2017年5月18日木曜日

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO ファースト・インプレッション


どうしてもカメラの操作性になじめなかったオリンパスのOM-D EM−5、ライカM9がやって来てからほとんど使っていなくて、たまに使うともたもたしてしまう始末。どうしようかと悩んでいました。マイクロフォーサーズカメラ(M4/3)の小さくて軽くて持ち歩きにストレスが無いところはとても気に入っていたのですが、小さいボディに多機能が詰込まれていることもあり、メニューに頼る設定操作に慣れず使いこなせていいませんでした。それに僕が持っているレンズの中では、ズームは画質的に物足りないところがあり、高性能な単焦点レンズに使うとまずまずであったのですが、それだったら、ライカを使ったほうがいいやということになっていたのです。(あくまでの僕の主観的な好みですので悪しからず)

パナソニックのボディに買い替える?M4/3はやめる?富士も良さそうだな〜云々。そんな時に発売されたがM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO (こちら)。一度は予約注文してたものの取り消して、またさんざん悩んだ結果、今持っているレンズを処分して、このレンズを使ってもう一度M4/3やってみようと決めました。

17mm (35mm判34mm相当)、1/400, F11, ISO200
今のところ、この様な高性能高倍率ズーム・レンズは他社から出ていません、妥協の少ない高性能ないわゆるプロ・ズームで24~200mm(35mm判相当)の焦点距離をカバー。

広角側12mm (35mm判24mm相当)
望遠側100mm (35mm判200mm相当)

さらに全レンジで最短撮影距離が短くマクロ的な撮影が可能。

34mm (35mm判68mm相当), 1/500, F10, ISO1600
上の写真のハイビスカスの柱頭をトリミング/拡大すると:



Auto ISOにしており、気づかずISOが1600になっていました。ここまで拡大すると画像の荒さも目立ちますが、それでもすごい解像度だと思いました。

100mm (35mm判200mm相当), 1/500, F10, ISO200
まだ、導入したばかりでそんなに撮っていませんが、今のところ、前評判通りの凄いレンズというのが僕の印象です。思ったよりも、コンパクトで持った感じはE-M5とのバランスも悪くありません。このレンズは防塵・防滴なので同様なE-M5とは良いコンビになりそうです。『F4というのが…』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、M4/3ですし、このレンズの意図された使い方だと問題ないと思います。このようなレンズがあるのであればM4/3 を使って行きたいと思わせるレンズだと思います。

尚、この投稿の作例は全てRAW で撮影, LightRoomで現像、一部、若干の露出修正を加えています。













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