我が家では、妻だけが唯一Lightningコネクタを装備したiPhoneを使っている。もう先週(3月23日)のことになるのだが、前日から充電出来ずに電池切れになったという。予備のLightningケーブルを使ってみたけどそれもダメ。しかもそれが日曜日。だからどうだって? ウィーンは日曜日は原則レストラン、カフェ、パン屋とそしてなぜか花屋以外はお休み。どうしても新しいLightningケーブルを買うのなら、車を一時間ちょっと飛ばして隣国スロバキアの首都ブラチスラバ辺りまで行かないとダメなのです。
そこまでするのもアホらしいし、その日は天気も悪く特に出かける予定もなかったので、ダメもとで修理に挑戦。 グーグルでLightning コネクターの配線・接点を調べ、30分ほどYouTubeを見て分解方法(といってもプラスチックのケーシングを丁寧に壊す)と修理方法を研究。
要は電源を送る線が断線していたのだが一本目はコネクタの手前だったので簡単に修理。2本目はコネクタのケーシングの中であったのでそれを取り外して見るとあまりもずさんな半田付けで他の線も基盤からはずれそうだったので4本とも付け直した。
テスターでちゃんと電源がきていることをチェックして、iPhoneが充電されることとPCにつないでちゃんとデータ伝送されることを確認し、熱圧縮チューブで修理箇所を処理して無事に終了。修理に費やした時間はネットでの調べ物の時間を入れて一時間ちょっと。このような修理は始めると面白いし(特にうまく行くと最高)、妻もハッピーでよかった。でも、このLightning ケーブル、アップルはもっと頑丈に作ってくれると良いのだけどな。