プライナー音楽院小ホール |
ここ数日35度を超えるとても暑い日々が続いています。ウィーンではクーラーが普及していないので尚更大変です。
6月17日月曜日にはプライナー音楽院のピアノ科の学生さんのコンサートに妻と次女と行ってきました。当学院で教鞭をとっているピアニストのYukari Kojeder先生のご招待。この音楽院はウィーンにある他の音楽大学とは違って子供からお年寄り、初心者からプロを目指方まで幅広い層に門戸を開いている学校で、主に個人授業が中心です。 この日のコンサートは若い世代の異なるレベル学生さん達の演奏を楽しむことができました。皆さん、レベルに応じてすばらしいパフォーマンスでした。
この日はまた、特別ゲストで新進気鋭のプロ・バイオリニストのYury Revich (ユーリー・レヴィッチ)さんが演奏、伴奏はKojeder先生。弱冠21歳のRevichさんは楽友協会、カーネギー・ホール、スカラ座など世界の名立たるホールで既にデビューされています。アンコールを含め4曲演奏したですが、特にサラサーテのチゴイネルワイゼンで彼の音楽性が惜しむことなく発揮されとても感激しました。彼自身の解釈による斬新でスリリングそして観客を音楽に惹きこみ魅惑させる演奏。ポピュラーで聞き慣れた曲に新しい息吹を吹き込んだかのようなすばらしいものでした。Kojeder先生の伴奏もそれを見事に受け止め、引き立たせたものでした。Revichさん今後の活躍がとても楽しみです。
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