遅ればせながら、明けましておめでとうございます。昨年も拙ブログを読んで頂き感謝しております。
2019年の職場のクリスマス休暇がカレンダーの具合で運良く10連休となり、とても嬉しい気持ちでクリスマスの週を迎えた途端、ひどい風邪で一週間ちょっと寝込んでしまいました、トホホホ...。お正月の週は何とか動けましたが、どちらかというと普通の生活に戻るためのリハビリ期間になってしまいました。そして、今日からやっと8~9割がたもとの調子に復活。やれやれです。
さて、今年初のコンサートは、楽友協会ホール落成150周年記念コンサートでした。1870年1月6日に行われた楽友協会こけら落とし演奏会のプログラムを再現したもの。記念コンサートは1月5日と6日に開かれたのですが、諸般の事情で僕は一人で1月5日に行って、妻と帰省中の長女が6日に行きました。プログラムは以下の通り。
ベートーヴェン《劇音楽「エグモント」序曲 op. 84》
ハイドン《オラトリオ「天地創造」より“弦の調べを合わせよ” Hob. XXI:2》
J.S.バッハ《ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調BWV1042よりアダージョ》
モーツァルト《歌劇「後宮からの誘拐」よりアリア“コンスタンツェよ、君に再会するのだ”、KV 384》
シューベルト《汝らに平安あれ D.551》
ベートーヴェン《交響曲 第5番 ハ短調「運命」op. 6 》
ソリストは、Anne-Sophie Mutter(バイオリン)とPiotr Beczała(テノール)。合唱は、ウィーン楽友協会合唱団、オーケストラはウィーン・フィル という贅沢なキャスト。指揮は当初予定されていた故マリス・ヤンソンスの 代わりにSemyon Bychkov(セミヨン・ビシュコフ)。
特別なコンサートで著名なソリストの出演ということもあってか、前半は特に素晴らしい演奏。後半のベートーベンの5番もよくて、最終楽章の演奏が特に良かったと思いました。
公現説(三賢者の日とも呼ばれる)の6日(落成記念日)は、オーストリアでは公休日でもあり、特別イベント(落成記念式典の再現、シャンパン・サービス)があったようで演奏も、妻曰く 「...これで暫くは他のコンサートに行かなくてもよい...」、娘曰く「...ムッターはロックだった...」というぐらいの熱演だったようです。 僕もできれば6日に行きたかったのですが、職場である国際機関は通常勤務日で、休暇中の上司の代理を仰せつかっていたのでそれは適いませんでした...
今年もよろしくお願いします。
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