2016年10月3日月曜日

訃報:サー・ネヴィル・マリナー

Wiki Media Commons:  Werner Bethsold, CC-BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=51237360

アカデミー室内管弦楽団 (Academy of St. Martin-in-the-Fields) を結成し長年指揮者として率いてきた、サー・ネヴィル・マリナーが 昨日お亡くなりになったそうです。享年92歳。

映画「アマデウス」のサウンド・トラックを担当した、氏の演奏には、クラシック・ファンでなくとも触れた方々が多いはず。

2012年初めに、ウィーン楽友協会で氏の指揮するアカデミー室内管弦楽団をコンサートで初めて聴いたときの美しい弦楽器の音色ときらびやかな演奏はまだ印象強く僕の記憶に残っています。プログラムは グリンカ(ルスランとリュドミラ序曲、メンデルスゾーン(曲目失念)、ドボルザーク(新世界)でした。このブログをはじめる数ヶ月前のことでした。

氏は明日ウィーン楽友協会でアカデミー室内管弦楽団の演奏指揮する予定で、チケットはかなり早い時期に完売状態だったので立見席ながら僕たちもチケットを入手していました。楽友協会からのお知らせでは、明日は指揮者不在のアカデミー室内管弦楽団による追悼コンサートとなるとのことでした。

御冥福をお祈りします。

ガーディアン誌の追悼記事:
https://www.theguardian.com/music/2016/oct/02/conductor-sir-neville-marriner-dies-academy-st-martin-in-the-fields-amadeus?CMP=share_btn_link

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