KLE Absolute Harmony以外に試したプラグは以下の通り。前に書いたNeotechのプラグ(こちら)は、使用中の物しかなく、ゆくゆく試してみようと思っています。
いままで使用していたケーブルは、VH Audioの綿巻高純度単結晶銀線(UCOCC)とWBT-0102 Agを使った自作ケーブル(こちら と こちら)です。今回試したのはDACとプリアンプ間です。
WBT社 WBT-0102 Ag ご存知、ハイエンドご調達RCAプラグ、両接点が純銀製のバージョン。
www.vhaudio.comより引用 |
www.vhaudio.comより引用 |
KLE Innovation 社 Copper Harmony とAbsolute Harmony。上述のETI社を創立したKeith Louis EichmannがETIを売却後、新らたに興したKLE(氏の頭文字)Innovation 社のRCA プラグ。オリジナル(上)を改良したデザインで接点素材の違いで4製品発売されています。
https://kleinnovations.com より引用 |
- Cooper Harmony : センターとコールド接点が共に銀メッキ銅合金製。エントリーモデル
- Silver Harmony:センター・ピンが銀メッキ銅合金製で、 コールド接点が純銀製。
- Pure Harmony: センター及びコールド接点が共に純銀製。
- Absolute Harmony:センター及びコールド接点が共に銀合金(詳細未発表)。フラッグシップモデル。
まずは、KLE Cooper Harmony。このKLECooper Harmonyはレコード・プレイヤー→昇圧トランス→フォノイコ→プリアンプ間のケーブルを自作した際に、予算の関係もあって、まず最初に使ったプラグ(こちら)。その後、フォノイコ→プリアンプ間はWBTそしてNeotech DG-201(こちら)に替えました。
この時点ではあまり音の変化を期待していなかったのですが、ハッキリとわかる違いにビックリ。抜けの良い、見晴らしの良い、クリアーな音。それでいて、煩さは無く、音色もとても自然な感じで、低域もずっしりとでます。とても好みの音。これに比べると、今まで使っていたケーブルは鮮度・解像度・情報量が劣り、味付けがされているように聴こえます。
この時点ではあまり音の変化を期待していなかったのですが、ハッキリとわかる違いにビックリ。抜けの良い、見晴らしの良い、クリアーな音。それでいて、煩さは無く、音色もとても自然な感じで、低域もずっしりとでます。とても好みの音。これに比べると、今まで使っていたケーブルは鮮度・解像度・情報量が劣り、味付けがされているように聴こえます。
その後、ETI Silver Bullet、WBT-0102 Ag、KLE Absolute Harmonyととプラグを替え行きました。結論から言うと、我が家のシステムで自分の好みに合ったのは良かったほうから以下の順です。
- KLE Absolute Harmony
- ETI Silver Bullet
- KLE Cooper Harmony
- WBT-0102 Ag
3位から1位までは同傾向の音で、前述のCooper Harmonyと際と同方向に音の良さが増して行きました。WTBは他と比べると音に丸みと温かみが加わるような気がするものの、解像度と情報量がハッキリと落ちる感じは否めませんでした。
この結果はちょっと意外で、以前今まで使っていたケーブルのプラグを決めた際には、WBT-0102 Agのほうが断然よかったのです。それはもう10年以上前のことで、その間に僕もシステムも色々と変化(進化?)していったので、相性などの向き不向きも変わっていったのかもしれません。
KLEのプラグはこのような構造 https://www.audiophonics.fr より引用 |
KLEのプラグはティグロン社が日本の輸入代理店であるようです:http://www.tiglon.jp/
僕は、以下のいずれのネットショップからプラグを買っています:
Audiophonics (フランス):https://www.audiophonics.fr/
Hifi Collective* (イギリス):https://www.hificollective.co.uk/
Parts Connexion* (カナダ):https://www.partsconnexion.com/
VH Audio (アメリカ): https://www.vhaudio.com/
*Jupiter Condenser 社の絹巻き高純度銀線の扱い有り。