2018年11月5日月曜日

Giuseppe Verdi Messa da Requiem Concert by Sir John Eliot Gardiner 、Orchester Reolutionnaire et Romantique、 Monteverdi Choir


このところ、ウィーンは日中気温が14~18度と時期ハズレの暖かさです。11月という感じがしません。

さて、先週の木曜日11月1日は、歯科矯正の治療で数日帰省していた次女とサー・ジョン・エリオット・ガーディナーのコンサートに行ってきました。会場は楽友協会大ホール。プログラムは、ジュゼッペ・ヴェルディのレクイエム。オーケストラはOrchester Reolutionnaire et Romantique (オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック) 、合唱はMonteverdi Choir(モンテヴェルディ合唱団) ソリストは以下の通り:Corinne Winters(soprano)、Ann Hallenberg(mezzo-soprano)、Edgaras Montvidas(tenor)、Gianluca Buratto(Bass)。

席が、前方であったこともあり、まず音の凄さに圧倒。音響スペクタクルです。で、それに慣れると、僕にとっては馴染みのない曲でしたが、その素晴らしさが伝わってきました。素人ながら、この曲はヴェルディの芸術家としての側面がとくに顕著に現れたもので、数多くあるオペラとはある意味で一線を画した作品ではないか、と思わされました。

ガーディナーによって設立されたオーケストラと合唱団は、正に彼の声・楽器であるかのように、一糸乱れぬ素晴らしい演奏。初めてライブで聴くこの曲が、彼らの演奏で良かったと思いました。

僕の中には、カーディーナーというと、バロックのオラトリオというイメージが強かったのですが、ロマン派の音楽を演奏してもすごいなあと再認識。

次女もとても面白かったようで、ニコニコ顔。二人で凄かったね、聴けてよかったねといいながら地下鉄で帰宅しました。

ガーディナー公式HP:https://monteverdi.co.uk/


翌朝、職場に向かう途中、ウィーン随一の目抜き通りのグラーベンではクリスマス・イルミネーションの取り付けが行われていました。 一年が過ぎるのはあっと言うまですね。



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