先週末の日曜日(10月29日)は、テニス好きの友人が錦織圭がウィーンで開かれているエルステバンク・オープンに出ていると聞き、サイトを見るとチケットがまだ残っていたので急遽購入し、妻と二人で応援にいってきました。二人とも生まれてはじめてのプロテニス観戦。しかし、錦織は初めから対戦相手のケビン・アンダーソンに押され気味で、主導権を握れず、あっさりと敗退。残念。 会場では錦織を応援するファンの方がかなり多かったように見受けられました。
晩には、事前にチケットを入手していた、ジュリアーノ・カルミニョーラ と コンチェルト・ケルンのコンサートに二人でいってきました。会場は楽友協会大ホール、日本人バイオリニストの平崎真弓さんがコンサート・マスター兼リーダー。プログラムは以下の通り:
Evaristo Dall'Abaco: Concerto in D minor, op. 2/1
Charles Avison / Domenico Scarlatti : Concerto from "12 Concertos in Seven Parts" to harpsichord sonatas by Domenico Scarlatti D major No. 6
Johann Sebastian Bach: Concerto for two violins, strings and basso Continuo D minor, BWV 1043
Antonio Vivaldi: Le quattro stagioni ("The Four Seasons")
観客の盛大な拍手に応えて、アンコールは 以下の2曲でした:
Antonio Vivaldi
Concerto in G minor, op. 8/2 (RV 315) - "L'Estate" ("The Summer") - 3rd movement (Presto)
Johann Sebastian Bach
Concerto for two violins, strings and basso continuo in D minor , BWV 1043 - 3rd movement (Allegro)
カルミニョーラは、前半のバッハ(BWV1043)から出演。 バッハは、独特の解釈でちょっと違和感がありましたが、ヴィヴァルディの四季は、物凄くよかった。 自由奔放に弾きまくるかのようにリードするカルミニョーラにしっかりとついてくるコンチェルト・ケルン。はじめてカルミニョーラの四季のCDを聴いたときの感激は忘れがたいものでしたが、この日演奏は比較できないほど、もっともっと良いものでした。
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