グラモラ社HP(https://www.gramola.at/)より引用 |
バッハのゴールドベルグ変奏曲は、グールドの2度目の録音が定番。というイメージが定着しているようです。実際に僕も数年前までは、持っているのはグールドだけでいいやと思っていました。ところが友人となった音楽家の方に他にも素晴らしい演奏があるということを教えられて色々と聴き漁り自分の思い込みを残念だった思うとともに、他の録音にも目を向ける機会を作ってくれた友人に感謝したものです。バロック音楽、特にJSバッハはもう出尽くした、主要なものは大体聴いたかなと思ったときに突然と素晴らしい演奏に出会うことがあります。これは他のクラシックのジャンルや作曲家にも当てはまるかもしれませんが、バッハは特に顕著だと思われます。そんな感じで最近出会ったのがこのCD。妻がラジオで聞いて良かったといって2人で探して聴いてみたCDです。
オーストリア出身のピアニスト、イングリッド・マルソナーがウィーンのインディペンデント・クラシック・レーベルのグラモラ(Gramola)から2010年のリリースCD。ちょっと聴いただけでは普通で斬新さを感じることはありません。でも新たな息吹が吹き込まれかのように、飽きるほど聴いた曲なのに聴き始めるとずっと最後まで聴いていたい、何度でも繰り返して聴きたいと思わせられたCDです。
イングリッド・マルソナーHP: http://www.ingridmarsoner.at/
グラモラ社HP:https://www.gramola.at/en/
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