラトゥストラはかく語りき』は重厚で荘厳な演奏でとてもよかった。シュトイデ氏のメンデルスゾーンも理想的な演奏でなにも言うことがありません。ソリストとしてもこのような実力をもった演奏家がコンサートマスターというのもやはりウィーン・フィルならではなのでしょう。
尚、席は正面バルコニーの一番上というステージからの対角線上反対の端で距離的には最も遠い場所でしたが音は今まで一番良かったねと妻とも話していました。とくにメンデルスゾーンのコンチェルトではソロもオケもバランスよく音はうまく混ざっているのだけど個々の楽器もはっきりと聞こえるというオーディオ桃源郷に限りなく近づいた感じ。ここ数日はうちのステレオを聴く気がおきません...(苦笑)。
ウィーン・フィルの公式HP:http://www.wienerphilharmoniker.at/
フォルクハルト・シュトイデ氏の紹介 (コンサートプロモーター、カメラータ・トウキョウのサイト):http://www.camerata.co.jp/artist/detail.php?id=530
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