2021年2月20日土曜日

Hainger Topolino Monitor Speakers

 



引越しを控え、もう15年近く使ってきたスピーカー(こちら)を売ることに決めました。あまり知られていスピーカーなので売れるかな?と思いましたが、意外とすんなりと買い手がついたので、ダビッドさんにお願いして1組お借りしています。Topolino (イタリア語で子ネズミ)という名前の小型モニタースピーカー(こちら)です。 凄いいい音でビックリ。もっと早くスピーカーを買い替える出来であったと後悔せんばん。音はクリアーで音源の音質の違い・オーディオでどこかを替えたらその音の違いなど驚くほどはっきりと聞こえます。しかし、全体的な音質はとても有機的で自然。聴き疲れもしないし、音質の良く無い音源でも音楽的にはそれなりに楽しく聞く事ができます。特質すべきは低音再生、こんな小さなスピーカーから出てくるとは信じがたい豊かな低音で生演奏を彷彿される重心の低い音。驚きです。 能率は84db/m/wなのですが、300Bシングルアンプ(こちら)でも十分にドライブでき、相性も悪く無いのでこれまた驚き。ダビッドさん曰く、位相をきちんと揃えて、インビーダンスカーブをできるだけフラット(この場合は8オーム)にする事が良い結果を生むのだそうです。

我が家では上の写真のようにイスに乗せて使っています。このスピーカーはちゃんとしたスタンドにのせるとすごくよくなるとのこと、一度聞いてみたいです。

2021年2月6日土曜日

ハンダの音質テスト  追記: 2月18日 


一週間ほど前に、音響エンジニアで友人でもあるダビッドさん (こちら)から『前に話した、ハンダの音質テストの準備ができたからお願いしたいのだけど…。』との電話。そういえばウィーンを離れることが決まる前に約束した記憶。引越し準備でせわしいからどうかなと思ったのですが、自分以外の何人かに試してもらってより良い結果を出したいから是非とのことで了解し、上の写真のようなライン・ケーブルを5組受け取ってきて、試聴しました。

これらのケーブル、ごく普通のピンプラグの導体部分に、ホームセンターで買ったという細い純銅単線をハンダ付けしたとてもシンプルなもの。これに番号がつけてあるだけ。彼はこれを2ヶ月ほど前に作り、ずっとエージングしていたとのこと。ダビッドさんの経験ではハンダ付けした後、音の変化が止まるのにはそのくらいかかるのだそうです。そう言えばこんなこと前にもアメリカのオーディオ・エンジニアから聞いたおぼえがあります。

まず驚いたのは、こんな簡単なケーブルでも結構良い音がするということ。今までケーブルに行ってきた投資を考えるとちょっと複雑な気持ち…。 気をとりなおしてメモを取りながら二組目を試聴。そこで驚いたことは、ハンダによってハッキリと聴き分けられる音質の違いがあり、それが結構大きいということ。こんなにオーディオ・システムに投資してきたのにたかがハンダで出る音がこのように変わる、という事にまたショックを受けました。しかし、システムが良くなったからハンダの違いが聴き分けられるんだ、と再度気を取り直して残りの3組の試聴を終えました。

試聴結果とそれぞれのケーブルの印象をまとめてダビッドさんにメールを送ると、彼の結果もほぼ同等で、ケーブルの印象も似たり寄ったりとのこと、ここでまた驚きました。僕の次にノベルトさん(こちら)が試聴することになっているから、それぞれにどのハンダが使われているかはそれからね、ということで、僕が気に入ったハンダが何だったかはまだわかりません。早く知りたい!

<追記>

今回視聴した3人がそれぞれ最も好ましいと思ったハンダは以下の3種でした:

Cardas Quad Eutectic Solder :  http://www.cardas.com/solder.php

Mundorf Supreme Solder  :   https://www.mundorf.com/audio/en/shop/Solders/MSolder_Supreme_SG/

Kestler (Sn63/Pb37) : https://www.mouser.at/ProductDetail/533-24-6337-8801/ 

僕は、Cardas とMundorf 両方とも1位で甲乙つけ難しという感じでしたが、Mundorfの方がオーケストラの弦楽器がより自然な音かなという感じでした。