去る火曜日(9月19日)はダイアナ・クラールのコンサートに行ってきました。会場はウィーン・コンツェルトハウス 大ホール。彼女のウィーンでの人気は高いようで、二日続けてのコンサートの妻は行かなくて良いといったので僕一人です。バンドのメンバーは以下の通り:
Stuart Duncan , violin、Anthony Wilson , guitar、Robert Hurst , bass、Carrie Riggins , Drums
前に書きましたが(こちら) 僕はとくにクラールの歌・演奏が好きだという訳でなくどちらかと言うと、彼女のアルバムがなぜこんなに売れているのか判らないと思うことのほうが多かったのですが、最新の「Turn Up the Quiet」をとても気に入っていて、ヘヴィー・ロテーション盤となっているので、ニュー・アルバム・ツアーのポスターを早速チケットを買ったのが2ヶ月ほど前のことです。
コンサートはとても良かったです。とくに、いわゆるジャズのスタンダードの曲がいいと思いました。バークリー音楽大学を奨学生として卒業したクラールのバックグラウンドはジャズだからなのか? 単に僕がジャズを好きだからなのかは判りません。Tom Waitsの
「Temptation」や Joni Mitchellの「A case of you」なども歌ったのですが僕にとってはインパクトが少なかったです。でもアンコールで歌ったThe Bandの「Ophelia」は良かったな。
売れている著名なアーチストのコンサートに行っていつも感じるのはバンドのレベルの高さです。クラールも例外でなく、バンドのソロ、とくにギターとバイオリンの掛け合い、ドラムとベースの掛け合いなどは名演で、そういう観点からもとても楽しめました。
座った席は、ステージ真横のバルコニー。ちょうど、ピアノに向かうダイアナの真正面で目があったような気がしてゾクゾクとするようなヴィジュアル的には最高の場所でしたがなんと、PAスピーカーの後ろで音響的には最悪の場所だったのがちと残念でした。
クラールのオフィシャルHP: http://www.dianakrall.com/ 「Video 」のタブをクリックすると「Turn Up the Quiet」挿入曲の動画が見れます (こちら):
コンサートでの演奏はこんな感じでした (バンドは上記のメンバーです):
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