2017年9月15日金曜日

クリスティアン・ティーレマン指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 コンサート・Christian Thielemann Conducts Sächsische Staatskapelle Dresden at Musikverein


今シーズン初コンサートはクリスティアン・ティーレマン指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団でした。先週末(9月9日土曜日)のこと。妻は次女と一時帰国中、長女はすでにオランダで新学年が始まっているので、僕一人で行ってきました。会場は楽友協会大ホール、プログラムは以下の通り:

Felix Mendelssohn Bartholdy: Overture "The Hebrides", op. 26
Max Bruch:Concerto for Violin and Orchestra in G minor, op. 26
Johannes Brahms: Symphony No. 2 in D major, op. 73

ソリストはNikolaj Znaider (ニコライ・ズナイダー)

数年前、著名な音楽学者のお目にかかった際、曲の演奏・解釈は口授で引き継がれて、それが伝統になっているというお話をされて、ティーレマンは現役の指揮者の中では数少ないウィーンの伝統を引き継いでいる指揮者だから是非聴きに行った方が良いと伺ったことがありました。以来、いきたいと思いつつも日程があわず、ようやくその希望がかないました。

そんな事もあってとても期待して行った演奏ですが、まず感じたのはテンポの幅がとくに大きい。速度記号で速くと指示されている部分ではこれでもかといったように飛ばしているといことでした。とにかくブルッフではソリストもガンガン飛ばしてオケが必死でついって行っているという印象。ゆったりとした部分では感情のこもったロマンチックな感じでしたが...。後半のブラームスもそんな感じ。ブルッフもブラームスも好きな曲でいろんなレコードを持っているし、ライブで何度も聴いたことがある曲なのですが、今回の演奏は僕が色々と聴いてきた結果、持っている曲のイメージとはだいぶ違うものでした。好きか?と言われると、わからないというのが正直な答えです。でも一度ティーレマンの指揮するウィーン・フィルを聴いてみたいです。

ティーレマンはウィーンでは大人気のようで、オーケストラが退場してからも、何度も何度もカーテンコール(カーテンはないのですが)に応えて出てきておじきをしていました。僕は7度目まではいましたけど、ちょうど見に来ていた友達にバッタリあって、一杯飲みにいこうということになってコンサート・ホールを後にしました。

ちなみにニコライ・ズナイダーのアンコールは、バッハ無伴奏ソナタBWV 1003 - 3rd movement (Andante)。これも割と個性的な演奏だったと思いました。


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