2016年6月29日水曜日

英国のEU離脱!

今週のウィーンは昨日まで20度前半の気温で先週から連日続いていた30度をこえる夏の暑さから一息ついたところですが、今日からまた夏の暑さに戻りました。例年より早く突然夏が訪れた感じです。

ヨーロッパは、英国のEU離脱の国民投票結果の話題で持ちきりです。オーストリアで危うくネオナチとの関係があるとされる極右政党の候補が大統領に当選しそうなったり、アメリカでトランプ旋風が起こったり、フランスやドイツでの極右政党の台頭など、反既存政党・政権の国民感情感情が高まっていることの反映なのではないかと思っています。これも著名経済学者たちがそのリスクを警告しているより極端に偏りつつある富の分配がその大きな要因のひとつとなっているのではないでしょうか? 

英国が実際にEU離脱をすることが確定すると世界経済・政治に及ぼす影響は計り知れません。おそらく想像以上に悪い方向に行くのではないかと危惧しています。イギリスの国民投票は法的拘束力は持たないようなので、自らの政治生命をかけても客観的な立場からの国益・世界の利益を優先し、すくなくとも結果を再考させられる方向に持っていけるリーダーがイギリスにいるといいのですが...。

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