2013年10月25日金曜日

Trip to Südsteiermark

宿の前に広がるはワイン畑(EM-5 /Lumix 14-140)


























今週は子供達の学校が秋休みだったので、休暇を3日もらって10月20~23日の間オーストリア南部のSteiermark(シュタイヤーマルク)州のSüdsteiermark (ズュートシュタイヤーマルク)地方へ家族で小旅行に行って来ました。

Südsteiermark は、オーストリアのトスカーナとも呼ばれており隣国スロベニアとの国境にある国内有数のワインの産地。素晴らしい食材に恵まれ、有名レストランも多くあることからグルメ旅行の目的地としても知られています。我々にとっては2年前の夏にきて以来2度目。赤ワインで有名なトスカーナと違ってズュートシュタイヤーマルクは白ワイン、特にソーヴィニヨン・ブランで名高い場所です。上の写真のように急勾配の丘陵地にブドウ畑が広がります。

               葡萄の紅葉(EM-5 /Lumix 14-140)

運良く、葡萄の紅葉・黄葉のピークの時期で鮮やかな彩りの景色。滞在中は天気も良くその上季節はずれの暖かさ。夜は冷え込みましたが、日中は23度ぐらいまで気温が上がり葡萄畑を縫ったハイキングのあとは汗びっしょりでした。

この地方のワイナリー(Weingut)の殆どは車で三~四十分でまわれる圏内にありますが、その数はとても多くてすべてを回るには最低数週間はかかるのではないかと思われます。僕たちも行きたかった所の5分の一程度も回れませんでした。ワイナリーの多くは、民宿やBuschenschank (ブッシェンシャンク)と呼ばれるワイン居酒屋もやっており、私達の泊まった宿もワイナリーが本業の所でした。それらの殆どは家族でワイン作りをやっている小さいところが多く、何世代かのあいだに枝分かれしてた結果、似通った名前も多いのでてちょっとこんがらがってしまいます。そんな小さなファミリー・ワイナリーの多くからオーストリア国内ではもちろんのころ、他の欧米諸国からも高い評価を受けるワインが産み出されているのです。

Leutschach(ロイチャッハ)地区の道路わきにあるワイナリーを示す標識、これでもほんの一部!
(EM-5/Lumix 14-140)


トスカーナがオリーブ・オイルで有名なら、Steiermark(シュタイヤーマルク)州はカボチャ・オイル(Kürbiskernöl)の産地として有名。カボチャの種を搾ったで深みのある緑色でとても香ばしい未精製オイルです。健康によいと言われており、オーストリアとくにシュタイヤーマルクではサラダ、メインディッシュはもちろんのこと、スープやデザートにまでかかってでてきます。

カボチャ・オイルのお店、このような緑とオレンジの縞のカボチャの種を搾る(EM-5/M.Zuiko Digital 12mm/F2)

家族全員がのんびりとリラックス出来た4日間でした。

紅葉・黄葉がとても綺麗でした(EM-5/Lumix 14-140)
ズュートシュタイヤーマルク地方に関して(オーストリア・ワイン・マーケティング協会サイト・日本語):http://www.austrianwine.jp/unser-wein/weinbaugebiete/steiermark/suedsteiermark/

かぼちゃ種子オイルに関して(オーストリア政府観光局サイト・日本語): http://www.austria.info/jp/austrian-cuisine/oelmuehle-pelzmann-1150049.html

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