2017年5月30日火曜日

SupraCable カテゴリー8 (Cat.8) LAN ケーブル



ウィーンは、昨日から急に暑くなり今日は気温が30度を超える予定。急いで夏用の背広を押入れから引っ張り出しました。

「Supra Cables」のブランドのスウェーデンのケーブル・メーカーJenving Technology ABからCAT.8 LANケーブルが出されていることを知り、早速購入、試しています。Jenving Technology は創立40周年を迎える老舗のオーディオ・ケーブル・メーカーで技術に裏付けられた高品質・高音質のケーブルを開発・適価で売ることをモットーに掲げる会社です。その製品は主にヨーロッパのオーディオ各誌で音質と無比なコスト・パフォーマンスで高評価を受けています。最近ではUSBケーブルが特に評判になりました。

ググるとカテゴリー8 イーサーネット・ケーブル規格は、今年から来年にかけてISOが正式に認定予定の新規格とのこと。最大データ転送速度が25Gビット/秒の「25GBASE-T」や同40Gビット/秒の「40GBASE-T」で使うケーブルとして指定され、2GHzの高周波信号に対応し、Cat.7以下のケーブルよりも耐ノイズ性で高い品質が求められるとのこと。ただし、規格が保てる長さが30-36mとなっており、CAT7の100mより短いため、データ・センター内で機器間の接続に使うことを想定してるとのことです。うちではオーディオ用に使うのでせいぜい1.5Mあれば十分。日本光電のLAN絶縁トランスを使っているので1mと0.5mのケーブルを買って、インターネット・モデムとAV用MacMini の間につなぎました。家電店で売っている普通のCAT6からのアップグレード。5月初めのことです。

今までは、LANケーブルを値段の高いオーディオ用と銘打ったものに変える事には懐疑的だったのですが、Supraの値段が手頃で新規格CAT8準拠であったので試してみようかと思った次第。最近は音楽はQobuzの16/44.1相当の高品位ストリーミング(こちら)で聴き、映像はネットフリックスやiTunes Storeなどのストリーミングやダウンロードで観ることが特に多くなってきたのでちょっとは期待していました。やや固めのケーブルですが、取り回しには特に不具合はありませんでした。

音質・画質はどうかって? 今のところ画質はなんとなく良くなったかな?という程度なのですが、音質は確実に上がった印象を受けています。Qobuzで聴きなれたアルバムでも情報量が確実に上がり、動画の音はより立体的に前後・左右ともにより拡がりを持って聴こえるようになりました。SupraCAT8ケーブルはヨーロッパだと2割の付加価値税をいれても1m 40ユーロで買えるので、オーディオとしては価格以上の効果だと思います。抜群に音が良くなるということではありませんが、我が家のシステムにとっては、はっきりと違いが分かる漸進的なアップグレードとなりました。

Jenving Technology CAT8ケーブルのページ: 
http://www.jenving.com/products/view/cat-8-stp-patch-1001908589

日本のSupraCable輸入代理店SAECの商品一覧ページ(残念ながらSupraのLANケーブルは載っていません): http://saec-com.co.jp/product/index.html

僕は、ここから買いました:http://www.futureshop.co.uk/index.php?manufacturers_id=62#.WS12yOuGPmE


SupraのUSBケーブルもお薦めです!





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