一週間前の日曜日(12月9日)は、キリル・ペトレンコ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに親子3人で行ってきました。会場は楽友協会大ホール。プログラムは以下の通り:
Rudi Stephan:Musik für Orchester
Richard Strauss:Metamorphosen. Studie für 23 Solostreicher, AV 142
Johannes Brahms:Symphonie Nr. 4 e-Moll, op. 98
ウィーン・フィル定期公演なのでキャンセルチケットを入手して行きましたが、今、注目のペトレンコがこれまたウィーンでは好まれるけどあまり演奏されないブラームスの交響曲4番を指揮するとあってか、よい席のキャンセルが出ず、買えたのはステージ後方2階のオルガンの横。演奏者は全く見えませんが、音は悪くありません。17ユーロなので文句は言えませんね。
一曲目は。作曲家も聞いたことが無かったのですが、Stephanは28歳で早逝したドイツの作曲家。映画音楽を思い起こさせる、ダイナミックでロマンチックな感じの曲でした。 ストラウスは逆に静かでストイックな印象を受ける曲と演奏。圧巻はブラームスでした。出だしでちょっとだけまとまりが乱れたように聴こえた部分もありましたが、それ以外は最高。もう20年ほど前に、ブラームスにはまったことがあったのですが、暫く聴いていな買ったので昔の感激を思い出し、その良さを再発見できました。