『...最終ベータ版は1.4に比べちょっとまろやかでややベールのかかったような音のようにも感じられますが心地良い聴き易さがある事も否めません。自分はどっちが好きなのか決めかねているというのが今の正直な気持ちです。...』であったので『...。しばらく1.4.1だけで時間をかけて様々なレコーディングを聴いてみて不満を感じるようになるかどうか試してみようかと考えています。...』と書きました。この間にもアップデートがありAudiravana Plus 1.4.5が現行リリースです。 環境設定でサウンド設定を変えたりすると戻してもソフトを再起動しないと鳴らないことがたまにありますがおおむね作動は安定しています。肝心の音ですが、スピーカーの設置をちょっと調整したことが利いたのか、アップデートで何か変わったのか、しばらく聞いていて耳が慣れたのか判りませんが今は不満を感じなくなりました。家族にも聞いてもらいましたが他のソフトに比べこれが良いというのが一致した意見でした。
この過程で、Weiss FireWire Driver でOperation Mode の切り替えを試してみました。思いもよらずこの設定がいかに大きく音質を左右するかということが良くわかりとても興味深い経験でした。Low Latency, Normal, Safe Mode 1, Safe Mode2 の順に替えていくと音がだんだんと曇ってきて、もこもこ感が増し、キレが悪くなります。これはDACやCDPを換えた時の様にハッキリと判る違いです。僕は素人なので理屈はわかりませんが特にハイレゾの音源で差が顕著に現れましたHD Tracksからダウンロードしたマイケル・ジャクソンのスリラー(24/176)は特にNormalであってもリズムのスピード感が落ちてキレが無くなります。聞いていて欲求不満に陥るような音で極寒のなか顎が凍えて動かなくしゃべろうとしても思い通り口が動かないときのような歯痒さを感じます。Low Latencyにして、やっと『せめてこうでなくでは』という感じ。こうなると24/88のほうがDAC Chip演算に負担が少ないのかなあ、そうするとそのほうが音がいい?などと素人考えがでてきて、じゃ~24/88もダウンロードして試そうか?などと無駄遣い極まりない散財行為を本気でやろうかと思うオーディオ馬鹿丸出しになってきます(やっていません念のため。)ちなみにマイケル・ジャクソンのスリラーのハイレゾ音源ですが、効果音はかっこいいのですが我がのシステムではボーカルがどうも必要以上に細身に聞こえてあまりピンときません。LPはそれなりに良い音なので期待はずれでちょっと損した気がしています。それもあって本気で24/88だったらどうか?ということを試したくもなったのです(笑) しかし、ちょっとこらえて冷静になってみると同じHD Tracksのキャット・スティーブンス のTea For The Tillermanは24/192で凄く良い音がするので結局はマスタリングかうちのシステムとの相性が原因かと考え始める訳です...。
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