12月24日にAudirvan Plus 2.3 (version 2.3.1)が正式にリリースされました。 2.3の目玉は、Qobuz(コーバズ)のロスレス・高品位・オンライン・オンディマンド・ミュージック・ストリーミング・サービスとの統合。QobuzのFLAC 16 bit /44.1KHz ストーリーミングがAudirvanaを使って再生できるようになりました!
設定は至って簡単。ライブラリーのメニューでユーザーネームとパスワードを入れるだけ:
Audirvana.comより引用 |
昨日から色々と聴いて試していますが、音質は至って良好。Qobuz Desktop Appより遥かに音が良いことがはっきりと判ります。Spotfiyとは比べ物になりません。 CDをリッピングした音源と比べると、リッピングの方がいい場合もありますが、リッピング音源はCDの音質の善し悪しも割とはっきりとわかるので、Qobuzストリーミング音源の方が良い場合もあり、一概にどっちが良いとは言えません。ソフトとハードにそれなりにこだわってリッピンッグした音源のほうがエッジがたって解像度がちょっとだけ良いのが多いような気はしています。ただし、この違いはあくまでオーディオマニアとして聴いた場合での違いであり、音楽ファンとして聴けば申し分の無い音質です。デミアンさんからの素晴らしいクリスマス・プレゼントですね。 A+RemoteでQobuzを検索するのは未対応のようなので、そちらのアップグレードが早く出ることを期待をしています。
ストリーミングされている音源のビットレートの表示 |
前にも書きましたが、市場さえ広がれば、高品位ストリーミングは今後のデジタル・オーディオの主たる媒体となりうるものだと思います。あとは、オーディオ機器との統合化、より多くの音源がストリーミングで配信されるよう、アーチスト、レコード会社、ストリーミング・サービス・プロバイダーがどうコラボレートできるか? オーディオ・マニアとしては楽しみではありますが、Qobuzの財務状況がさらに悪化していること等を考えると先行きは平坦な道のりでは無いのかもしれません。
Qobuzに関しては僕の過去のブログ記事をご参照ください: http://isakusphere.blogspot.co.at/search/label/Qobuz