ここ一月半ほど、QOBUZ(コーバズ)のロスレス・高品位・オンライン・オンディマンド・ミュージック・ストリーミング・サービスを試しています。色々と聴いてみて僕なりの評価も出来て来たのでブログで紹介する事にしました。
qobuzは、2008年にフランスで設立されたハイレゾ音源ダウンロードサイトでオーディオウェブマガジンもやっている会社です。2013年の終わり頃から、ヨーロッパ9カ国で「QOBUZ HiFi」と銘打った高品位ミュージック・ストーリーミング・サービスを開始しました。True CD quality (FLAC 16-Bit/44.1kHz)ストリーミングとの売り文句。ストリーミングはSpotifyだけでいいやと思っていたのですが、音楽好きで、タンノイのKensington GRをつかっているオーディオファイルの同僚がとてもいいというので試してみることにしました。
まず申し込み。同社のストリーミングサービスは4段階あり、MP3/AAC相当
(320kbps)の「Basic」 (月4.99ユーロ)と 「Premium」(月9.99ユーロ)。この違いはBasicがパソコンでリアルタイム・ストーリーミングしか使えないのに対して「Premium」はiDeviceやSonos等のネットワーク・プレーヤーで使えオフラインでも使えるということ。「Premium」にFLAC 16 bit /44.1KHz ストーリーミングが加わったのが 「Qobuz HiFi」(月19.99 ユーロ)とクラシックだけ聞ける「Qobuz HiFi Classical」(月14.99ユーロ)があります。 年間契約(年間一括払い)にすると2ヶ月分が無料(十ヶ月分の値段で一年間使えリ)。僕はとりあえず、月極の「Qobuz HiFi」に申し込みました。
まずは、我が家のメインシステムで試聴です。PCオーティオはMacMiniとWeiss DAC2。Qobuz のストリーミングサービスをパソコンで聞くには、ウェブ・ブラウザーでQobuz Player のサイトを通して聞くやり方とQobuz Playerのアプリをダウンロードしてそのアプリで聞くという二通りの方法があります。
Qobuz Player のサイトに行ってみます。早速、音楽を選び、まず最初に聴いてみたのはLorde の「Pure Heroine」。音があまり良くありません。Spotify で聴いていたのと変わらない。あれ?
Qobuz Playerのサイト(player.qobuz.com)
表示が16-Bit/44.1kHzでなくMP3となっています。
環境設定を見るとちゃんとFLAC 16 bit /44.1KHz となっているのに...。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIWFJAF5D57cqewdD6QpXzg74etb1seSLwlIzqBDJecX7FQK1saeWyfEBge1aglXn_feBFvddZojRj88KpRf9eH8hAX7p-o6kZnB1KQW5ssR5hq7JxLH4RK8DFd-QnCqzGW3l3uLdet3rS/s1600/qobuz+set+up.tiff) |
Qobuz Playerの環境設定スクリーン |
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEghKfojJG0TpfZRhKh1LGrkcGwrwSU_RFSNqXEPledR7N2E_TmSQhp6kzwfhB6gR_-lAANJJx6SHr56JlFg3_kNoBOkI2ryO0nMKfqZ8yY6YFavyU3f28Oc9kkKc_Vref-zbyZfrIUypS3W/s1600/qobuz+music+playback+preference.tiff) |
環境設定スクリーンの音楽再生の設定項目 |
で調べてみると、FLAC 16 bit /44.1KHz ストーリーミングはQobuz Desktopのアプリを使ってのみ可能であるとのこと。早速、ダウンロードしてインストール。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUKvjbhiUb8kTpsJFMyeUi4eD-_6O0MflwZ9NGBO6mQWZokxgCw5eCnIhMTtNyBR8EkeGRhTiGWaFOCqIc1ci6F_DhRXjcFQtvakR5Fo0w5cIT7dNVNUEttB5tQKJuoybQ2Z7NPHUhHgNc/s1600/qobuz+player+icon.jpeg) |
Qobuz Desktop アプリのアイコン |
おお、Spotifyとは全く次元の異なる音!情報量が全く異なり、部屋一杯に音場が広がった感じです。
夜も更けてきたので、続きは次回に。数日中にアップする予定です。