2020年1月11日土曜日

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 コンサート



話は前後しますが、同僚からチケットを頂き(感謝)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに、12月12日に行ってきました。クリスマス休暇中に寝込んだため、書けなかったコンサート日記です。会場はコンツエルト・ハウス大ホール。指揮はウラディーミル・ユロフスキー(Vladimir Jurowski)、ソリストはベアトリーチェ・ラナ(Beatrice Rana)。プログラムは以下の通り:

Peter Iljitsch Tschaikowsky:Konzert für Klavier und Orchester Nr. 1 b-moll op. 23 (1874–1875)

Dmitri Schostakowitsch:Symphonie Nr. 11 op. 103 »Das Jahr 1905« (1956–1957)

ソリストのアンコールは: Frédéric Chopin Etude As-Dur op. 25/1 »Harfenetude« (1836)

チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、とても有名な曲なのにあまり、9年前に越してきて以来、ウィーンでは殆ど演奏されていない曲なのでとても期待していきました。でも期待が大きすぎたのが、ちょっと感激が薄かった。どこが悪いという言える演奏ではなかったのですが、強いて言えば、ラナのピアノがもっと多様なトーン(音色)で弾かれていればよかったのかもしれません。アンコールのショパンはすごく良かったですし、まだ駆け出し中の若手なので今後に期待したいと思います。ちなみに最初にラナを聞いたのは4年程前、佐渡裕氏のトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督就任後初の演奏会ででした(こちら)。

今月はお休みを頂き、両親の様子見に里帰りしますんので、またまた更新が遅れるかと思いますが、悪しからず、よろしくお願いします。


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