オランダの大学に行っている娘が春休みで帰ってきました。2週間の休みの内、一週間はパリから来ている大学の友達の実家に遊びに行って、後半はウィーン。パリでデビッド・ボウイの回顧展 を見てきたといって、家ではボウイの音楽がスポティフィからヘビー・ロテーション。ボウイはそんなに聴いてこなかったけどいい感じ。
ふと、聞き覚えがあるリフが流れてくる。思わず、娘たちに、この曲なんていうの?『Starmanだよ』、何かの曲をサンプリングしているのかな?と後から思えばトンチンカンな質問。サンプリングがあたりまえの時代に育っている娘たちは疑問を抱くことも無く、すぐにネットで調べて 『うーん、わからない』、いつの曲? 『1972年』、おー、じゃサンプリングあるわけ無いか~。
娘たちはこのアルバム、The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars(邦題:ジギー・スターダスト)が気に入ったようで、繰り返し聴いている。また、「Starman」が流れてくる、このリフをどこで聞いたか思い出せない。よく聴いていた曲、気持ち悪い、何で思い出せないのだ? なぜか頭の中に 「日本」、「ドラマ」しばらくして 「太陽にほえろ」のキーワードが浮かんでくる。でも、「太陽にほえろ」のテーマ曲が思い出せない。 小学校のころあんなに楽しみにして毎週欠かさずに見ていたのに...。仕方が無いので、ネットで検索。
You Tubeで見つけてプレイすると、そばで聞き耳をたてていた娘たちが 『お父さん、すごーい、何で一発でわかるの?』 いや~、すぐにわかったわけでないんだけど...、褒められてうれしくもあれど、記憶力の衰えにショックをうけた、お父さんは複雑な心境でした。
あとでさらにネットで調べると太陽にほえろのテーマが「Starman」のギター・リフに似ているのは、当然ながら周知のことのようでした。
ちなみにパリでのデビッド・ボウイの回顧展、もともとは2013年にイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館で開催されたものの巡回展。長い歴史をもつ同博物館で開催された展示会の中で史上最もチケットが入手困難な展覧会だったらしいです。パリでは、フィルハーモニー・ド・パリで同コンサートホール開館記念のイベントとして行われているとのこと。クラシックのホールでボウイ展を開くというのは、さすがパリ、粋ですね。彼も、活動を始めてから半世紀以上たったいるのですね。
CDとアナログ盤(2012年限定版)の価格の違いには驚かされました:
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