10月10日 月曜日は友人ご夫婦のお誘いで、妻と共に「Im weißen Rössl(白馬亭にて)」というオペレッタをフォルクスオーパー(国民歌劇場)で観てきました。この劇場は我が家から徒歩でも15分程度のところにあるのですが、今まで機会が無くて僕は初めて。ウィーンにある他の歌劇場に比べ、ややこじんまりとして、オペラだけではなく、オペレッタ、ミュージカル、バレエのなかでもより広い層の観客にアピールするプログラムが上演される劇場です。
友人御夫婦の話だと、「Im weißen Rössl(白馬亭にて)」はドイツ語圏では知らない人はいないというほどに有名な喜劇とのこと。もともとは1897年制作されてもので、その後、映画化もされ大ヒットとなったそうです。このオペレッタはラルフ・ベナツキーとローベルト・シュトルツによりつくられ1930年に初演されたもの。詳細はこちらをどうぞ:
https://classicworld.at/vienna/opera-and-operetta。
とにかく楽しいショーで、オペレッタというよりはミュージカルを観ている感じでした。こじんまりとした劇場によくこれだけの歌手・役者さんが出演するなと関心するほどに大規模な演出で客席も巻き込みとても華やかでした。英語の字幕はあったのですが、劇中のジョークはドイツ語圏の様々な地方の面白い言い回しや風習・習慣・人々の性格違いを揶揄したものが殆どで日本人の私たちにはわからないユーモア。周りが大爆笑するなかきょとんしていたことも多かったです。この劇に使われている歌も大ヒットたみんなが知っている歌のようで、観客の多くは役者さんが歌うのにあわせ、一緒に口ずさんでいました。
オペレッタの後は、近くのレストランで遅い食事。会話が弾み4人でワイン2本を空け家に着いたのは午前様。さすがに翌日の出勤はつらかったです。
フォルクスオーパー(国民歌劇場)について:http://www.austria-fan.com/
フォルクスオーパー HP:http://www.volksoper.at/
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