2018年10月16日火曜日

Vienna Mozart Orchestra / ウィーン・モーツァルト・オーケストラ



重なるときは重なるもので、関係者の方の御招待で、ウィーン・モーツァルト・オーケストラを見に行きました。先週の水曜日(10月10日)のことです。会場は楽友協会大ホール。妻と、ィーンを訪れていた長女と3人で伺って、なんと貴賓席に座って観ることが出来ました! プログラムは、モーツァルト名曲・名アリアの抜粋。そして、最後はヨハン・ストラウス2世の「美しく青きドナウ」とヨハン・ストラウス1世「ラデツキー行進曲」。

このオーケストラはモーツァルトの時代のかつらと衣装を着て演奏する、主に観光客をターゲットとしている楽団ですが、話によると主にウィーンの主要オーケーストラの奏者やフリーのプロの音楽家がアルバイトで演奏しているとのこと。それもあってか、一般観光客用と侮る無かれ、なかなかしっかりとした聴かせる演奏でした。歌手の方々も良くて、いかにウィーンには才能が多く集まっているかということを物語るようでした。

観客も、通常のコンサートにきている観光客たちよりもよほどまじめにお行儀良く聞いていた人たちが多かったように見受けられましたし、だれでも知っている超有名曲が流れるとどよめきが沸き、素直に喜んでいる姿には、楽しくさせられました。

「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」、楽友協会で生で聴くのは初めてだったねーと3人で語り合いながら帰宅。ほぼだれでも聞いたことのある、ウィーンを代表するこの2曲、これまたウィーンを代表する音楽ホールである楽友協会で聴くには、チケットが飛び抜けて高価で入手困難なウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートかウィーン・モーツァルト・オーケストラのコンサートしかありません。

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