2019年2月15日金曜日

僕のサウンド・システム - DAC




大阪から沖縄に移住された、オーディオの大先輩でもある友人の伝で中古で入手できたDAC。このおかげで僕のデジタル音源はCDからいわゆるコンピューター・オーディオに大きく舵を切ることになりました。8年ほど前のことです。

デジタル入力:XLR、RCA、TOSLINK、Firewire。アナログ出力:XLR/RCA
外部クロック信号はXLRかRCA端子を入力用に設定。 24ビットまで、サンプルレートは44.1, 48, 88.2, 176.4 and 192kHz。いまだに生産・販売されているロングセラーの業務用機器で現行機種ではEthernet 入力端子を加えたUPnP/DLNA モデルとUSB入力端子がついてDSD再生可能な モデルがあるようです。

ネットで調べるとDAC 素子モジュールはBurr Brown/TI PCM1792 を使用とのこと。PCM1792 (その後の改良型PCM1792A) は15年以上前に売り出されたDACチップですが、その音質には定評があり、今でも多くの製品で使われています。音だけで決めるとこのチップは現行品のどのチップにも勝ると、あるオーディオエンジニアの方から伺ったことがあります。ちなみに、仕事関係の方で天候・振動・音波といった様々な信号を計測し、デジタルに変えて送信・受信し分析する分野の研究をされていた科学者から聞いた話では、ADC/DACはだいぶ前に成熟した技術で研究者にとってはもうあまり魅力が無い分野であるということを伺ったことがあります。このようなことも勘案するとPCM1792 を使っているからといって決して廃れた過去の機器では無いと言えるのではないかと思います。

オーディオ的な使いこなし(インシュレータ、ケーブル、ヒューズなど)でそれなりに音質の変化があり、今のところ全く不満を感じません。 一年半ほど前に外部クロックを導入し更なる音質向上を達成できましたが、比べなければ外部クロック無しでも十分満足できる音質だと思います。

むしろ、DACに入力する信号経路の機器・ソフト等で大きな違いがでてくるのでそれが足枷になっているような気がしてきてデジタル・ソースの機器等のほうが気になる今日このごろですが、操作性が良くて、Qobuzのハイレゾ・ストリーミングに対応し、音が良く、外部クロック信号を受け入れることができる適価な機器にめぐり合えていません。こんな訳で今のところMacMiniとAudirvanaが我が家の「デジタル・プレーヤー」です。


Weiss Engineering DAC2のページ:https://www.weiss.ch/products/dac2

日本の代理店のDAC2のページ:http://www.az-audio.jp/cn16/pg234.html


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