色々とプリアンプの改造のことを書いていますが、まだプリアンプそのもののことを紹介していなかったので簡単に説明を載せておきます。 僕が使用しているプリアンプはカナダにあるAudio Note Kits社のL3 Line Pre-Amplifierで特徴は:
- 5687管による増幅段
- トランス出力 (HiBカットコア)
- 6X5管整流(B+電源)
Audio Note Kitsに関しては、僕のホーム・ページ (こちら)をご覧下さい。プリアンプを入れるまでは同社のKit1という300Bシングルのインテグレーテッド・アンプを使っていました。1年度ほど前にプリアンプを導入した際にKit1をパワーアンプ仕様に改造しましたが、プリの導入でこんなに音が変わるものかと驚きました。
作ってすぐの頃 (2012年5月) |
ここ半年ほどちょこちょこと改造/アップグレードを行っていますがプリの部品一個換えるだけでシステム全体の音の印象ががらっと変わったりすることを経験しプリアンプがオーディオシステムの要であるということを実感することが出来ました。
およそ一年後、だいぶ手を加えました。
同社のキットやトランスのほとんどが、長年Quad で回路設計をやっていたAndy Groove氏が直接設計・デザインしたもので欧米ではその音質に定評があります。このプリアンプもストック・モデルでもとても良い、聴き疲れしない自然な音で僕の好みの音でした。今のところ、磨けば磨くほど光ってくるのでとても楽しませてもらっています。ちなみにGroove氏は新興Quadに戻ってクラシックシリーズのアンプの設計を担当したとのことです。
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Audio Note Kits社 L3 ライン・プリアンプのページ: http://www.ankaudiokits.com/l3linemk2.html
良い意味でハイエンドで優れていると思うのですが、基本的にオーナーのブライアンが一人で切り盛りしている為か対応は真面目だけと結果が共なわずちょっと抜けたところがあるので、そのつもりで気長に付き合わないとワジワジーしてきますのでご注意あれ。
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