8月後半は、来客が多く、長女が大学に戻ったりと気忙しくて更新が怠っていました。ウィーンはもうだいぶ涼しくなりすっかり秋の始まりといった感じです。
さて、もう2週間ほど前のことなのですが家族でEdward Burtynsky (エドワード・バーティンスキー)の写真展をThe KunstHausWien (クンストハウス・ウィーン)で観てきました。
人が自然に及ぼした影響を主題にいくつかの大きなプロジェクトを成しえたカナダの写真家バーディンスキー氏の今回の対象は水。氏のサイトでイメージの概要が見れますが(こちら)、高い社会性、問題意識を単なるドキュメントではなく、類稀な素晴らしいファイン・アートに昇華させてみる人を魅惑すると共に、その美しさの背景を知ることにより強い危機感を植えつけるとてもパワフルな作品たちでした。
中判・超高解像度センサーを取り入れたハッセルブラッドのデジタルカメラで撮影し、大きく引き伸ばされた写真の緻密さも凄かったです。どこかで見に行く機会があれば是非ご覧ください。
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