2014年8月30日土曜日

Shane Ó Fearghail コンサート



8月28日木曜日の夜は、アイルランド人の友人に誘われたアイルランドのシンガー・ソングライター Shane Ó Fearghai (シェーン・オフィアガイ)のコンサートに行ってきました。場所はCafé Tachles。ShaneはCaruso(カルーソ)というバンドのリーダーでもあるそうです。Shane 自身が歌唱力のあるエンタテイナーで歌も良かったのでとても楽しめました。

彼の歌を使って、Jackassのクリップを編集したYouTubeビデオがこれ:




ちなみにJackassはMTVで一時期放送されていた番組でその後映画にもなりました。ふつーだと思いつきか漫画でしかあり得ないようなくだらなく危ないことを実際に大の大人が正に命懸けでやっていた番組です。

Shane Ó Fearghai/CarusoのHP:http://caruso.ie/

Jackassに関して: ウィキペディア



2014年8月28日木曜日

オランダ -デン・ハーグ、マウリッツハウス王立美術館、クレラー・ミュラー美術館


デン・ハーグ
オランダへの旅行では、長女の一人暮らしのセットアップを手伝う傍ら(大学には寮がありませんので...)、家族でデン・ハーグに3泊、そしてクレラー・ミュラー美術館 (Kröller Müller Museum)に行って来ました。デン・ハーグでは友人と会うのが主な目的でしたが、もう一つの目的はこの夏に新装再開舘したマウリッツハウス王立美術館(オランダ語: Koninklijk Kabinet van Schilderijen Mauritshuis、英語: The Royal Picture Gallery Mauritshuis)に行くことでした。この美術館は小規模ながらヨハネス・フェルメールの真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)』と『デルフトの眺望』やレンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』などの著名な絵画を収蔵していることで知られる美術館です。レンブラントとブルーゲルの合作なる絵も展示されており、そのような絵を見たのは初めてでしたが説明によるの彼らの時代はこの様な分業もよく行われていたとのことでまた一つ新たな知識を得ることが出来ました。
マウリッツハウス王立美術館

クレラー・ミュラー美術館へは、娘の大学があるアインドホーヴェンから日帰り。ここはデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の森の中にある美術館で彫刻の屋外展示と世界第二のヴィンセント・ヴァン・ゴッホの絵画のコレクションで有名な美術館です(ちなみに第一はアムステルダムのゴッホ美術館)。ここには19年前に来たことがあり、そのとき長女は妻のお腹の中で、ちょうどその子が巣立つ際にまた訪れたこということは不思議な偶然だと思いました。

クレラー・ミュラー美術館 森の中の彫刻

クレラー・ミュラー美術館 ゴッホの作品

クレラー・ミュラー美術館では、同館所蔵のゴッホの名作の多くが貸し出し中で見れなかったのが残念でした。

マウリッツハウス王立美術館HP: http://www.mauritshuis.nl/

クレラー・ミュラー美術館HP: http://www.kmm.nl/




2014年8月25日月曜日

Design Academy Eindhoven(デザイン・アカデミー・アインドホーヴェン)



大学に進学する長女を送りに家族旅行を兼ねてオランダに1週間ほど行ってきました。娘は9月からアインドホーヴェンにあるDesign Academy Eindhoven (デザイン・アカデミー・アインドホーヴェン)の一年生としてデザインを学びます。アインドホーヴェンはあのフィリップス創業の地であり、いまでも本社があります。そこのあるDesign Academy Eindhovenは、インダストリアル・デザインの分野ではそれなりに名が知られている大学のようです。 

Design Academy Eindhoven HP: http://www.designacademy.nl/





2014年8月18日月曜日

『100歳の華麗なる冒険』





最近観た映画でとても面白かったもの。スウェーデンの作家ヨナス ・ヨナソンの大ベストセラー小説「窓から逃げた100歳老人」を映画化、11月に日本でも公開されるそうなので是非ご覧あれ。傑作です!

オフィシャルサイト:http://www.100sai-movie.jp/



2014年8月13日水曜日

AET VFE-4005S



帰省した際に買ってきた僕の為のお土産。すごく効くとの噂を聞いて使ってみたかった物です。オーディオ用アクセサリーとしてはリーズナブルな価格。3セット買ったので最も有効らしいというDAC、PC(MacMini)、 外付けHDDの下にそれぞれ置いてみました。 

おー、噂は大袈裟ではありません。かなりはっきりとした音の変化。ベールがはがれて透明感、見通しがよくなった感じです。個人的な経験ですが、いままでソース機器のインシュレーターでこんなにはっきりと音が変わったことはありません。音はおおむね好みの方向に変わりましたが取り付けてすぐは打楽器の音がちょっと不自然に聴こえました。それまで使っていたソルボセインのインシュレーターを戻して比べると、ソルボセインを付けた時の音は靄がかかってちょっと濁ったように聴こえます。VEF-4005Sはエージングで音が変わるらしいと読んだのでちょっと様子を見ることにしました。

数時間、音楽をかけっぱなにして再度聴いてみると当初の不自然さは殆ど感じなくなっていました。もう後戻りはできません。買ってきて良かったです!機器との相性と言うこともありますが、高くないものなのでだまされたと思って試す価値はあります!

我が家のシステムでは一番効き目があったのが DAC(Weiss DAC2)、PC (MacMini)、そして外付けHDDの順でした。

ちなみに打楽器(ドラムス)レコーディングのレファレンス音源の一つにしているのが、The Roy Haynes Trio featuring Danilo Perez & John Patitucci というアルバム。音も演奏も抜群です。

AETのサイトのVEF インシュレーターのページ: http://www.audiotech.jp/audio/accessory/vfe-4005.html



上述のCD、アマゾンではプレミアムがついているようですが、タワーレコードではまだ普通のねだんでかえるようです:http://tower.jp/item/92537/Roy-Haynes-Trio-Featuring-Danilo-Perez-And-John-Patitucci,-The 


2014年8月8日金曜日

ウィーン市庁舎前広場の音楽映画フェスティバル「クラウディオ・アバド追悼の夕べ」




ウィーンに戻ってきました!今のところ最高気温25度、最低気温17度前後で湿度も低い日々が続いており、快適です。

一昨日(8/6)の晩に、妻と二人でMusik-Film Festival(音楽映画フェスティバル)にいってきました。毎夏恒例の行事でウィーン市庁舎前広場に巨大なスクリーンが設置され屋外映画場となって、毎晩音楽映画が流されます。音楽映画といっても、コンサート、オペラ、バレー、モダン・ダンス、ミュージカルなどのビデオ。コンサートはクラシック、ジャズ、ロックと幅広いジャンル。上映が始まるのは大体9時以降で暗くなってから。広場にはウィーンにある様々なレストランが出店を出しており、ちょっと高級な夏祭りと言った感じです。入場無料なので家で夕食を済ませてこれば、タダでリッチな気分の夕涼みが楽しめます。高品位のスクリーンで音も結構良くオーディオ・ビデオファイルをも充分に満足されうるクォリティーです。

この日はクラウディオ・アバド追悼の夕べと題して、2013年のルッツエルン音楽祭オープニングコンサートが上映されました。プログラムは以下の通り:

Johannes Brahms: Tragische Ouvertüre, op. 81;
Arnold Schönberg: Orchester-Zwischenspiel und Lied der Waldtaube aus „Gurrelieder“ (山鳩の歌:「グレの歌」より)
Ludwig van Beethoven: Sinfonie No. 3 in Es-Dur, op. 55 „Eroica“

時差ぼけで眠い目をこすりこすり市庁舎前広場に向かいましたが、涼しい夜風にふかれ、素晴らしい演奏を高音質で大音響の音の洪水を浴びるように聴いて眠気の疲れも吹っ飛んでしまいました。

今までに何度かアバド指揮のコンサートに行く機会を得ましたがどれも素晴らしい音楽性を感じた演奏で、それを2度と聴くことが出来ないことと思うと残念です。

Musik-Film Festivalに関して:
http://www.wien.info/ja/music-stage-shows/city-of-music/music-film-festival

http://filmfestival-rathausplatz.at/en/

尚、僕達が見たのと同じコンサートのビデオがタワーレコードで買えるようです:
http://tower.jp/article/feature_item/2014/04/16/1104

2014年8月2日土曜日

秋葉原のe-イアホンでaudio-technica (オーディオ・テクニカ) IM-70とFinal Audio Design (ファイナル・オーディオ・デザイン)Heaven IV を買った



日本にいる間にイアフォン/ヘッドフォンを買いたいと次女がいったので、秋葉原のe-イアホンにいってきました。知り合いのお勧めの専門店です。ハイエンドやマイナーなのものを含めあれだけの商品を自由に試聴できるお店は世界でも稀だと思います。店の大きさもちょうど良い感じで、量販店のように宣伝を大音量で流していないのでストレスも感じずじっくりと吟味でき、店員さん達の知識が豊富でよかったです。このようなお店は教えてもらわなければ多分見つけられないと思います。

娘は一応下調べをしていたようですが、お店でなんだかんだで2時間ほど聴き比べたあげく決められず、タイムアウトでお昼にして、また戻って1時間ほど悩んだあげく(お父さんの助言も勘案し)、audio-technica (オーディオ・テクニカ) IM-70とFinal Audio Design (ファイナル・オーディオ・デザイン)Heaven IVを買いました。Heaven IVの方が音は良いけどフィットが...という事だったので店員さんに相談したらComplyのイアホンチップをつけてくれて、それを試したら気に入ったようでした。予算をちょっとだけオーバーしただけで2本も買えたので満足そうでした。Heaven IVは主に音楽を聴く用、IM-70は主にエレキ・ドラムの練習用に使うのだそうです。

僕も待っている間にいろいろ聴いてみました。立派なヘッドフォンアンプでハイエンドのヘッドフォンを聴いたり、もっていたiPod Touch8~10万円台のイアフォンを聴いたり...特にヘッドフォンには凝っていないので新鮮で面白い経験でした。娘に意見を問われて、彼女が最終候補にしたイアフォンも聴いてみました。ファイナルはヨーロッパではあまり見られないのですがレビュ―は好ましかったので興味津々でした。Heaven II 、IV, V と聴き比べましたが僕にとっては音が自然で音楽性が高いIVが一番好ましく、 IIとVはどちらかというと同じ傾向で解像度が高く情報量は多いけどちょっとHiFi的な音に感じました。Heaven IVで聴くともっと色々な曲を聴いてみたいという欲求にかられ、ついつい時間をかけて色々と聴いてしまいました。僕が買うのであれば絶対これですが、数年前に買ったEtymotic ResearchのER6i がまだ健在で音も悪くないのでとりあえず見送りです。IM-70は下位モデルのIM-50と比べるとはっきりと違いがわかる好みの音。 上位機種と比べてもそれほど遜色は感じられ無いような気がしました。

音楽は色々なものを聴いてみましたが、クラシック、特にバイオリンのソロが入った曲で音の違いがより顕著に分かる気がしました。あと、上位機種のヘッドフォン・イアフォンだとiDeviceそのもの限界のせいか劇的に音が良くなったような気はしませんでした。煩くなったり粗がハッキリして聴きづらくなることがありました。やはり、ハイエンドのヘッドフォン・イアフォンの音質的な可能性を発揮させるにはそれなりのソース機器(DAC/アンプ等)が必要なのでしょう。

e-イアホンのHP: http://www.e-earphone.jp/

Final Audio Design Heaven IVのウェブページ:http://final-audio-design.com/archives/1584

audio-technica ATH-IM70のウェブページ:http://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=2386