先週の木曜日、雪の降る中をこのブログではお馴染みとなった 陽子・フーバーさんのリサイタルに行って来ました。ビオラとバイオリンを演奏されるフーバーさん、今回はバイオリンでバロック時代の曲を演奏。プログラムは: Händel: Violinsonate E-Dur、Bach: Solo-Partita E-Dur、Telemann: Solo-Fantasie a-moll、 Corelli: Violinsonate A-Dur。会場は、ウィーン旧市街の中心部にあるPeterskirche(ペーター教会)。チェンバロの伴奏で演奏されるバイオリンソナタの生演奏を聴くのは初めてだったのでとても楽しみにしていきました。
自らのカデンザを取り入れた素晴らしい演奏と素敵な選曲。期待していた以上でした。フーバーさんの先生でいらしゃるEduard Melkus (エドゥアルト・メルクス)氏もお見えでフーバーさんの演奏にブラボーを送っていました。ちなみにメルクス氏はニコラス・アーノンクールやグスタフ・レオンハルトと共に古楽復興、歴史的演奏法の動きの草分け的な存在でありまたその振興に貢献された音楽家です。
リサイタルの後には近くのレストランでお知り合い方々との遅めの夕食に家内と共にご一緒させていただきました。楽しい一晩でした。でもドイツ語ができればもっと楽しめただろうと思います。
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