2012年5月22日火曜日

The Audio Eagle

5月16日の夜に、ネット知り合ったウィーン郊外にすむノベルトさんのご招待をうけて、お宅にお邪魔しました。 彼のウェブサイトはこちら:http://www.theaudioeagle.com/。 ウィーン国立歌劇場前のバス停から4~50分ほどのバーデンにお住まいです。ワイン畑に囲まれた緑の多い閑静なバーデンは、モーツアルトやベートベンも利用した温泉療養地で、ハプスブルグ家の夏の離宮が置かれていたこともある場所です。

バス停で出迎えてくれて、ノベルトさんのお宅まで歩いて5分ほどで到着。玄関に入ると、リスニング・ルームから流れてくる音楽が聞こえます。 リスニング・ポジションであるソファーの真ん中を進められて、座って聴いてビックリ! すごくリアルな音! こんなにリアルなウッド・ベースはオーディオを通して聴いたことがありません。写真のようにとても存在感の強いスピーカーなのですが、音は自然に部屋を漂い、スピーカーから聞こえてくる感じがまったくしません。ノベルトさんのシステムは、製品構想の段階で一号機を注文し、自ら開発に携わったというHaigner社(http://www.haigner.com/)のGamma Horn を中心に組まれています。 Haigner社 は 音響エンジニアでウィーン市役所、市立コンサートホール、アルベルティーナ美術館などのPAシステムの構築・導入の実績を持つ、David Haigner氏が創立したウィーンにあるオーディオ・ファイル向けスピーカー・メーカーです。





準備してくださった、オープンサンドを頬張りながら、会話も弾み、いろいろと音楽をかけてくださり、楽しい時間が過ぎて行きます。

ノベルトさんも僕のサイトを見てくださり、VHAudio のワイヤーを使った自作ケーブルを聴いてみたいとのことでしたので、持参したデジタル・ケーブルとインターコネクトを試聴。まずは、デジタルケーブル。CDトランスポートとDACの間につなぎます。 すごくいい方向に変わったので、僕はホッ胸をなでおろしました。デジタルケーブルを選定中ということで、ノベルトさんは暫定的なケーブルを使っていたということもあったようです。 ノベルトさんも音楽を聴く楽しさが倍増と、ニンマリ顔です。

その次は、インターコネクトをフォノイコとプリアンプの間につなぎます。だいぶ音の傾向が変わりました。こちらは、どっちもそれなりの良さで、良し悪しよりも好みの問題かなという違い。でも、僕も持っているシステムよりも数段ランクの高いシステムで、持っていった自作ケーブルが健闘したのはうれしかったです。

あっという間に夜も更けて、夜11時過ぎのバスで帰途に着きました。 このバス、ウィーンのとバーデン郊外のカジノを結ぶバスとのことで、終バスは午前3時とのこと。気のせいか、賭場の残り香が漂っていました。

オーストリアは、翌日が公休日だったのですが、国際機関は休みじゃなかったので僕は出勤、起きるのつらかった~ 年ですね。でも午後は半日休暇をとってました。

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