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2020年11月22日日曜日

Esbjorn Svensson Trio (E.S.T. ) ・エスビョルン・スヴェンソン・トリオ 初期の代表作3枚の初アナログ盤化 (追記あり11/23)

 

今朝のウィーンは晴天ですが気温は−3度。16時すぎには日も沈み、もう冬の気候になりました。 先週の火曜日からロックダウンが更に強化され、多くの商店が扉を閉じています。

最近凝ってよく聴いているエスビョルン・スヴェンソン・トリオ(E.S.T.)。初期の代表作3枚が初めてアナログ盤で発売されるよと、よく行く街のレコード屋のマスターに教えてもらい、予約をしていたLPが運よくロックダウンの前に届いたので、明日から店が閉まるという時に行ってピックアップしました。

アナログ盤用にリマスターしたというこれらのアルバム。想像していた以上に良い音で、まるで目の前で演奏が行われているかのようです。それぞれのアルバムは2枚組で余裕をもってカットされていることも高音質につながっているのでしょうが、やはりリマスターが効いていると思います。優秀音質盤の多いACTレーベルですが、良い意味で期待を裏切られました。音楽的にも素晴らしの一言。おすすめです。

購入したのは以下の3枚:

『Esbjörn Svensson Trio Plays Monk 』

『Winter In Venice』

『Good Morning Susie Soho』

リーダーのエスビョルン・スヴェンソンは、スキューバ・ダイビングの事故で2008年に亡くなっており、もし今も健在だったらすごいジャズ・ピアニストになっていただろうと思います。

日本のアマゾンではまだ発売されていないようですが、まだドイツのアマゾンから買えます。

こちら:https://www.amazon.de/s?k=E.S.T.&ref=nb_sb_noss_2


2020年6月13日土曜日

最近購入したお勧めアルバム

ロックダウン期間の在宅勤務では、仕事をしながらSONOSで色んな音楽をBGMとして流して聴いていました。そのなかで、何か引っかかったレコーディングは、メインのシステムでストリーミングで聴いて、特に良くてアルバムを購入したのが以下の3枚:



まずは、ファビオ・ビオンディによる、パガニーニのバイオリンとギターのソナタ。ギターはGiangiocomo Pinardi。演奏も音質も最高です。スペインのGlossaMusicというインディペンデント・レーベルから出されたアルバム。このレーベルは要注目です。





2枚目が、アリソン・クラウスの「Hundred Miles Or More: A Collection CD」、クラウスが主にソロで他のアーティストとのコラボレーションや映画のために歌った曲に5曲の未発表曲を加えたアルバム。単なるベストアルバムとは言い切れない完成度が高くまとまりのあるアルバム。オーディオマニアも大満足の最高の音質です。妻も娘も気に入った一枚。




最後がイタリア出身の女性ジャズ・ヴォーカリスト=ロバータ・ガンバリーニ。
「エラ、サラ、カーメンの系譜を継ぐ 」と賞賛されるだけのことはあって、奇をてらわず、王道を行くジャズ・ボーカルアルバムです。こちらも、とても良い音質です。




2020年5月26日火曜日

COVID-19 ウィーンの近況 (5月26日)ー 久々のレコード漁り・


ウィーンは、去る週末から天候が変わり、15度前後で雨模様に日々が続いています。 先週の水曜日(5月20日)に半日休暇を頂いて、本当に久しぶりに、これまた特に暫くご無沙汰していた、知り合いのレコード屋に行ってきました。クラシックの部屋はダンボール箱がうずたかく積まれており『…気をつけて入ってくれるんだったら良いよ…』なんていわれたのだけど、断念。コロナでロックダウンになる前に大量に仕入れたのだそうです。で、主にジャズをチェックした収穫が上の写真。僕にとっては割りと当たりでした。お店にはひっきりなしにお客さんが訪れており活気がありました。子育ての為にITの仕事を脱サラしてレコード屋になったと言う好青年のオーナー、ニックの人柄によるところも多いのでしょう。しかし、奥さんが勤めているから生活には困らないけど、お店の勘定はとても苦しいとの事。ローカル・ビジネスのサポートするぞと、僕としては結構買った方だったので、とても喜んでくれてだいぶまけてもらいました。

ソーシャル・ディスタンシングでエレベーターは4人まで!

先週の月曜日(5月18日)から段階的な職場復帰が始まり、第一陣が全体の2割の職員がオフィスで仕事。僕もその一陣の一人。職場の大きなコンプレックスはガラガラ。ソーシャル・ディスタンシング制限で、会議は参加者全員がオフィスにいてもオンライン・ビデオ...。何のためにオフィスに出てきたのか? これだと、通勤時間が省けるだけ、在宅勤務がより効率的ですよね~。上の写真のように、エレベーターは4人までしか乗れず、原則みんな角を向いていないといけない! 後ろに立ってしまうと何階に居るのかわからない!(日本のエレベータと違って、ここのは到着階をアナウンスしてれませんから…)僕は階段を使うことにしました。ロックダウン中の運動不足の解消に少しでも役に立てばと、10階のオフィスまで毎朝上がっています。ちなみに、ジムはまだ開いていません。

Stadt Park
上の写真は先々週末(5月17日)に撮ったもの。レコードのジャケットにもよく写真が載っている、黄金のヨハン・ストラウスの像がある、シュタッド・パーク。久しぶりに大勢のの人で賑わっていました。 

レストランも開いたので街には調理のにおいがうっすらと流れています。街はこんなに色んなにおいに溢れていたのかとしみじみと感じ入りました。我が家もなじみのお店に顔を出すようにしています。




2019年8月29日木曜日

最近良く聴いているレコード:ELO 「Time」(ハイレゾ盤)



先週末から、ウィーンは連日30度を越える暑さ。例年この時期は涼しくなってくる季節なのですがね。夏も終わりに近づき、仕事も忙しくなってきたので更新が滞ってしまいました。

懐かしいELOのこのアルバム、Qobuzでハイレゾ盤(24/96)が出ていたのを最近見つけたで、試しに聴いてみたら思いのほか音が良かったのでこのところよくかけています。

高校生の頃に「Out of The Blue」を聴いてELOのファンになり、暫くリアルタイムでフォローしていましたが、83年の「Secret Message」と 86年の「Balance of Power」にはとてもがっかりさせられた思い出があります。ELOというと、きらきらするシンセの装飾音がめだちkitschyなところが好きでした。

SFテーマのいわゆるコンセプトアルバムである「Time」は、「Out of The Blue」と並び僕が最も好きなELOのアルバムです。個人的には、ELOの音楽はこの「Time」がピークであると思っています。贔屓目かもしれませんが、今聴いても新鮮さを失っていません。

デジタルの時代になって、なぜかELOのCDは音が悪く、LPもプレスによって当たりはずれがより大きく、我が家のオーディオがよくなるにつれて、かけるたびにがっかりすることが多かったのですが、このハイレゾファイルは、僕の昔の思い出の中の音質を超えたかという印象です。






2019年7月25日木曜日

「木ですら涙を流すのです」Even A Tree Can Shed Tears: Japanese Folk & Rock 1969-1973

出典:Light In the Attic Records (http://lightintheattic.net/artist_press_images/)


今週のウィーンは最高が30度を超える夏の日が続いています。

もう一年半ほど前のことですが、NY タイムスの記事 ( https://nyti.ms/2iDzy2d ) を読んで買ったこの2枚組みレコード。主にアングラ・レコード・クラブ (通称: URC)などの日本のインディペンデント・レーベルから 1969~73年に出されたフォーク、ロックが収録されているこのコンピレーション・アルバムは自分にとってはとても新鮮でした。長い間、海外で生活していることもありますが、殆どの曲が初めて聞くものばかり。この時代、僕はちょうど小学校1年~5年生の頃なので、このレコードに収録されている曲になじみが無くても当然かという気もしますが、残念ながらその後も触れる機会がありませんでした。

僕も今までの60年近い人生の中、過ぎた年代の日本の映画・音楽といったいわゆるポップ・カルチャーに遭遇したのはいつも国外でした。黒澤明の「七人の侍」や小津安二郎「東京物語」を始めて観たのはアメリカで、80年代後半だった当時、黒澤/小津の映画監督としての経歴と彼らのフィルムグラフィーを含む映画について書かれた最も包括的な本はドナルド・リチー氏のものしか見当たりませんでした。そして、このアルバムです。灯台下暗しというか、自らの良いところが見えにくいというのは、日本だけのものではなく、アメリカでもとくに50~60年代のジャズに関しては、レコード・CDはあまり多く出ていなくて本も学術的な音楽学の専門書以外、一般の人がジャズを知るための本というのは殆ど無く、日本に帰国するたびに本やCDを買っていました。身近な物に価値を見出せないというのは、ある意味で人の文化・芸術・工芸に対する姿勢の本質的なところにあるものかもしれません。「青い鳥」や「オズの魔法使い」もそのようなテーマでしたね。

さて、このアルバムには以下の曲が収録されています:

遠藤賢司「カレーライス」
山平和彦 & ザ・シャーマン「そっと2人で」
金延幸子「あなたから遠くへ」
古井戸「ろくでなし」
加藤和彦「アーサー博士の人力飛行機」
はっぴいえんど「夏なんです」
西岡たかし「満員の木」
南正人「夜をくぐり抜けるまで」
浅川マキ「こんな風に過ぎて行くのなら」
布谷 文夫「水たまり」
細野晴臣「僕は一寸」
吉田拓郎「蒼い夏」
赤い鳥「竹田の子守唄」
愚「マリアンヌ」
斉藤哲夫「われわれは」
ジプシーブラッド「過ぎし日を見つめて」
はちみつぱい「塀の上で」
加川 良「ゼニの効用力について」
ディランII「男らしいってわかるかい」

立派な小冊子がついており、それには解説、それぞれの歌手・バンドの紹介、そして日本語の歌詞と英語での対訳が含まれています。日本という異文化と歴史的時代背景が異なるコンテクストで書かれた示唆に富む歌詞がそのソウルを失わずにとても巧みに英訳されていると思いました。

Even A Tree Can Shed Tearsは、一昔前の失われた名盤・珍盤・迷盤を発掘し正式にライセンスを取ったリイシューとして世に出しているアメリカ、シアトルのインディペンデント・レーベル、Light In The Atticが日本の過去の名作を復刻するシリーズ「Japan Archival Series」発足の第一作目。コンピレーション・プロデュースは Jake Orrall (DJ)、Yosuke Kitazawa (北澤洋祐) 同社Reissue Producer 兼フリーランス・ライター/編集者、 Matt Sullivan 同社創立者・共同経営者、そしてPatrick McCarthy, 同社 Project Manager and Reissue Producer(敬称略)とクレジットされています。ジャケットはイラストレーターの北澤平祐(きたざわへいすけ)氏、上述の北澤洋祐氏のお兄様だそうです。

ちなみに、前述のNYTimesに記事によると、このアルバムを出すにあったって一番大変だったのは、『こんなのがいまさら海外で売れるのか?』という懐疑心から版権を持つ日本のレーベルがライセンスすることを渋ったということだったらしいです。残念というかなんと言うか...。

第一作目に売れ行き・評判が良かったと思われ、同社からは次々と70~80年代の日本のポピュラー・ミュージックのコンピレーション・再発盤が発売されています。(海外在住の邦人を含む)海外の若者達によって、集められ、再び世に出され、紹介されている、これらの音楽を、まだ聴いたことが無い日本の若者から我々の年代の中年層までの方々に是非聞いていただき再発見して欲しいと思います。忘れられた宝物です。




関連リンク

Discogs Blog ”Your Guide To Japanese Music, By Light In The Attic’s Yosuke Kitazawa” 
https://blog.discogs.com/en/your-guide-to-japanese-music-by-light-in-the-attics-yosuke-kitazawa/

細野晴臣インタビュー:http://www.vinylmeplease.com/magazine/interview-haroumi-hosono-brian-wilson-japan/  

2019年3月8日金曜日

スピーカーの試聴ーその1 Duevel 社のBella Luna Diamante



話は前後しますが、前月ちょっと考えるところがあって、スピーカーを2種、試聴してきました。

一つは、ドイツDuevel 社のBella Luna Diamante  (日本の代理店はこちら)。オーディオ・マニアでない音楽愛好家の友人がこの下位機種であるVenusを購入しとても良いと喜んでいたので、300B   シングル・アンプでも鳴らせそうな能率が91dbのこの機種を聴いてみたいと思っていましたが、やっと重い腰が上がってそれが実現。2月13日のことです。

『拡がりはあるが焦点が曖昧』というのが聴くまでの先入観でしたが、最初のCD(下の写真)を聴いてびっくり!

アマゾンより引用:https://amzn.to/2H1LV3e

ポッジャーがスピーカーの間に立って演奏している音像が、部屋のどこから聴いてもその位置が変わりません。まるで、ライブでバイオリン・ソロを聴いているような感じです。

日本の代理店のページには『360 度のどの方向から聞いても(中略)1点に音像が浮き上がったパワフルで浸透性の高い、そして長時間聴き続けても疲れないサウンド...』との能書きがありましたが、正にそのような感じでした。交響曲、ロック、ジャズなどレコーディングでは図太くマッシブな低域を聴かせてくれました。

ショップで一時間以上試聴させてもらいました。音場の拡がりや奥行きはやはり、指向性のあるスピーカーのスィートスポットで聴く方がよいかな?とも思いましたが、リビングで家族や音楽好きの客人とレコードを聴くには最適で魅力的なスピーカーです。

趣味としてのオーディオに愛想がつきてマニアを辞めるときはこれしかないかな?でも、 オーディオがうまく鳴らない事があるたびに『もう、こんな趣味はやめよう?』と繰り返し思い続けて35年以上経ちましたから、いまさら、そんなことはありませんかね。

ちなみに、上の写真のレイチェル・ポッジャー(Rachel Podget)のCDは僕のお気に入りのバッバ無伴奏のレコードの一つです。


2018年7月30日月曜日

オーディオ仲間のノベルトさん宅訪問

Haigner Gamma Horn、リスニングポジションで音が大きく変わるため、クロスオーバーのチューニングが困難で3本製造販売したのち、基本的に今は作っていないとの事。
先週の金曜日(7月27日)は、とても久しぶりにウィーンの数少ないオーディオで知り合った友人のノベルトさんのお宅に伺いました。仕事の後、駅で落ち合って、一緒にウィーン郊外のバーデンまで。奥様が準備してくださっていた軽い夕食を頂いた後、アナログを中心に色々と聴かせて頂きました。 

ノベルトさんのシステムは、製品構想の段階で一号機を注文し、自ら開発に携わったというHaigner社(http://www.haigner.com/)のGamma Horn を中心に組まれています。 Haigner社 は 音響エンジニアでウィーン市役所、市立コンサートホール、アルベルティーナ美術館などのPAシステムの構築・導入の実績を持つ、David Haigner氏が創立したウィーンにあるオーディオ・ファイルと録音スタジオ向けスピーカー・メーカーです。

前も書きましたが(こちら)このスピーカーは本当に立体的でリアルな音場・音像をかもし出します。今回気がついたのは、演奏家たち、楽器、ボーカルの位置感はレコーディングにあくまでも忠実。したがって元のレコーディングの録音・ミキシングなどに問題があるとその難点がハッキリと判ります。

スピーカー以外はすべて機材が一新されていましたが詳細は長くなるので省きます。

僕が持っていったLPでとても良くなってくれたのがこれ:

Lilian Terry Meets Tommy Flanagan ‎– A Dream Comes True /  Soul Note ‎– SN 1047

暫く前にこちらの中古レコード店で何も知らずに、Tommy Flannaganがピアノだからと買って、歌と音のよさにびっくりしたLP。ノベルトさんのリスニング・ルームではまるで目の前で等身大のLilian Terryが歌っているように聴こえました。彼曰く、このレーベルには良い音のレコードが多いとの事。

アマゾンより引用 https://amzn.to/2OqjU5A
もっていった、デジタル音源でとくによかったのはこれ、安次嶺 悟  「To Sing from Memory」( http://waonrecords.jp/waoncd3030.html) ノベルトさんはPC/ネットワークオーディオはまだ始めていなく、ドイツの定年退職したエンジニアが趣味と実益を兼ねて改造して販売しているマランツCD 67SEをデジタル再生に使っています。このCDプレヤー、中身は既製品からは殆どすべて一新されているようですが、凄く音がよくて、こんなのがあればPCオーディオ、ひいてはハイレゾなんていらないよな~という感じ。しかもリーズナブルな値段なので全くもっていやになってしまいました。なぜCDの最盛期にこんな機器がメーカーから出てこなかったのであろうか?と不思議でたまりません。で、ノベルトさん宅できいた上の写真のCDの音が又凄かったのです。リスニング・ルームが録音に使用されたホールに変わってしまったかと思うように、部屋中が音楽に溢れ体が包み込まれるかんじ。こんなことはライブ以外では初めて。

ノベルトさんもこのCDを気に入った様子でした。家に帰ってからもう一度、聴いたのですが、あんな音は出ません。ということは、このCDには凄い音が刻まれているのだけど、それを取り出せるかどうかはシステム次第ということなのでしょう。ちょっと、ショックでした。ペア・マイクでの録音との事ですが、楽器間のバランスも絶妙。音質だけでなく演奏も素晴らしいのでお薦めです。

ここまで素晴らしく鳴らされているシステムは類稀だと思いますし、ノベルトさんのうちに行くといつも謙虚な気持ちにさせられます。聴き始めはいつも家のシステムは足元にも及ばないという気持ちで落ち込むのですが、しばらくすると、どうしたらよく出来るか?という動機付けになってきます。帰りのバスの中では、どうしたらあんな音に近づけられるだろうと頭の中が一杯でした。






2018年5月29日火曜日

タカーチ弦楽四重奏団の ドヴォルザーク ・Dovark played by Takács Quartet

前回のブログに書いたTakács Quartet(タカーチ弦楽四重奏団)のお薦めCD:

現行の日本盤


オリジナル(1991年)
ベートーベン弦楽四重奏曲全集に関しては前回も触れましたが、お気に入りをもう一枚紹介します。もう十数年前のことになりますが、 ドヴォルザーク の弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調、Op.96「アメリカ」にはまってCDを買い集めたことがありました。そのときは、アマデウス弦楽四重奏団の後期の録音かジュリアード弦楽四重奏団が好ましいと結論を出して熱がさめたのですが、その数年後にFMラジオで偶然聴いたタカーチ弦楽四重奏団の演奏にノックアウトされてしまいました(上の写真の下のCD)。当該CDは既に絶版で、暫く探してやっと入手したという思い出があります。彼らの演奏はシンフォニックな分厚い響きとダイナミズムで弦楽四重奏曲のイメージを覆すのもでした。それは、メンバーが変わってもずっと引き継がれているようで、後のベートーベン弦楽四重奏曲全集を聴いても随所に感じられますし、先日のコンサートでも、とくにメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6番(Op.80)でそれが顕著に感じられました。

オリジナル版CDは絶版で中古で探すしかないですが、僕としてはこちらのほうがお薦めです。収録されているバガテルOp.47と弦楽四重奏曲第14番(Op.105)がOp.96に勝るとも劣らす素晴らしい演奏だと思うからです。

アマゾンを検索すると上述のCDの多くは絶版。残念です。





2017年6月23日金曜日

Audirvana+ を3.0にアップグレードしました!



熱波到来で今週のウィーンは30度近い暑い日々が続いています。昨日は34度まで上がりました。

さて、先週末にAudirvana を2.6ⅹから3.0.6にアップグレードしました。3月にリリースされたのですが、メジャー・アップグレードの出始めはバグに悩まされることが多いので、暫く様子を見ていました。

Audirvana3.0ではオーディオ・エンジンがさらに最適化され、"... Sound Quality you had never dreamed a Mac could give"  / 「マックから出せると夢見ることすらなったほどの最高の音質」(拙訳)との謳い文句。今までの経験からするとメジャー・アップグレードの度に音が良くなっていく傾向があったので、それなりに期待をしていました。

新しいバージョンの目玉は、MQA(Master Quality Authenticated)のサポート。御存知かと思いますが、MQAは最近提唱さているオーディオ・ファイルのコーデック(ウィキペディア)で大雑把にいうと、より高い圧縮率でより大きなデータファイルを圧縮・伸張でき、しかも既存のファイルフォーマットに付け足す形で利用できるものなのだそうです。 (もう少し詳しい概要はこちら:http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/

MQAのデコーディングはハードでもソフトでもできる仕様になっており、MQA対応のハード使っている場合はハードで、そうでない場合はAudirvana3.0でデコーディングできるようになっています。  

アップグレードしてまず聴いたのがDiana Krall (ダイアナ・クラール)の最新アルバム「Turn Up the Quiet」。期待していた以上にはっきりと判る音質向上ににんまり。左右・上下の音場感がよくて、声・楽器の音色がよりリアルに聴こえます。週末に色々と聴いてみて感じたのは、変な言い方かもしれませんが再生に伸びしろのある、つまり再生システムが良くなればなるほど再生される音質も良くなるレコーディング(注)では音がかなり良くなり、そうでないものだと違いは少ないということでした。 我が家比でいうとアップグレードして音が良くなってよかったと思っています。アップグレードの値段以上の向上で僕としてはお薦めです。

(注)いい音で録られ、音楽情報がより多く入っているレコーディングということなのかもしれません。

僕はとくにクラールの歌・演奏が好きだという訳でなくどちらかと言うと、彼女のアルバムがなぜこんなに売れているのか判らないと思うことのほうが多かったのですが、この「Turn Up the Quiet」は、歌・演奏も僕の好みでかなり良い音の優秀録音アルバムに仕上がっており、音楽・オーディオ共に楽しめるお薦めの一枚です。ハイレゾのダウンロードもあります。こちらは、24/192よりも24/96が僕は好みかなと思いました。



2017年5月10日水曜日

Angela Hewitt (アンジェラ・ヒューイット) の お薦めCD

先々週、Angela Hewittのコンサートに行ったことを 書きました。僕はしばらく前からHewittのファンで、彼女のバッハのレコーディングが大好きです。彼女のスタイル/アプローチはどのようなものかと考えると「穏やか」、「おおらか」という言葉が浮かんできます。聴き手をやさしく包み込み、その心をなごまし癒すような落ち着きのある演奏だと思います。聴いた途端にインパクトを受けるものではありませんが、聴いているうちに彼女の世界に引き込まれ、静けさのなかに繰り広げられるドラマに魅惑されていきます。

彼女の属するハイペリオン・レコード(Hyperion Record)は、イギリスのクラシック専門のインディペンデント・レーベル。欧米のオーディオ・ファイルの間ではその音のよさでも知られています。Hewittは2000年代終わりから第2のバッハ録音サイクルを始めたようで、バッハのキーボードソナタの名曲の再録音が発売されています。このサイクルは、FAZIOLI(ファツイオリ)のピアノを使い、ベルリンのダーレム地区にある イエスキリスト教会(Jesus-Christus-Kirche Dahlem)で録音されていることが特徴です。この教会は音響の素晴らしさで知られており、ベルリン・フィルが歴代の指揮者のもと数多くのレコードを録音した場所としても有名です。特にカラヤンはこの教会で録音することを好んでいたようです。特にお薦めのレコーディングは以下の通り。


バッハ:6つのパルティータ
1997年発売のCDですが今でもしばしばかけて聴きます。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 (2008年、2度目の録音)
これもヒューイットらしさの漂う演奏です。彼女の第2のバッハ録音サイクルの最初のレコーディング。ハイレゾ版あり。



バッハ:ゴールドベルグ変奏曲 (2015年、2度目の録音)
前にこのブログで紹介した1999年の録音(こちら)も良いですが、こちらのほうがより全体的な流れに筋が通っているような気がします。ハイレゾ版あり。



ショパン:夜想曲集
2003年の録音。「夜想」という言葉がぴったり来る素晴らしい演奏で、夜にこのCDをかけると部屋が満ち足りた静けさに包まれます。買ってしばらくの間は毎晩のように聴いていました。





ハイレゾ版はハイペリオンのサイトからペイパル決済で直接購入でき す:http://www.hyperion-records.co.uk/a.asp?a=A542


今月末に東京でもリサイタルがあるようです:
https://fazioli.co.jp/news/2017/05/angela-hewitt-bach-odyssey.html

ベルリンのダーレム地区にあるイエスキリスト教会について(クラシック音楽録音の観点から書かれた記事): http://www.b-platte.com/contents/2013/11/14420029.php



2017年3月8日水曜日

Vinyl and Music Festival



3月5日 (日曜日)は、ウィーンVinyl &Music Festival に行ってきました。 場所は、ウィーン随一のビール会社のオッタークリンガー・ビール醸造所。ここでは歴史的建造物となった旧施設をコンサート・イベントととして貸し出しています。 このイベントはレコード市として3~4年ほど前に始まったのですが、楽器、オーディオ、コンサートと幅広い音楽関連のイベントして成長してきています。今回は過去最大な感じでした。

主に、ロック・ポップが中心であまり欲しいものもなく、あっても値段が高かったりして、あまり買わずに最後の出店にいったら、そこが結構当たりで、十数枚購入。下のレコードが壁に飾ってあって、購入。もしレアのを見つけたらとちょっと多めにお金を下ろしてきたのがいけなかった...。 でも、帰ってネットで調べたら結構お買い得な買い物で平均的な時価の半額以下だったです。

忙しくてまだ聴けていませんが聴くのが楽しみです。


オッタークリンガー・ビール醸造所の紹介(日本語):https://www.wien.info/ja/sightseeing/tours-guides/ottakring-brewery

Vinyl &Music Festival :http://www.vinyl-music.at/

2017年2月8日水曜日

最近よく聞いているアルバム - その三  「RECOMPOSED BY MAX RICHTER: VIVALDI FOUR SEASONS 」



去年~今年の年末年始は旅行せずウィーンですごしたのですが、その際に我々へのクリスマス・プレゼントと言うことでテレビを買い替え。今までのがあまりの旧型(37インチ、720p)だったので、一気に50インチ、4K、ウルトラHDなんてものにしたので、画質の違いに愕然 (当然ですけど...)、帰省していた娘たちと夜な夜な、テレビ・ウォッチングしてました。

そのときに観たのがネット・フリックスの「シェフのテーブル」シリーズ。そのイントロ(下の動画)で使われていたのがこの曲で、妻と二人,はまってしまいました。

ドイツ生まれでイギリス育ちの現代音楽作曲家Max Richiter(マックス・リヒター)がビバルディーの四季を作曲しなおした(recompose)という作品。演奏は ベルリン室内管弦楽団、ソリストはDaniel Hope(ダニエル・ホープ)、指揮は  André de Ridder(アンドレ・デ・リッダー)。

これを聴いて初めてRichiterに関して調べたのですが、ミニマリスト、ポスト・ミニマリストとして知られている作曲家との事。 こう書くと、この曲は『際物?』なんて思われるかもしれませんが、至極まとも。ジュリアーノ・カルミニョラ  や ファビオ・ビオンディを聴きなれた方には、むしろ「あっと驚く」斬新さにかけるかもしれませんが、現代のセンシビリティーで「四季」のエッセンスを昇華させたこの曲で、クラシック・ファンもそうでない人もヴィヴァルディを再発見出来ると思います。 録音も現代風で良好。聴いてみる価値はあると思いますよ。

尚、このアルバムには、「四季」とは別に、Richeterの「Shadows」電子音楽の曲(ムーグらしい)もはいています。小鳥のさえずりも録音されているので、「四季」と繋がる漢字はありますが、こちらはRichiterの本領発揮(?)の現代音楽です。


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2017年2月2日木曜日

最近よく聞いているアルバム - その二 Emeli Sandé の 「Long Live the Angels」





ザンビア出身と父親とイギリス人の母親を持つ、イギリスはスコットランド出身のシンガー・ソングライター、エミリー・サンデーのセカンド・アルバム 「Long Live the Angels (ロング・リヴ・ジ・エンジェルズ)」。

昨年の秋に次女を訪ねイギリスに行った際(こちら)、BBCテレビの歌番組で歌っているのを観て好きになったアーチスト。ファースト・アルバムよりこちらのほうが僕のお気に入りです。



メロウでソウルフルで聴かせる歌いっぷり。静けさがあって、ノリもあるアルバムです。曲も粒ぞろいで録音も優秀です。是非、聴いてみてください。





2017年1月11日水曜日

最近よく聞いているアルバム - その一 Lady Gaga の 「Joanne」

 

寒さが続いています。今朝のウィーンはマイナス12度!でも、快晴で風もなかったので週末ほどは寒く感じませんでした。

最近の僕のヘビーローテーション アルバム その一(三回の予定)。 Lady Gaga 4作目のアルバム「Joanne」です。冬休みに帰省していた次女が良くかけていて、いいなと思って聴き始めました。 2013年のアルバム「Art Pop」の評判が芳しくなかったことから、自己探求の旅にでていた様なことを最近のインタビュー記事で読んだ読みました。トニー・ベネットと一緒にスタンダードを歌ったアルバムをだしたり、前回のアカデミー賞授賞式でサウンド・オブ・ミュージックのメドレーを歌ったりしてる様子をみて、充電期間中なのかなと思っていました。

マネージャーやプロデューサかけて、心機一転してレコーディングに望んだという「Joanne」よい曲が詰まった素晴らしい出来のアルバムです。よい意味でアメリカン。
ストレートなロック、R&B、フォーク、カントリーの要素が大きく取り入れられて、Lady Gagaの新しいスタイルが産み出された印象です。クラブなどでかけるような踊れる曲は少数で、むしろ家でじっくりの聴き浸るような曲が多く入っています。歌詞も社会問題を扱った一部の曲を除いてよりパーソナルで私小説的なものが中心となっています。




このアルバムはより広い層の音楽ファンにアピールすると思われかつ現代的なアレンジにより今までのLady Gagaのファンにも納得できるであろう作品に仕上がっていると思います。次女も僕も今まで出たアルバムの中で一番良いねと意見が一致しました。ハイ・ティーンの若い層にも僕たちおじさん世代にも聴き応えのあるアルバムでお薦めです。 

Lady Gagaに対する既成概念をすてて新たな才能として聴いてみてください。

僕は、アナログ盤もオーダー済みです。



2016年12月6日火曜日

DISC SOX CD スリーブの22周年記念大セール

https://mmdesign.com/より引用

ウィーンはだいぶ寒くなって、今朝の通勤時は-5度でした。オーストリアの大統領選挙ではリベラル派候補のファン・デア・ベレン氏が極右のホーファー氏を破って当選。よかった。でも結果は53%対46%、同国人口の半分程度の人たちはネオ・ナチとのつながりが強いという極右・自由党に投票したという事は憂うことであると思います。(日経新聞の記事はこちら:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H0G_V01C16A2MM0000/

さて、しばらく前に紹介した、僕愛用のCDスリーブ、DiscSox Pro (こちら)。製造・販売もとのmmDesign社からメールがきて同社22周年記念で22%割引を12月15日までやっているとの事です。 チェックしてみてください。本拠地アメリカですが、海外発送もやっており、オーストリアには問題なく届きますので、日本も大丈夫だと思いますよ。

詳しくはこちら:https://mmdesign.com/

僕は同社のアフィリエイトでもなくなんの利害関係もありません。ただ気に入った商品が長く続いて欲しいと思っているだけです。念のため...

https://mmdesign.com/より引用

2016年11月19日土曜日

Amazing! Joey Alexander (ジョーイ・アレキサンダー)



インドネシア出身の神童ジャズ・ピアニスト、Joey Alexander  (ジョーイ・アレキサンダー)くん、13歳。Joey Alexander  (ジョーイ・アレキサンダー) 。10日ほど前にぼくのFacebookでも紹介したので、すでにご覧いただいているかもしれません。

彼はすでに2枚のアルバムを発表しています。この2枚のCDを彼のことを全く知らないで聴いたとしても、ジャズが好きな人の多くは久々に正統派のすごい若手が出てきたなと思うかと思います。ピアノの技巧のみならず卓越する音楽性を持ち備えていることが感じられるからです。それほどの桁外れな天賦の才能も持った音楽家だと思います。『…この歳でこれだけ弾けるのはすごい…』ではないのです。

上のビデオは彼が11歳の時の演奏だそうです。最近アップされたのが下のビデオ。多分、彼が12歳か13歳の時のもの。技術的にも音楽的にも大きな成長が聞けると思いますが何よりもすごいと思ったのは、リーダーとしてトリオのアンサンブルを先導する役割を見事に果たしていることです。このまま、行けるところまで登り詰めってくれることを願いつつ、ファンになって応援したいと思います。






2016年9月27日火曜日

ウィーンのレコード市 ー Internationale Vinyl und CD-Börse

先週の土曜日(9月24日)は、早起きしてイギリスの大学に進学する次女を空港に見送りにいってきました。イングランドの大学は新学年が10月から始まります。これで妻と僕は、エンプティー・ネスター。こうなってみると、なんかあっけない感じですね。まだ実感はわきませんけど…。

当日は素晴らしい秋晴れの天気だったので見送った後、妻は友人たちとテニスに行くと出かけ、じゃ、僕はレコード市があるからそれにいってくるね、とそれぞれ家を出ました。あまりにも気持ちのいい良い天気だったので、『こんな日にレコードのエサ箱を漁るのは…』と気が引けなかった訳でもないのですが、やはりマニアの性に勝てず会場へ。

この日に購入したレコードの一部。この写真のクラシックは一枚3か4ユーロ。このぐらいの値段だとついつい色々を買ってしまい、いつも妻には『…こんなにレコード増してどうするの…』と言われてしまいます。
特にこれはという掘り出し物には巡り合えませんでしたが、なぜか以下の日本盤のレコードを見つけて、大した値段ではなかったので購入。後の3枚はどう見ても日本からやってきたとしか思えなく、YMO以外は欧米のレコード店・市見るのは初めて(そんなにいろいろと回った訳ではないですけど…)なので、どういう経緯でウィーンにやってきたのか? 盤のコンディションは悪くなかったのですが、ジャケットはだいぶ年季が入ってました。


週末に早速、4枚、聴いてみました。サディック・ミカ・バンドの「黒船」はCDで初めて聴いたアルバムで、その時はあまりピンとこなかったのですが、LPで聴いてその名盤たる所以に納得。YMOはさすがにちょっと色褪せたかな? 近田春夫&ハルヲフォンの「電撃的東京」は、初めて聴きましたが、歌謡曲を、今でいうパワーホップ的にアレンジした小気味良いサウンドに脱帽、大学時代に良く聴いていた思い出多き山下達郎の「For You」、CDもLPも持っているのだけどついつい買ってしまった。しばらくぶりに聴くと、プレスの違いなのか、なんとなく持っているLPと違った印象。早速、聴き比べると、こちらの方が若干鮮度が高いような...。今までだとこういう時にはご意見番の次女に聴いてもらっていたのですけどね、冬休みに帰省してくれる時の楽しみにしましょう。「For You」はアナログ盤のほうがだんぜん良いですね。20年ほど前にCDを買ってワクワクしながらかけて出てきた音にがっくりきたことを思い出しました。 

2016年8月13日土曜日

シリル・エイメー&ディエゴ・フィゲレイド /Cyrille Aimée & Diego Figueiredo

今週のウィーンは秋のような気候です。日中の最高気温が20度前後、夕方から夜半にかけて急激に気温が下がり、昨日の帰宅時は13度、明け方には9度まで下がったようです。でも週末から来週にかけて徐々に暑くなり夏の気候に戻るとの予報。

下の2点は今回帰国した際に買ってきたレコード。こちらでは入手が難しかったり、値段が高かったりしたものです。


シリル・エイメーは、前にもちょっと書きましたが(こちら)、ニューヨークを拠点に活躍しているフランス出身のジャズシンガー。これらのレコードは、彼女にとっては第2作と第3作。「Smile」は彼女がブラジルに行った際に、当地のギタリスト、ディエゴ・フィゲレイドと録音したアルバム。彼女のプライベート・レーベルから出た作品。「Just the Two of Us」は、彼女の第3作目。日本のヴィーナスレコードからでた作品でNYでの録音。僕が買ったのはアナログ盤。アマゾンではプレミアムがついていますが、ディスク・ユニオンの新品のコーナーあったのを見つけて定価で購入。

ジャズ・スタンダードとラテンが中心の構成の「Smile」は、どちらかと言うとエラ・フィッツジェラルドとジョー・パスがPabloに残した一連の共演作 (例えば「Take Love Easy」 )を彷彿させる作品。オンデマンドCD-Rですが、音もなかなかのものです。 

「Just the Two of Us」は、スタンダードとラテンにポピュラーが加わった作品。前作に比べより、アイメーの個性が前に出てきている作品だと思います。アナログ盤とデジタル盤を直接同じものさしで比較することは出来ませんが、音質も悪くないと思います。

この2枚、甲乙つけがたいですが、特に「Just the Two of Us」はCDでもアナログ盤でも適当な値段で見つけたら買っておいても損はないか?と思います。