ウィーンは、朝の通勤時の気温が10度前後、昼過ぎから日没まで19度前後になる日が1週間ほど続いています。朝は霧がかかり夕方にかけて晴れるというパターン。寒かったり、暑かったりするもいやですが、こんなに気温差がある日々が続くなんとなく体の調子が変な感じです。
一ヵ月半ほど前に書いたパワーアンプのカップリング・コンデンサーの続きです(前回はこちら)。帰省した際にオーディオの大先輩からTRTのStealthCapがお勧めと教わったので、悩みましたが僕はTRTのコンデンサーを使ったことが無くて未知の領域であったので、結構値も張るし、まずは好みの方向であると分っているものにしようとJupiter社の銅箔・蝋・ペーパーコンデンサー(こちら)と 欧米の自作派オーディオマニアの間で高い評価のDuelund社の銀箔・蝋紙・オイル・バイパス用コンデンサーにしました。Jupiter社のコンデンサはだいぶ値上がりしており、ショック! いずれTRTのコンデンサーも試したい思っています。
このバイパス用コンデンサーは容量が0.01uFなのに結構な大きさ。取り付けるには若干の工夫が必要ですので色々と考えて下の写真のようにしました。多くのカップリングコンデンサーを試してきた為さすがに基板のランドも剥がれきたので回路図を見て、テスターで通電を確認し、直接前後の部品に配線・半田付け。
本来だと、まずJupiter社の銅箔・ペーパーコンデンサを取り付けて暫く聴いてから、バイパス用コンデンサーをつけると効果がわかって良いのだと思うのですが、ちょっと面倒だったので、以前 Duelund社のCAST PIO Cu (銅箔・オイル/蝋紙)(こちら)から CAST PIO Cu/Ag(銅・銀箔・オイル/蝋紙)換えたとき(こちら)に違いも聴けたからいいや…とバイパスコンデンサーも一緒に取り付け。
まだ、エージング中ですが、音は我が家のシステムが今のところ最も好ましく鳴ってくれているかと思っています。しょっぱなから音が良いとエージング後はもしかすると好みから外れるか?という懸念もあるのですが、現時点では良い方向に進んでおり、家で音楽を聴くのがとても楽しい状況です。たまたま妻が義理の両親の様子見に帰省していることもあって、ついつい音量を上げすぎてクリップし、あわててボリュームを下げるということもたびたびありました。回路設計にもよるのでしょうが、我が家のパワーアンプはこのカップリング・コンデンサーでこれだけ音が変わるのにはちょっと驚きです。
ま、これが趣味なのでそのうちに気になることも色々と出てくるとは思いますが…
https://www.partsconnexion.com/
https://www.hificollective.co.uk/
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