日本でも緊急事態宣言が出たようですがこちらもコロナ禍関連のロックダウンが強化・延長され、現在ウィーンでは、一部の生活必需とみなされた商店以外は閉店、外出制限も再度強化され、当然レストランも閉まっていますが自宅で友人たちと会食をするというような個人間の行き来も原則禁止、博物館・美術館などすべて閉館、コンサートも勿論ありません。床屋さんもやっていないので、髪がぼうぼうです。今のところ2月7日まで規制が続き、その後の対応はその時の状況次第とのこと。
日本の住宅事情を考え、結婚して渡米して以来、30年以上に渡って溜まってきた家財などの整理に明け暮れています。思い出のあるものたちを処分していくというのはストレスがかかるので大変です。ロックダウン中なので家にこもり整理をする以外あまり出来ることがないのもストレスの要因。
そんな中、引っ越す前には終えようと思っていたAudio Note Kits Kit Oneの修理が完了し、我が家メインのシステムの中核に復活。最初は、不具合が出てきたドライバーボードを新たに組み直したものと取り替える計画でしたが、電源を入れてテストしたら、電源回路の抵抗がピッカ!バッチ!モクモクと焼けとんで、電源部分も組み直し。もう14年ほどになるので、おそらく寿命がきた電解コンデンサーでもあったのでは無いか?と思うのですが、高電圧回路ですし、自分がヘマのしたのではないかとちょっとトラウマとなり、新規に作った電源ボードと取り替えた後、なかなか電源をいれる決心がつかず、何度も何度もチェックをしてやっとコンセントにつなぎ、スイッチ・オン。電圧などのチェックも順調に終わり、現在エージング中です。
ウィーンのオーディオファイルの友人の多くは、300Bはフラットな特性でなく、色が付くから好きでないという人たちが多いのですが、ひと月ほどF6(こちら)を聴いてからKit Oneを聴くと、やはりフラットでは無いのかなというのが第一印象。でもKit Oneの方が陰影が深いというか、より聴かせる音という感じがします。個人的には二つのアンプの中間ぐらいが理想かなとと思っています。
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