2016年8月13日土曜日

シリル・エイメー&ディエゴ・フィゲレイド /Cyrille Aimée & Diego Figueiredo

今週のウィーンは秋のような気候です。日中の最高気温が20度前後、夕方から夜半にかけて急激に気温が下がり、昨日の帰宅時は13度、明け方には9度まで下がったようです。でも週末から来週にかけて徐々に暑くなり夏の気候に戻るとの予報。

下の2点は今回帰国した際に買ってきたレコード。こちらでは入手が難しかったり、値段が高かったりしたものです。


シリル・エイメーは、前にもちょっと書きましたが(こちら)、ニューヨークを拠点に活躍しているフランス出身のジャズシンガー。これらのレコードは、彼女にとっては第2作と第3作。「Smile」は彼女がブラジルに行った際に、当地のギタリスト、ディエゴ・フィゲレイドと録音したアルバム。彼女のプライベート・レーベルから出た作品。「Just the Two of Us」は、彼女の第3作目。日本のヴィーナスレコードからでた作品でNYでの録音。僕が買ったのはアナログ盤。アマゾンではプレミアムがついていますが、ディスク・ユニオンの新品のコーナーあったのを見つけて定価で購入。

ジャズ・スタンダードとラテンが中心の構成の「Smile」は、どちらかと言うとエラ・フィッツジェラルドとジョー・パスがPabloに残した一連の共演作 (例えば「Take Love Easy」 )を彷彿させる作品。オンデマンドCD-Rですが、音もなかなかのものです。 

「Just the Two of Us」は、スタンダードとラテンにポピュラーが加わった作品。前作に比べより、アイメーの個性が前に出てきている作品だと思います。アナログ盤とデジタル盤を直接同じものさしで比較することは出来ませんが、音質も悪くないと思います。

この2枚、甲乙つけがたいですが、特に「Just the Two of Us」はCDでもアナログ盤でも適当な値段で見つけたら買っておいても損はないか?と思います。


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