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2016年1月1日金曜日

フィレンツェ

明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。

ヴェッキオ橋にて
暮れの12月20日〜24日の間、家族で義妹一家を訪ねフィレンツェに行ってきました。今年は東京から義理の両親も訪れファミリー・リユニオンとなりました。そんな訳で観光よりも家族団欒が主となりましたが、市場に行って食材を仕入れ料理して、地元のワインを飲みながらみんなで会食、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。


古い劇場が今は映画館。家族揃ってスター・ウォーズを観ました!スクリーンの下にはステージ、その下にはオーケストラ・ピットがありました。


義妹宅近所のワイン屋さん(上)。ワイナリーから甕で運ばれたワインの量り売りが主。1リットル2〜6ユーロとお買い得。美味しいテーブルワインでした。



ウフィツィ美術館にも行ってきました。パリのテロの影響とかで今年は観光客がだいぶ減ったとのこと。並ばずに当日券で入館できました。それでも有名な絵画の前は人だかり。



フィレンツェの市場はいつ行っても活気に溢れ、面白いです。


トスカナ料理には欠かせない臓物類。

ウフィツィ美術館からアルノ川を望む

使用カメラ:ライカM9、レンズは主にSummilux 35mm F1.4ASPH とSummicron 50mm F2


追伸:
今回の旅行で、僕はレザージャケットを購入しました。ノッポで大柄な男性がほとんどなオーストリアに比べ、小柄な男性が多いイタリアでは体が小さい僕にもピッタリな服が買えるのです。買ったお店がとても良かったので紹介します。ピッディ宮殿の向かいにある「Anna」。昔ながらのクラッシーな店構えで、オーナーのアンナおばさんと息子さんそして数人の店員さんでやっているお店。フィレンツエでレザージャケット・コートを探したいという方にはお薦めです。レザージャケットの袖の長さ等の寸法直しも24時間以内にやってくれます。有名イタリア・ファッション・ブランド物に匹敵するかそれ以上にセンス・品質ともに良いものが納得いく価格で求められます。紳士用・婦人用ともに品揃えは豊富。店員さんがサイズ/好みを見立てて最も似合うものを探して持って来てくれる所もグー。押し付けがましくもありません。革のジャケット・コート以外にも革製小物、そしてブランド物のバッグ、セーター、Yシャツ、ネクタイ等がありました。セールだったのでネクタイも購入しました。ウェブサイトを見た限りだと良く言ってレトロな印象を受けるかもしれませんが、実際の品揃えは店構え同様にクラッシーでセンスの良い物がほとんどです。

「Anna」Piazza Pitti, 38//40/41/R, 50125 Firenze
   HP:http://www.annapitti.com/  


2015年12月1日火曜日

Leica M Type 262 発売!


http://jp.leica-camera.comより引用
11月19日に発売されたLeica M Type 262。シャッターは改良されより静かになったけど、ライブビューなし、動画録画機能無し。アナクロだけど、まさに、往年のライカファンの心をくすぐる新製品です。ライカ社もやっとファンのつぼを認識してくれたか、という感じですね。トップカバーにアルミを採用下との事で軽くなるのはウェルカムですが質感がどうなのか?シャッターはどのくらい静かなのか?早く触ってみたいです!

ライカカメラジャパンHP Type 262のページ:http://jp.leica-camera.com/フォトグラフィー/Mシステム/ライカM-Typ262

さすがにアマゾンでは売っていないだろうと思いましたがM-P Type 240がありました! 新品はとんでもないお値段。こんなのアマゾンで買う人いるのかな〜?




2015年11月29日日曜日

シンクタンクフォト アーバンアプローチ5 / thinkTANK Photo Urban Approach 5 (11/29 一部改訂)

http://joerivanderkloet.comというオランダの写真家のサイトでライカレンズのレビューを読んでいたら、そこにビリンガム・ハドレー・デジタルのレビューがあって、レンズ付きM型ライカと交換レンズ2本を持ち歩くのにちょうど良いと書かれており、またいつもの悪い癖でついつい欲しくなって検索していると、そういえば首里の実家から徒歩10分ぐらいの所に写真機材のお店があったな〜と思い出しまた検索して見つけたのが、「オリエンタル・ホビー。」 自ら写真用品を輸入し通販を行うネット・ショップ。サイトを見ていると色々と使えそうなグッズが沢山あり、もっと早く思い出しておけばよかったとちょっと後悔。ハドレー・デジタルもあって、値段もヨーロッパで買うのとそんなに変らず。通販が主体であるがオフィスでも商品販売しているとのこと。ウィーンにはビリンガムの代理店がないのでこれは帰省の際に見に行くしかないと思いながら、同店取り扱いの各種バッグをみているとシンクタンクもあって、またもや僕のアンテナに引っかかったのが「アーバンアプローチ5」と「アーバンアプローチ10」今年の3月に発表された新製品。 一昨日の午後、散歩をかねてオリエンタル・ホビーに行ってきました。

○ ○ ○

店長の小倉さん自らに商品を見せてもらい、見て、触って納得し購入。バッグはハドレー・デジタル、アーバンアプローチ5、アーバンアプローチ10と見て、どれもそれなりによくて迷いましたが一番欲しいと思っていたコンパクトなバッグのイメージに近かったアーバンアプローチ5に決定。


デジタル・ハドレーの横幅 220 × 奥行 135 × 高さ 225 mmという大きさ(外寸)に対し、アーバンアプローチ5は横幅 260 × 奥行 140 × 高さ 180 mm(外寸)。プロポーション(寸法の比率)は異なるものの、体積はほぼ同じ。バッグのデザインで想定された用途の違いでレイアウトが異なり、M型ライカ機材の収納力には大きな違いがあります。


前にも似たようなことを書きましたが(こちら)、Mライカのカメラやレンズは、マイクロフォーサーズの多くボディ、レンズと似たような大きさであり(でも断然ライカは重たい)、そのためだと思いますがミラーレスカメラ用にデザインされたというアーバンアプローチ5はM型ライカ用にも大きさはぴったり。外見上も僕が好きなカメラバッグ然としないデザイン。雨の日のためにレインカーバもついてきます。

M9+Summilux 35mm ASPH, Elmarit 21mm+view finder, Summilux 50mm with hood,Tele-Elmarit 90mm, Batteries, SDカードホルダー, MicroFiber cleaning clothを入れてもさらに8インチタブレット(iPadMini等)、メモ帳などが収納可能

昨日から実際に使っていますが良い感じです。唯一、気になる点がショルダー・ストラップが長めである事。これは、アメリカ製の多くのバッグに当てはまる事ですが、僕のように背の低い者(160cm)にとっては、作りの上でこれ以上短くならないところまで短くしてもちょっと長めで、たすきがけにしてちょうどいいぐらいです。

シンクタンクフォト アーバンアプローチ5は、ライカM型、マイクロフォーサーズをお使いのカメラマンにはお勧めのバッグ。ボディを2台持ち歩きたい、マイクロフォーサーズのプロ用レンズを使っている方、ボディを2台持ち歩きたい方、旅行等でカメラ以外の物も入れて持ち歩けるショルダーバッグをお探しの方は、アーバンアプローチ10をご覧になられる事をお勧めします。

オリエンタル・ホビーさんもおすすめです。ネットショップをチェックしてみてください。色々と面白いものがあります。バッグの他に僕は前から興味のあったGami Light(ガミライト)のディフューザーとfreehands(フリーハンズ)フォトグローブ (自分の分と妻へのお土産)も購入しました。

新たなバッグを買ってもFoggのカメラバッグは手放したくないし、ウィーンに戻ったら家人にバッグが増えた事をどう言い訳しようか悩んでいるところです...。

オリエンタル・ホビーHP:http://oriental-hobbies.com

thinkTank Photo HP (Urban Approach5のページ): thinkphoto.jp (Urban Approach 5)

thinkTank Photo HP (Urban Approach10の ページ): thinktankphoto.jp-Urban Approach 10

2015年11月11日水曜日

温暖化進む!? ウィーン

Leica M9/Elmarit 21mm

去る土曜日からウィーンは季節はずれの暖かさ。最高気温が17度以上、最低もせいぜい13度。
5年前、転職が決まってから妻と2人で下見に来たのがちょうど今頃の時期でした。そのときはとにかく寒くて二人でオーバーの襟を立てて暗いウィーンの街を歩いたこともまだ記憶に新しいことです。ここ2~3年の冬はとてもマイルドで寒くてもせいぜいマイナス7~8度程度。越してきた2010年12月のマイナス20度にはとても及びません。

11月なので日は短く5時ごろには真っ暗になってしまいますが、暖かく天気もよかったので、妻と2人でウィーン19区のワイン畑のある丘を散歩してきました。


Leica M9/Summilux ASPH 35mm
もともとワイナリーだった場所を改装して最近出来たレストラン(上の写真)で遅い昼食。

Leica M9/Summilux ASPH 35mm
レストランの前にあるこれもまた最近、修復・改装されたアパートには、ここにカール・ベームが住んでいたとの銘版がありました。


Leica M9/Summilux ASPH 35mm

2015年11月7日土曜日

Leica Summilux / ライカ ズミルクス 50mmF1.4 追記



先日、ライカのレンズを売りに出したことを書きました(こちら)。そこで最初期型、二期型云々とかきましたが、この分類は人によって多少意見が異なる場合があるので、誤解の無いように私なりの理解と分類を述べさせていただきます。

まず写真一番左が最初期モデル。1959年から1961年の間製造販売。どちらかと言うと珍しいものだけど、人気がそれほどでもないので、相場は比較的安い。写りは柔らかくクラシックな傾向。カタログの型番はSOOME。最短撮影距離は1m。フィルター径43mm。重量325g。

左から2番目が第2期モデル。1961年から1968年の間製造販売。新設計の光学系で外見は最初期型と変わらないが中身はまったくの別物。(描写に関しては下記の第3期モデルを参照)シルバークローム仕上げ。カタログ番号は発売当初SOOMEで11 113 となる。特注でブラック・クローム仕上げもあったようでこちらの型番は11 114。ちなみに第2期型の特注ブラック・クローム・バージョンのデザインは今年になった復刻され「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH. ブラッククローム」として発売されている。最短撮影距離は1m。フィルター径43mm。重量301g。

真ん中が第3期モデル。光学系は第2期モデルと同じ。1969年から1991年の間製造販売。ブラックのみで鏡筒ローレット加工が変更された。上記写真のように50と鏡筒に記されたのは後になってから。初期のものにはこのように記されていない。光学系が同じであるためこのモデルを第2期型のクロームモデルと同じモデルとして分類をする場合も多い。気が抜けるほど第2期モデルと同じ写り。このレンズはぼくが最初に入手したSummilux 50mmで、開放から今でも十分通用するほどシャープであるが、微妙にやさしさが加わる描写でボケも綺麗、これぞライカ・マジックであるというような気がして僕をSummilux 50mmの虜にしました。人物を撮るには最高なレンズのひとつだと思います。二人の娘たちの成長を記録するのに活躍しました。カタログ番号は初めは11 114でのちに11 113 となる。最短撮影距離は1m。フィルター径43mm。重量360g。

左から4番目が第4期モデル。レンズ構成は第2期モデルと同じだが描写は違うのでコーティングなどの変更・改善の結果によるものだと思う。1992年から2004年の間製造販売。鏡筒のデザインが大幅に変更され、フードは内蔵。発売当初はブラックのみであったが1999年からシルバーが発売された。最短撮影距離は0.7mに変更。30cmの違いはたいしたこと無いと思われるかもしれないが、至近距離で人物を撮る際に画像一杯に人物を入れられるかどうかの差につながるので、ポートレート撮影にはかなり有利な改善だと思う。写りはより現代的。特に発色が前のモデルに比べると色の彩度が高くなり、印象としては色が濃くなった感じ。コントラストもだいぶ高くなったような気がする。個人的には前述のライカ・マジックがなくなり普通の優秀なレンズの描写になったような気がして、あまり出番は無かった。カタログ番号は11 868 (ブラック)、 11 856(シルバー) 。最短撮影距離は0.7mに変更。フィルター径も46mmに変更。重量は、275g(ブラック)/380g(シルバー)。チタンカラーの限定品も発売されている。

右端が現行の第5期モデル。非球面レンズ、フローティングエレメント、特殊ガラス等を採用し技術的に最先端を行くものであったレンズ(いまもそうかもしれませんが...)。2004年から製造販売。色はブラックとシルバー。カタログ番号は11 874(ブラック)、 11 883(シルバー)。最短撮影距離は0.7m。フィルター径は46mm。重量は、335g(ブラック)/460g(シルバー)。上述した、昔ながらのブラック・クロームのデザインを周到したバージョンが2015年4月より発売された。写りは、発色、解像度など異次元のものだとでもいえる素晴らしさ。このように優秀な性能を持ちつつもガチガチなシャープさではなく綺麗なボケとライカ独特ともいえる優しさと味のある描写をする素晴らしいレンズ。35mm Summilux ASPH と並びライカ・マジック新世代を産み出せるレンズだと思います。M8を使い始めてから殆ど出番が無く(やや望遠になってしまうので)、当時M9はあまりにも高く買い換えるたくらみをする気すら起きなかったので、手放しましたが、今でもそれを後悔しています。 ライカ社HPズミルクス50mm商品案内はこちら


<参考文献・サイト>

中村真一著「新M型ライカのすべて」

http://www.kenrockwell.com/leica/50mm-f14.htm

https://www.cameraquest.com/mlenses.htm

http://www.overgaard.dk/leica_lens_compendium.html

http://www.l-camera-forum.com/leica-wiki.en/images/3/3a/Puts-2002-M-lenses.pdf

「ライカを買おう」http://leica.xxxxxxxx.jp/kaisetu_lens_m_50lens.htm

この記事を書くに際し上記サイトは、2015年10月29日~11月3日の間にアクセスしました。

2015年11月4日水曜日

ブリックファングデザイン見本市・Blickfang design fair

Leica M9/Elmarit 21mm

さる週末の土曜日(10月31日)オーストリア応用美術博物館MAK(デザイン博物館)で開かれている毎年恒例のブリックファング(Blickfang)と呼ばれるデザイン見本市に行ってきました。秋休みで帰省中の長女とひさしぶりに家族四人で出かけてきました。ヨーロッパ中から集まる主にインデペンデント・デザイナー達が自ら作った作品の展示即売会です。一部をのぞき毎年異なるデザイナー達が集まるので見て回るだけでも楽しいイベント。僕は何も買いませんでしたが、妻と娘達はそれぞれ気に入った物を買って帰りました。 今年は3Dプリンターを使った作品が特に目につきました。下の写真のようにプリンターを持ち込んで、「プリント」しながら販売しているブースもありました。


Mostlikely のブース (http://www.mostlikely.at/)

ブリック・ファングの説明(ウイーン市公式観光サイト、日本語です):https://www.wien.info/ja/lifestyle-scene/blickfang-design-fair

オーストリア応用美術博物館MAK(ウイーン市公式観光サイト、日本語):https://www.wien.info/ja/sightseeing/museums-exhibitions/top/mak

フリックファングHP:http://www.blickfang.com/

Mostlikely ウェブストアhttp://mostlikelyshop.com/

2015年10月31日土曜日

Leica M9 が やってきた (中古ですが...)


前に書いた、写真集とレンズの処分(こちらこちら)は、M9を入手する為のことでした。レンズと写真集のほかにもM8のボディー、コシナ・ヴォクトランダーのレンズ、若干のアクセサリーも下取りに出しました。ライカショップ(こちら)にもっていった際、お店にはM9の在庫が無く。M(Type 240) なら中古をさらに3割引するよ~(近々、M240の後継機が出るとの噂は本当なのか?)といわれたけど、それでもM9中古の相場価格より6割以上高かったので、M9の中古が入荷したら連絡をくれることで話がついた。なんにも連絡が無いので先日電話してみると一点入荷があったとのこと、早速、オフィスを早引けしてお店に行ってきました。仕事を早引けするほどの事かって? オーストリアではお店は早く閉まるので仕方の無いことなのです。しかも、休日は当然のこと土曜日も空けていないところが多く、ライカショップもご多分に漏れず、平日午前10時から午後6時まで、中古部門は土日、休日はお休み。隣りだけど別店舗になっている新品のセールス部門のみ土曜日半日営業なのであります。

心ワクワクで行ったのですが、現物を見てみてちょっとカッガリ、だいぶ使い込まれた個体でした。でも在庫はこれしか無いし、更にまけてくれると言ったので、購入することに(といっても、当方の持ち出しは処分した機器と写真集のみ)。ついでにElmarit 21mmF2.8もゲット。レンズの方は箱無しの新古品でした。ライカショップ経営者のピーター氏がライツカナダ(通称ELCAN)の在庫を最近すべてひきとってきたとのこと。こちらもだいぶ勉強してもらいました。ピーター氏曰く、ELCANは当時からライツ米軍向けの軍事用光学器機の製造も担当していたとのことで製造技術はドイツ本社に勝るとも劣らないものであったそうです。

ライカのレンズをフルフレームで使えるというのは良いですね。35mmを35mmの画角で使えるのはうれしいです。APS-HサイズのM8だと45mm相当でしたから...。写真を撮るのがまた楽しくなってきそうです。

尚、写真集の内の一冊はライカショップのオークションに出品することになっています。ご興味のある方は是非こちらをご覧下さい:http://www.westlichtauction.com/fileadmin/kataloge/photoauction13.pdf


ライカショップのHP:https://www.leicashop.com/

2015年10月24日土曜日

Leitz (Leica) Summilux/ライツ(ライカ)ズミルクス 50 1.4 最初期型と第2期型を売りに出した




先日、写真集を処分することにしたと書きましたが(こちら)それと一緒にレンズも2本売りに出しました。それが写真のライツ(ライカ) ズミルクス 50mm F1.4。前モデルとされるズマッリット50mm F1.5のレンズ構成を引き継いだと言われる最初期型(上の写真の手前)と 1966年頃から発売された、当時新設計の第2期型(上の後方)。外見はほとんど同じですが中味は全く別ものです。それぞれマッチング・フードとキャップ、UV フィルターつき。ちなみに、このレンズは特別仕様の薄くて表の枠に出っ張りの無いフィルターでないの(判りづらいかもしれませんが下の写真)フードを取り付けることが出来ません。あらかじめこのような設計したのか、後でつじつまを合わせたのか判りませんが、このような変わったところ(idiosyncracy)は、ライカファンの心をくすぐる物であるのは事実です。


特に第2期型の光学性能は非常に優秀だったようで、非球面・フローティング・エレメントの新ズミルクス50mmF1.4ASPHが2004年にでてくるまで、基本的には同じレンズ構成が引き継がれて行きました。勿論、コーティング等は進歩して変わってくるのでレンズの描写(特にカラー)は60年代のモデルと90年代モデルとではだいぶ違いがありました。

僕はズミルクス50mmがとても好きなレンズで一時期ASPHを含め5本の異なるバージョンを持っていたことがありますが、一番好きだったのが第2期型と第3期型でした(基本的には同じ物ですが第3期モデルはブラック・クロームです)。描写に関しては、僕が持っっていた個体での比較では第2期型と第3期型(70代生産)とではあっけないほど同じ描写でありました。もちろん、銀塩フィルムでの比較です。

左から年代順。
上の写真は2009年3月に撮影したもの。M8購入の為に一本下取りにだすことに決めたときの記念撮影。今手元にあるのは中央の第3期型のみとなってしまいました。

2013年9月24日火曜日

Kinesis modular belt-pouch system -M330

HPのURLが変更され今はwww.kgear.comとなっているので注意!

先日紹介した Foggのb-sharpの次に良く使っているのがKinesis Photo GearのE330というパウチ。10年ほど前に購入。大きさは17cm x 19.5cm x 9cm で220g(ストラップ含まず)。

Leica M8, Summilux ASPH 35mm, Voigtländer Super Wide Heliar 15mm 4.5 Aspherical II VM

買った頃は、ライカMやコンタックスG2のレンズつきボディと交換レンズ1本とストロボ、予備のフィルム等をいれてちょっとした外出にちょうど良い大きさであったので重宝していた。


いまは、Olympus OM-DにLumix G Vario 14-140mm F3.5-5.6(フードつき) とM.Zuiko 12mm F2.0(フードつき)とストロボ、予備のバッテリー等を入れちょっとした散歩・外出によく持ち歩いている。

このパウチには手提げ、同社ベルトへの取り付け金具、通常のベルト通し、肩掛けストラップ用の吊り具などがついており、様々な使用に対応できるようになっている。特筆すべきは同社ベルトへの取り付け金具とその仕組み。金具をとめている帯が切れない限り落ちることはなく、特に重い機材用に別途安全用にとめつける面ファスナー(マジック・テープ、ベルクロVelcro)のバンドが付属している。

Kinesis Photo Gearは、1995年代にアメリカ南西部のコロラド州でコマーシャル写真家で山岳愛好家でもあったRichard Stum氏が設立。自らのニーズを満たすため、取り外し、組み換え可能なモジュラー方式の写真用ベルト・パウチ・システムを考案・製作したのが始まり。当時はこの様なシステムは無かったらしい。

無骨なまでの頑丈さと機能・プロテクションを重視しつつも重量を抑え、動き易く・操作性に優れた同社のベルトシステムには米国を中心して特にアウトドア・フォトグラファーの根強い支持を得て堅実に業務を拡張し、2000年にユタ州に拠点を移し今に至っている。ネット・ベースのダイレクト・セールが中心で残念ならが取り扱いショップはごく僅か。僕は現物を見ないで買ったけど満足している。メールでの質問にも親切に手早く対応してくれる。

同社のベルトおよび複数のパウチを持っているがその中で最も良く使うのがこのM330パウチである。今も現行品のロングセラー。

Kinesis Photo Gear のHP: http://www.kgear.com/

2013年9月15日日曜日

Fogg Camera Bag - 一生モノのカメラバッグ



写真を趣味として嗜んでいると自然と増えてくるのがカメラバッグ。家人には揶揄されるが、そのつどの使用機材、撮影目的などで適当な鞄というこが決まってくるのでいくつも必要であるというのが僕の言い分。当然ながら新しい機材を買ったりすると大体新しい鞄が増える。ところが、この夏Olympus OM-Dシステムを導入した際は例外であった。いままでライカM用に使っていた鞄類がぴったりあうのである。OM-D用に特に出番が多いのがこのFoggのb-sharp。8年ほど前に主にライカM用に購入、出張などのお供も含めてあちらこちらへ持っていったバッグ。文字通り地球を何周かしている。

大きさは26cm x 15cm x 31cm、 990g。この鞄にOlympus OM-D,Lumix G Vario 14-140mm F3.5-5.6M.Zuiko 12mm F2.0M.Zuiko 75-150mm F4.8-6.7 II、M.Zuiko 45mm F1.8、ストロボ、予備のバッテリー、偏光フィルターなどがすべて収まるところは、マイクロフォーサーズの強みである。




Fogg社は1987年にNigel Fogg とbee berman夫妻がロンドンに設立。理想の旅行用カメラバッグを求めて自ら鞄を作り始めたというのが事の起こりらしい。最初の商品がロンドン・デザイン・センターのselection awardを受賞。のちにフランスに拠点を移すが、高品質天然素材を使った手作りにこだわり、創業以来一貫して家内制手工業の形態で作り出されている鞄。それゆえ生産量も少なく、それなりの値段なのでメジャーなブランドには成りえていないが世界中に根強いファンをもつ。


個々の鞄にはこのように手書きで商品名とシリアル番号が記されている。常に改良に励んでいるため、同じモデルでも細部のデザインバリエーションが多いことでも有名。


僕のb-sharpは初期のモデルで裏ポケットにはファスナーがついているが、最近のモデルはタブレットが入れられるように、オープンでとめ具のついた仕様になっている。この鞄、仕立てのよいツイードのジャケットのように見かけによらず頑丈で、かなりヘービ・ローテーションで使っているがくたびれたように見えないところもいい。別売りのアクセサリー用のパウチを取り付けられる拡張性もある。一生モノと呼ぶに値するものだと思う。

僕は12年前にニューヨークで初めてFoggのForteというカメラバッグを買った。その後e-flat, b-minor等も使ってみたが、今も手元にあって現役なのはそのForteとこのb-sharp そしてCelia III というバッグである。

Fogg Specialist Bags HP: http://www.foggspecialistbags.com/

日本代理店:http://www.clique2002.com/foog-20.html