先週は、体の調子を崩して二日ほど寝込んだのと、職場の大きな会議があったことが重なって、更新できませんでした。
さて、週の終わりの5月29日金曜日の夜、ウィーンを拠点に活躍する若手コンサート・ソリストたち(20代前半)が集まって自閉症互助・援助機関 「Autistenhilfe」ためのチャリティーコンサートに行ってきました。会場はHaus Der Industrieというビルの大ホール。ちょうど楽友協会とコンツェルトハウスの間ぐらいにあります。現在は、The Federation of Austrian Industries(オーストリア産業連盟)の本部ビルとして使われているようで、イベントにホール等は貸されるようです。
余談になりますが、ウィーンにはこのように音楽会の会場になりうるホールが数多くあり、まさに音楽の都。ちなみにこの会場から楽友協会まで徒歩5分、コンツェルトハウスまでは徒歩3分、オペラ座までもせいぜい徒歩10分。徒歩20分圏内だと、ベルベデーレー、アルベルティーナ、美術史美術館、アン・デア・ウィーン劇場までも足を伸ばせます。ウィーンには文化施設が数多くあるだけではなく凝縮されて詰まっているので、音楽・美術に興味がある人にとっては理想的な街かもしれません。
今、当地で人気上昇中の新進バイオリニスト、Yury Revichさんがプロデュースしたこのチャリティーコンサート、若い音楽家の才能と情熱あふれる演奏には聴いていて心が共鳴し熱くなりました。とてもよかった。
出演者はみんなすばらしかったですが、Yuryは当然のこと、とくにチェロのHarriet Krijgh、Brendan Goh(15才!)そしてピアノのMagda Amaraは、機会があればリサイタルにいって聴いてみたいと思いました。要注目です!
Yury RevichのHP: http://www.yuryrevich.com
Harriet KrijghのHP: http://www.harrietkrijgh.com
Brendan GohのデビューCD:http://ml.naxos.jp/album/ARS38752
Magda AmaraのHP: http://magdaamara.com/
Autistenhilfe HP (自閉症互助・援助機関): http://www.autistenhilfe.at/
0 件のコメント:
コメントを投稿